***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

観るべしっ@真珠の耳飾りの少女

2012-07-06 22:58:21 | その他

 

 

 

RIJFはスパッと諦めました。

吉井さんが出るなら、まだ粘ったでしょうけど。

 

 

という本日はお休み。


上野は東京都美術館のリニューアル記念で開催されている

マウリッツハイス美術館展へ行ってまいりました。

 

お目当ては、かの有名なフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』

 

そう、これですね。

 

東京都美術館に着いたのは午後3時過ぎ。

入場待ちの行列です(汗)
30分待ちと表示がありましたが20分ほどで入場。

 

『真珠の耳飾りの少女』が展示されているのは、
6つの章で構成されているうちの第4章。

3章までも、ルーベンスの『聖母被昇天(下絵)』
(【フランダースの犬】に登場する『聖母被昇天』の下絵になったもの)や、

 

レンブラントの『シメオンの賛歌』や

 

レンブラントの弟子のアーレント・デ・ヘルデルの、
同じく『シメオンの賛歌』とか、

 

後に待つ『真珠の耳飾りの少女』を忘れて見入ってしまう作品が
多数ありました。

 

そして、階上の第4章へと進んでみたら、
そこは“Girl with a Pearl Earring”と書かれた特別なスペースとなっていて、
並び方が[目の前で見るコース]と[肩越しで見るコース](言い方が違ったかも)の
2つに分かれておりました。

[目の前で見るコース]はグネグネと長蛇の列になってましたが、
せっかくだからとそちらに並び、待つことまた20分(汗)

絵は並んでいる間も頭越しに見ようと思えば見れたけど、
でも見ずに我慢して、さあ、いよいよ目の前に、、、

 

びっくらしました。

暗闇にクッキリと浮かんでるんですよ、あの少女が。

思ってたより、ずっとずっと鮮やかに。

 

 

「うは~~~~~っ」

 

そしたら

「立ち止まらないで進んでくださ~~い」

 

「ひぇ~~」

混雑状況によっては立ち止まり禁止になっちゃうみたいですね(汗)

 

でも、その後は肩越しスペースから、じっくりと観させてもらいました。

ちょっと斜めからになるけど、どこから観ても少女のまなざしは
こちらを向いてくれますから。


いや~~、凄いです。

ターバンの鮮やかなブルー。それを引き立てるイエロー。

真珠の輝き。濡れた唇。

そしてまなざし。

何かを語りかけるようでもあり、心を見透かしてるようでもある、
そんなまなざしを受けて冷静でいられる人はいないと確信しました。

何故この絵が人を惹きつけてやまないか、その魅力については
聞き飽きたってくらい多くの人が語っていますが、



本当に凄い。

これほどとは。


絵に興味のないダンナも「凄い引き込まれた」と驚嘆しておりました。

 

 

「見に行きたいけど、混んでそうだし~」なんて迷ってる方、

どんなに混んでても絶対観た方がいいです。

 

 

ちなみに、会場を出た午後5時半には行列は無くなっていました。

金曜日は20:00までやっているので狙い目かも知れません。

 

ぜひっ。