今年も、6月の『全国統一小学生テスト』を受けさせてみました。
…、わかってる…。静岡なんて田舎で、6年生のテストに太刀打ちできるわけがないこと。
都会の6年生は5年までで中学受験範囲が終わりかけていて、戦闘モードに突入してる。
運動会で浮かれてるような ヘッポコ田舎娘に、何も期待できない。
6年生は『志望校記入欄』が用意されている。保護者付き添いの朝の連絡会で、主催者がそう言った。
それを聞き「どこ書こうか?」と、あーちゃん。
静岡では該当受験校がないので、彼女の望む進路に見合う学校をいくつか考えてみた。
(いまのところ、夢が大きいので…)
私が日能研講師時代、理系女子が狙うところと言ったら、豊島が岡だった。
最近は、御三家をしのぐ勢いの大学進学率だと聞く。
そんなことをふと思い出し、その時なんとなく、その名前が口を出た。
先日、結果の票を受け取りに行ってきた。
社会で派手にオオコケし、偏差値55程度…。これが静岡県内では平均点よりそこそこ上を示し、
圏内では二ケタ順位を出してたりする。(静岡県の平均偏差は45)
返却する主催者も地方の塾だからか「なかなかイイんじゃないですか」的な事を言う。イイ訳がない。
家に帰って冷静になり、「そういえば志望校、どこにしたんだろ?」と思い、裏を見てみた。
あーちゃん、ホントに『豊島が岡』を記入していた。
そして志望校判定表に、志望者分の順位が載っていて『約分して1』になりそうだった…。
豊島が岡の志願者平均偏差値は、70近い‼ まさに御三家並みだった。
大学入試は、こういう人達と戦わなければならない。
生ぬるい地方出身者がどう対抗すればいいか、よく考えないと…。
もう6年生になってしまって、取り返しがつかないけど…。差がついてしまいました。