♪ほのぼの子育て日記♪

★あーちゃん+るっち★
子育てブログ

大好きな恩師へ

2011年01月11日 | あー・ママのコト

元旦に届いたはずの私の年賀状に、毎年律儀に返事を書いて投函してくれる恩師。
これまた毎年、3日に届く。今年は 『娘さん、あのころのマホそっくりになってきたな』の文字。
いつも あったかい。離婚後はじめてのお正月の時は、『マホは清水っ子。都会よりコッチが似合うぞ』。
励ますでもなく、触れるでもなく。照れ屋の先生が、懇親の言葉をかけてくれた。

今年はその 賀状を受け取った 3日後、とんでもないメールが 同級生からきた。

小学校5、6年の時に受け持ってくれた大好きな木下先生の・・・          突然の訃報だった。


そのあとショックで、仕事も上の空。それでも授業だけは長年の慣れでソツなくこなした。
帰ってからも放心状態。見兼ねた両親が あーちゃんをお風呂に入れてくれると言ってくれた。
あーちゃんの実家からの帰りを待ちながら1人で家にいると、先生の声が聞こえる気がして
涙が止まらない。その晩は泣いて泣いて・・・、次の日 アタマが痛くなるくらいに泣いた。

6年5組の結束は先生のおかげで兄弟のように強く、25年経った今も年に数回集まっている。
数年に一度は先生も呼んで、無礼講で大騒ぎしていた。今年の夏あたり、また呼ぼうと思っていた。
今となっては、全てが悔やまれる。・・・・だって、定年前の若さで いなくなると思わないじゃないか!

会いたい人には、会えるときに会っておいた方がいいな。
明日 死ぬことになっても悔いの残らない今日を、生きなきゃいけないな。

私の判る限りの同級生には全て、メールで訃報を知らせた。
みんなショックで、遠方でお通夜に参列できない子などは「父に代わりに出てもらう」と言った。
現役の校長なので、お通夜は相当の混雑だろう。その前に先生にどうしても会いたいと思い、
土曜の授業の合間をぬって、往復1時間・・・。先生の自宅へ会いに行った。
そこには立派な「校長先生」の姿ではなく、スウェット姿で私の知る、いつもの先生がいたが
・・・もう言葉もなく、気丈に振舞う奥様の話を聞き、先生の顔を眺め 涙することしかできなかった。


お通夜には、やーちゃんが用意した「6の5、生徒一同」という御花が陳列されていた。
ゆみこ、みの、ちょーさん、あいち、おばチャン、ともよ、やーの、あっこ、なっちゃん、なほこ、なおみ、
だいすけ、たかつか、とっつぁん、はかせ、おさむ、しの、いんこ・・・
当時の面々が集まっていて、目を合わせては手を取り合って涙ぐむ。
こんなカタチで、みんなが集まるとは思ってもみなかった。・・・悲しすぎる。

会場では小学校の先生ということもあり、高校の同級生さうみさんにも会えた。
私の父や元・校長先生で親戚の伯父さんにも会場で会い、声を掛けられた。
・・が、頭の中が真っ白で、何を話したかよく覚えていない。ホント、ボロボロで申し訳ない。


こんな別れ、本当に悲しい。   でも先生、大好きな気持ちは変わらないよ。
本当にありがとう。   お墓に会いに行ったら 「おー、マホ」って、いつものように声かけてよね。