最近エアコンクリーニングをして撮った写真です。この写真をみて何か気づかれますか? 銅線が全て剥き出しです。これは、電気工事の実技試験では「欠陥工事」とみなされ不合格になります。 勿論、エアコン工事は、電気工事の資格を取る際は実技としてありません。 しかしながら、「銅線をむき出しにせず、きちんと差し込む」ということが基本です。驚いたことに、この工事は石垣島では名の通ったマンションや一戸建ての工事を請け負っている電気工事事業者が取り付け工事を行っています。石垣島は、世帯数21,000で、いろいろ繋がりがあるので、どこの業者が施工したか簡単に調べがつきます。こういう工事をしてどういう弊害があるか考えていないからできることだと思います。ダイキンエアコンを除いてほとんどのメーカーが1,2番線に100Vや200Vが流れています。色で言うと黒と白の線です。白と赤の線には、直流電流が流れていて室内機と室外機のやり取りを行っています。 ヤモリがこの1-2番線に手を付いたら一瞬で水分の多い「ヤモリ」の体内に100Vや200Vの電流が流れ「ご愁傷様」になります。 同時に基盤も「ご愁傷様」になります。 基盤が故障した場合、エアコンの持ち主が基盤修理代を負担します。おかしなことだと思われませんか?? 元々取り付け時の工事が問題のことも有り得ますから。(基盤の故障のすべてこれが原因ではありませんので予めご了承下さい。ご自宅の室内機の端子盤を事前に確認されることをお勧めします。) 。私の記事を批判と取る人は取ればいいと思います。こういうことが実際にあることをお客様に知っていただかないと、損をするのはお客様だからです。 自分が恥じない作業をし、お客様により知識を持っていただき、見る目を養っていただきたいと思っております。 それがこのホームページの目的だからです。
P.S.
この端子盤のVA線は、わたしが抜いたのではなくすでにこの状態でありました。これ以外にもたくさん自分自身の目で見てきています。工事する業者がこのホームページをみてこういう工事をやめて欲しいです。何も特別のことを要求しているのではなく、やってはいけないことを再認識して欲しいだけです。