***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

千畳敷カールとちょこっと山登り・植物編

2013-08-27 23:58:37 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

今回の2日間で出逢った花や実を順不同で載せておきます。

 

紅葉落葉松(モミジカラマツ)
花は唐松草に、葉っぱはモミジの形に似てるので。

 

御山竜胆(オヤマリンドウ)
美しい秋の花。花と葉っぱのバランスも綺麗です。

 

深山顔剃菜(ミヤマコウゾリナ)
鋏で断ち切ったような花びらが特徴的。

 

高嶺郡内風露(タカネグンナイフウロ)
郡内は地名で、風露は意味不明、だそうです(汗)
この花を見ると、つい「グンナ~イ グンナ~イベイビー♪」と歌ってしまうのは私だけ?(笑)

 

 

 

大瓢箪木(オオヒョウタンボク)
ウサギみたいな蕾も可愛いけど実も可愛い。出逢う度に撮ってしまいます。

 

 

蝦夷塩竈(エゾシオガマ)
やさしく山の道を彩ってくれる花。スクリュー型に花が付いてます。

 

深山竜胆(ミヤマリンドウ)
小さくてひっそりしてるようで意外と目立ちます。この花が咲いてると絶対足が止まってしまう。

 

深山秋の麒麟草(ミヤマアキノキリンソウ)
カール内、極楽平への登山道、樹林帯を通して、今回一番多く咲いてた印象あり。

 

兎菊(ウサギキク)
ミヤマアキノキリンソウと対のように同じ場所に咲いていました。

 

深山川芎(ミヤマセンキュウ)もしくは深山前胡(ミヤマゼンコ)
見分けの苦手なウド系(汗)
前回見分け方を教えてもらったけど、これ、葉はセンキュウで茎のもとはゼンコっぽい。
やっぱり分かりません(汗)

 

深山穂躑躅(ミヤマホツツジ)
小さいけど特徴的な花姿。

 

梅草(バイケイソウ)
コバイケイソウの花の緑バージョン。緑の花って珍しい。
目立たないけど目を引く不思議な花。凝った花姿をしています。
コバイケイソウと同様に有毒です。

 

黒唐飛廉(クロトウヒレン)
ひと月前に来たときは皆蕾でした。
この花も、見つけると吸い寄せられるように歩み寄ってしまう(笑)

 



車百合(クルマユリ)
オレンジ色がとっても目立ちます。
去年より花が小さいような気がします。

 

桜井鳥頭(サクライウズ)
トリカブトの仲間。桜井は人名で鳥頭はトリカブトの漢方名。
妙な形をしてますわ。

 

千島桔梗(チシマギキョウ)
もう終わりかけなんだけど好きな花なのでつい撮ってしまう。

 

梅鉢草(ウメバチソウ)
白と緑の凝ったつくりの花。まっすぐに伸びた茎も美しい。
葉っぱはハートの形。

 

 

当薬竜胆(トウヤクリンドウ)
砂れき地にた~くさん咲いていましたが、皆まだ蕾。
唯一開いていたのが、宝剣山荘のちょっと下に咲いていたこちらのトウヤクリンドウ。

 

姫薄雪草(ヒメウスユキソウ)
前回群生していた馬の背の手前でも、ほとんど花は見られず、
逢えたのはほんの数ヶ所で、しかも終わりかけ。
それでも可愛いヒメウスちゃん(笑)

 

裏白七竈(ウラジロナナカマド)の実
実はまだ色付きはじめたばかり。ウラジロの葉は紅というよりオレンジ色になるそうです。

 

味噌川草(ミソガワソウ)
名前の由来は木曽川源流の味噌川にちなむそうです。
何故味噌川なのかは不明(汗)

 

黒臼子(クロウスゴ)
ブルーベリーの一種。実の先がくぼみ、臼のようなので、この名前。

 

 

 

山荷葉(サンカヨウ)の実
濃ヶ池近くの横道でのみ出逢いました。
私はまだ花を見たことがありません。来年の夏はぜひ花を見てみたいわ。

 

深山秋ノ麒麟草(ミヤマアキノキリンソウ)にしては花の付き方がまばら。
かといってアキノキリンソウがこんな高地に生えてないと思うし。
分かりませ~~ん(汗)

 

 

小梅草(コバイケイソウ)
カール内ではほぼ終わっていたコバイケイソウですが、
濃ヶ池近くの斜面では満開(嬉)
コバイケイソウには霧が似合います。

 

深山金鳳花(ミヤマキンポウゲ)

 

深山金梅(ミヤマキンバイ)

 



信濃金梅(シナノキンバイ)

 

黄花の駒の爪(キバナノコマノツメ)

ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、シナノキンバイ、そしてこのキバナノコマノツメは
夏の千畳敷カールを彩る代表的な花で、コバイケイソウと同様に今回は皆カールでは
終わっていたんですが、濃ヶ池近くでは今が盛りと満開。
ちょっとビックリしました。
この場所はひと月近くカールより遅いんでしょうか。


 

 

稚児車(チングルマ)の果穂
このユニークな姿無くして、晩夏の千畳敷カールは語れません。
和むんですよねぇ。誰もがクスって顔になる。

白くて愛らしい花とともに、千畳敷カールのアイドルだと、
私は勝手に思っております(笑)

 

 

 

 

 


千畳敷カールとちょこっと山登り・その2

2013-08-27 23:56:32 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

背中の肉、ヤバイですよね↑(汗)

 

 

ということは置いといて、2日目の日記です。

 


昨夜は早く就寝したものの、もしかして雨が止んだかもと、
夜中に2度ほど起きて窓を開けるも、ザーザー降り(泣)


諦めて寝付き、目覚めは午前5時。

星空がダメでも、日の出はイケるかも~と
外に出てみると、カール側も南アルプス側も雲いっぱい(泣)

 

「お日様が見えないじゃん」とホシガラスも不満そう←ホントか?w


朝の天気予報では、今日は午前中曇りで午後から晴れる、とのこと。

 

 

ならば焦ることもないやね、と、
朝食代わりのお弁当は部屋でのんびりといただくことにしました。
赤いソーセージがキュートだわ(笑)

 

そうこうしているうちに、カール側のガスがとれてきて、

 

青空も見えてきました(嬉)


おお、これはとっとと出発せねば。

 
登山計画書を提出し、駒ヶ岳神社にお詣りして、いざ出発。

午前7時すぎ、今日は八丁坂ではなく、ホテルを出て左手の登山道から
極楽平へ向かいます。


計画は、

極楽平→三の沢岳の途中まで→宝剣岳→伊那前岳→乗越浄土、というもの。

 

極楽平への登山道。
八丁坂ほど急登ではありません。ゆったりと登ります。

 

朝日に輝くチングルマの果穂(カスイ)
とっても綺麗です。

 

登山道上部からの眺め。
う~ん、ハイジの世界だわ~~♪

 

 

7時45分 極楽平到着。
遠くに見えるのは木曽御嶽山。昨日より雲が低いです。

 

左手は檜尾岳・空木岳方面。

 

左の三角のお山が三の沢岳。
三の沢岳のピークまで行くことも考えたんだけど、アップダウンがエライきつそうなので(特に復路)、
手前の岩場部分までにしときました(笑)
そう、初心者は無理しない無理しない(笑)

 

宝剣岳との分岐を左に折れて岩場に向かいます。
前を行くのは高校生くらいのグループ。
なんと動きの軽やかなこと。重力ってものを無視してやがるわ(笑)

 

ジャ~ン! トップの写真はここで撮りました~(笑)

眼下に広がる雲海。気持ちいいったらないです。

 

 

ハイマツの向こうに(たぶん)イワヒバリ。
ぷっくりして可愛いの。

 

右端から、天狗岩、中岳、駒ヶ岳、木曽前岳、、だと思います(汗)

 

 

分岐に戻って、すぐ先には宝剣岳南稜。
中腹に人がいます。ちっこいけど見えるかな~。

 

丁度1年前、岩登りなんかしたことないのに、
乗越浄土側からいきなりこの宝剣に登り、極楽平側へ下りるという無謀をやらかしまして、

その時はわけも分からず、危ないところは闇雲に鎖を掴み上り下り。

でも、今回は鎖はなるべく使わず、しっかり三点支持を守って確実に進みます。

「怖くなるから下は見ない方がいい」とダンナは言ったけど、
私って高い所こんなに平気だったっけ、と自分でビックリしたくらい全然OKでした(笑)


が、前回とは逆ルートなので、↓この壁が下りとなりまして、

手足の確保位置が探しづらいったら無い(汗)

下から見上げるダンナの「右足は真下、左足は斜め左、、」という指示を聞きながら、
これ以上はないくらい真剣に下りていった私です(笑)

 

こんなとこなんて、一歩踏み外したら、即谷底ですもんね。

本当に死と隣り合わせ。

でも、これは遊び。

危険を承知で遊んでるんですから、完全なる自己責任の世界でありますね。



そんなこんなで、

箱庭のようなカールを岩場の間から覗き込んだりしながら、

 

宝剣岳の頂上到着。

あ、写真の人はダンナじゃありませんぜ(笑)

 

ダンナと私はここまで(笑)
写真は上の男性が撮ってくれました。
そのお兄さん、露出計を持ってたし、シャッターの押し方も素人ではないカンジ。
プロかセミプロか、おかげでgoodな一枚となりました。ありがとうです。

 

午前11:30 宝剣山荘にて、

またまたソフトクリームを食す(笑) 今日はダンナも食べてました(笑)

 

ひと休みして、乗越浄土から伊那前岳へ向かいます。

トンガリは伊那前岳手前の2,911ピーク(と思われる)
乗越浄土から10分の距離。

 

2,911ピークを過ぎたあたりから伊那前岳を見た図。
伊那前岳は2,883m。
なんでピークより低いところが伊那前岳山頂なんだろう(素朴な疑問)


なだらかな尾根道を歩きながら、
「石につまずいて転んだり、目眩でクラッとして斜面を転がり落ちることも
無いとは言えないよね」なんて話す私たち。

ハイマツの緑に誤魔化されるけど、結構な急斜面、油断禁物ですわ。

 

途中トレイルランニングをしている人に行き逢って、振り返りながらパシャ。
こんな道を走るなんて、あたしゃ信じられません(汗)

 

尾根道から見たカール側。すんごいいい眺め。

宝剣岳から極楽平への稜線も美しい。

 

駅もゴンドラも、まるでジオラマのよう。

 

ここが伊那前岳山頂。たぶん(笑)

 

だって、それらしき標識は何にもなくて、あるのはこの鉄棒だけなんだもん(汗)

 

 

でも、眺めは素晴らしい。
雲の向こうに見える街は(たぶん)伊那市。

 

この景色を眺めながらお昼。
パンと朝のおにぎりの残りとカップスープ&コーヒーが美味しいのなんの(笑)

眺めがよくて、人も殆ど来ない伊那前岳は乗越浄土からほんの30分。

ここ、すんごい気に入っちゃいました。

 

 

前岳でしばらくのんびりして、

 

午後2時  乗越浄土からカールへ。
午後なのに空気がキリッとしていて、とてもコントラストの強い景色が見られました。

 

 

 

カールで実か何かを食べているお猿さん。
後ろの岩場にも何匹かいました。

 

 

カールから、さっきまでいた前岳を見上げます。
あんな上にいたんだ~、凄い凄い、と自分の足を労うアマちゃんな私(笑)

 

 

剣ヶ池から。

やっぱりここからの景色は外せません。

 


最後にグルッとカール内を巡り、

午後3時45分発のロープウエイで、千畳敷とお別れ。

 

 

楽しかった~

 

頭痛がしても、星が見えなくても、日の出が見れなくても、

 

すんごいすんごい楽しかった~。

 

 

また来るからね~(笑)

 

 

 

 

 

おまけ。


車に置き忘れたおにぎりはもったいないけど廃棄(泣)

そして、化粧ポーチは、車の中ではなく、ボンネットの上にありました(汗)

 

昨夜は雨。ボロいポーチは更にボロボロ(泣)

 

もう2度と忘れ物はしまいと誓った私でございます。

 

 

 

 

 

 

 


千畳敷カールとちょこっと山登り・その1

2013-08-27 23:00:16 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

初めての千畳敷カール1泊。

長いので1日目、2日目に分けて書きます。


※過去の千畳敷カール行はこちら

2012年8月06日 8月27日
2013年7月26日

 

ではいつものようにズラズラといっちゃいます(笑)

 

 

8月26日(日)午前2時50分、今夏2度目の千畳敷カールに向けて出発です。

 

高速道路上から眺めた午前5時の空。すんげ~綺麗。
こういうのもモルゲンロートって言うのかな。

 

午前5時30分、駒ヶ根市の菅の台バスセンターに到着。
ポッチリとお月様。いい天気です♪
午前6時の千畳敷の気温は4、5度とのことでした。

臨時便の始発(7:00)でしらび平へ。

 

ロープウエイのしらび平駅です。
お土産売り場なんぞ撮ってみた。ロープウエイガイドの渓香ちゃんがダサ可愛い(笑)

 

午前8時すぎ、日本で一番高い場所(2,612m)にある千畳敷駅まであとちょっとの図。
宝剣岳がクッキリ見えます。

 

駅(ホテル)の裏側からの眺め。彼方に見えるのは南アルプスの峰々。
中央には富士山も見えます。去年来た時も同じショットを撮った記憶が、、ワンパターンです(笑)

 

カール側もスコーンと快晴。
登山道へ向かう人がチラホラ。

 

カール内の散策路から。
前回はコバイケイソウが咲き出し、お馴染みのシナノキンバイやミヤマキンポウゲ、
ハクサンイチゲ等で一面賑やかな花畑でしたが、1ヶ月後の今は目立つ花が少なく、
ぱっと見はやや寂しいカンジ。

でもよく見ると可愛い花がまだまだたくさん咲いてくれてて、
いつもながら歩みは遅々として進まず(汗)

花についてははまた別日記にしました。

 

8時50分 登山道に入ります。

 

 

急登の八丁坂です。合成写真みたいですね(笑)
今回からストックを使用してみたんですが、これがとってもgoodなんです。
凄くバランスが取りやすくて、足にかかる負担が驚くほど軽減。
みんなが使う理由が分かりましたわ。
私はカメラを肩に提げているので普段は1本使いですが、それでも本当に楽チン。
ダンナも「これは買って良かった」と言っておりました(笑)

おかげで急登もさほど苦しくなく、乗越浄土までの時間も前回より10分短縮。やった~(笑)

 

9時25分 乗越浄土到着。

 

今日は向かいの山の中腹に小さく見える濃ヶ池を目指します。


乗越浄土→駒ヶ岳の麓→馬の背→濃ヶ池→駒飼ノ池→乗越浄土という行程。

所要時間4時間ほどの中級者コースだそうです。

 

 

まずは中岳方面へ。赤い屋根の山荘は天狗荘。

 

中岳の山頂へ行く道と山頂をパスする巻き道に分かれますが、
今回は前回風が強くて断念した巻き道を行きます。
道標には『巻き道(危険)』の文字有り。


 

といっても、好天もありそれほど危険は感じず。でも慎重に歩きます。
(写真は来た道を振り返って見たところ)

 

演出過剰の図(笑)

 

右上に浮かんで見えるのは木曽御嶽山。3000m越えはさすがの高さです。

 

頂上山荘でトイレ(@200円)を済ませ、

 

 

馬の背という尾根道に入りますが、ガスが出始め視界はよくありません(汗)
道の両側は急峻な谷になって高所が苦手な人は注意が必要なほどだそうですが、
ガスのせいで谷は全く見えず。残念なり。

トップの写真も馬の背で撮ったもの。
ガスで雰囲気はありますけどね(笑)

 

これはほんの一瞬だけ谷の向こうが見えた時。
ガスの無い景色を見てみたかった~

 

 

なだらかなアップダウンを繰り返しているうちに、
右手に目的の濃ヶ池が見えてきました。

あともうちょっと♪
このまま下に降りていけそうなくらい近くに見えます。

 

が、池が見えてからが結構遠い(汗)
ぐる~っと回り込むんですわ。

 

やっとこさ、池と将棊頭山(しょうぎかしらやま)の分岐点。

 

分岐点から私の足で20分弱、

濃ヶ池到着♪

この池は、氷河によって削り取られた窪地の中に出来た、
日本では珍しい氷食湖なのだそうです。

 

 

ガスに覆われ、とても神秘的で美しいです。

こんな素敵な場所にしばらくは私たちだけで、怖いくらいに静かでした。

こうしてみると千畳敷カールのミニ版みたいですね。
千畳敷カールの剣ヶ池は人工池だそうですが、
あの風景は、この濃ヶ池をイメージして作ったのかも、なんて思ったりして。

先程ガスがかかっているあたりから覗き込んだと思われますが、
そこから池には絶対下りられませんね(汗)

池については、あとから来たグループのガイドをしていた男性が
「以前は深さが腰くらいあって、僕の知り合いは泳いだことがあるんですよ」と
話していました。
土砂の崩壊で池は埋まりつつあるようで、将来は姿を消してしまうのかも知れません。

 

お昼は池の畔で。
ここでチョンボ発覚。朝方コンビニで仕入れたおにぎり4つを
車の中に忘れて来てしまいました~。
前回の駒ヶ岳登山に続いて2度目の失態(超汗)

でも今回はパンなどを多めに持ってきていたので特段問題は無かったのですが、
もったいなさすぎだわ(泣)
ショックでお昼の写真も撮り忘れ(泣)

そして更に化粧ポーチも置いてきたことが発覚。
目薬が無~い(汗) リップクリームが無~い(汗)
ウ○チのあとの匂い消しも無~い(汗)

 

でもって、このあたりで私は軽い高山病にかかったのか、頭痛ガンガン。
鎮痛剤を飲み、深呼吸をしたりしましたが、あまり回復せず、

 

でも、池からの帰路が花いっぱいですんごい綺麗。

ピンクに見えるのはチングルマの果穂。手前のクリーム色の花はオンタデ。

 

 

その先ではコバイケイソウが満開。

うほぉ~~、キレ~~~イ!!!  でもアタマ痛~~~い(汗)

 

  

ミヤマキンバイ、キバナノコマノツメ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ等々、
千畳敷カールでは終わってしまった花もた~くさん。
このあたりは、カールよりひと月近く遅れて咲くんですね。

 

 

ガレ場は細い沢になっている箇所が多く、嵌らないように慎重に渡ります。

 

全崩壊寸前の案内標識。
雪の重みでこうなっちゃうんでしょうね。


んで、頭痛はピーク(汗)
疲労との相乗効果でかなりバテバテの私。

このはしごを登った記憶が、あるような無いような(笑)

 

 

「もうダメ」「これ以上無理」と思ったところで、急に視界が開け、駒飼ノ池到着。

先で待っていたダンナ(右の人)はお腹が痛くなったらしく、
身体を丸めて「くうぅ~~」(笑)←笑うとこじゃない?

 

駒飼ノ池。名前は池だけど、あるのは川。
やはり土砂で埋まってしまったんでしょうね。ここもちょっとしたカールのよう。

私は上方に見慣れた小屋が見えてきたし、開放的なこの景色だしで、急激に回復(笑)

 

イエ~イ(笑)

そこから上に見えた山荘まで1時間弱。
ダンナはトイレを目指し先を急ぎ(笑)、私はのんびり登りまして、

宝剣山荘でソフトクリーム@400円 完全復活です♪
ひと息ついたダンナに「食べる?」と訊いたら、「まだ遠慮しとく」とのことでした(笑)

 

そんなこんなで、平均的な所要時間4時間の行程を6時間かけて歩き、
乗越浄土へ到着。

2本ストックで八丁坂をサクサク下り、ホテル千畳敷へ。

 

ホテル到着は午後4時30分。

窓に見えるオジサンは心霊写真じゃありません。念のため(笑)

 

部屋はカール側の2階の8畳間。
バス・トイレ無し、布団の上げ下げはセルフ。食事は食堂。
これで料金は1人1泊19,950円!高いです(汗)

が、ここは山の上。
1畳に1人、最盛期は3人、当然風呂無しで6000円以上という山小屋の料金を考えると
すこぶる適正価格と思われます。

なんといっても窓の向こうは千畳敷カールですもん。
共同トイレはウォシュレットだし、
山の清水を湧かしたお風呂もすんごく気持ち良かったし。

 

お夕飯も美味しかった♪
ビニールの包みは明日の朝食の代わりとなるお弁当。
お弁当を頼んだ人は夜のうちにチェックアウトして、朝は勝手に出発。

 

そして、満天の星を期待していた夜は、

 

雨(泣)

 


残念ではあったけど、疲れていたからかえって良かったかも。


ということで午後9時前に就寝(笑)

山の夜は早いんだね~

 

 

 

その2へ続く