これは某電気屋さんのエアコン工事の写真です。すでに倒産しています。銅管が剥き出しです。何が問題かと言うと銅管を剥き出しにすると空気に触れ配管の温度が非常に低いために結露が出ます。これは隠蔽配管をする場合は、絶対にやってはいけない工事です。これによって室内に漏水を起こしていました。
エアコンの配管を穴から通す際に保温材を傷めてしまったものと推測されます。 ドレンホースも途中から断熱材をしようしていました。室内を6mくらい配管を這わせていたので、最初から断熱ドレンホースを使用すれば何の問題もないはずなのに・・・・。 弊社で新しいエアコンに入れ替え工事をしたので今では全く問題は無くなりました。
こういう工事を天井裏でしたら、天井材が染みだらけになり大問題になります。エアコン工事には、部材の用途や知識も欠かせません。
これもいい例のひとつです。
これは、別の例です。「天吊りのエアコンクリーニングをした後に水漏れがするので見て欲しい。」と、連絡を受けました。確認すると予想通り。この写真を見られて問題点がお分かりになりますか? インシュロックで二箇所固定してありますが、その右側にフレアナットと呼ばれる六角形のナットがあります。それに保温材が巻かれていないため、結露が発生してポタポタと水が落ちていました。これの上の方でも保温材が切られて銅管がむき出しになっていました。お客様には、「これは弊社でも修理は可能だが、問題は取り付け工事店にあるので取り付けをした電気屋さんと呼んで責任を取らせたほうがいいです。」と、お伝えしました。
一見冷たいようですがこうしたほうが、この電気屋さんのためにはなります。クレームが上がらないと問題点がわかりません。問題があったことすらわかりません。 お客様には、箇条書きにしたメモをお渡しして業者がわかるように改善策を明記しました。 お客様は、「この業者を信用してキッチンもリビングも取り付け依頼したのに・・・。価格もかなり払ったのに・・。」と、失望しておっしゃっていました。 この失敗を教訓にして次に生かして欲しいと切望します。
「失敗は、成功の元」 弊社を恨むのも自由、反省して今後に生かすのも自由。これからも喜んで矢面に立とうと思います。
こういう業者が石垣島にいてもいいのでは?