***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

アール座読書館@高円寺

2013-09-22 23:31:49 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

本日は、母が眠る中野のお寺へ墓参り。

 

お寺では曼珠沙華が満開。

このお寺で、お彼岸にバッチリ見頃だったのは初めてな気がします。

 

墓参りの後は、テクテクと高円寺へ移動。


「吉井さんも今日あたり高円寺でレコード探しすればいいのに」
なんて思いながら商店街を歩いていて、はたと気付く。

「あ、今日は福島だった」

 

 

そして、私は噂に聞いていた喫茶室『アール座読書館』へ。

 

ここは、読書館という名のとおり、読書をするための喫茶室で、
会話目的の方はお断りという、おひとり様万歳なお店なのであります。

 

階段を上がり、ドアを開け、1つだけ空いていた窓際の席へ。


先客が会計してる様子を伺うと、超ひそひそ声。

私もそれに倣って、カウンターまで靴音を立てないようソロリソロリと歩き、
なんとか聞こえるかなくらいの声で店主にオーダー。

こういうの面白い(笑)

オーダーはアイスラテ(@600円)とクッキー盛り合わせ(@280円)

 

今日はカメラは持っておらず、写真はスマホで。
シャッター音はマズイと思われ、その場で無音カメラのアプリをインストールして
撮りましたです(笑)

で、

何故かクッキーではなくブラウニーが来たけど、まぁいいやとひと口。
美味しい。ラテも美味しい。

店主が横に来て「すみません。ブラウニーではなくクッキーでしたよね」

「いいですよ。口付けちゃったし。美味しいし(笑)」

ほどなくして店主からお詫びのクッキーが届けられました。
かえってスミマセン。

 

たくさんの本と水槽と植物と、古ぼけた家具と小物。

筆談ノートも。

聞こえてくるのは水の流れる音と、店主が鼻をすする音だけ(笑)

ここは大人の図書室かな。


いいな~。

惜しむらくは、窓の外のプラ鉢。
そこはやっぱテラコッタか、重いのがダメならブリキでしょ。

 

2、3時間いるのは当たり前みたいな雰囲気だけど、
ドリンクとかごく普通のお値段で、経営的には大丈夫なんでしょうか、
なんて余計なことも考えたりして。

 

3階には『エセルの中庭』というお店があることに帰るときに気付いたんですが、
そこは同じ経営のようで、案内のプレートには
「楽しく過ごせるお店です。アール座と似た雰囲気ですが、お話とお食事が出来ます」と
書かれていました。

ちなみに『アール座読書館』については
「静かに過ごすお店です。お話が出来ません。フードメニューはございません」とのこと。

1人で来たときは2階、2人以上の時は3階がいいってことね。


お墓参りのあとは、ここでお茶が定番になりそうですわ。