愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

大豆などについて

2006-07-16 11:07:37 | 健康
大豆(大豆粉・大豆ミール)などについて

大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど、いろんな用途で利用でき、最近話題の「大豆イソフラボン」の効果などで人気爆発中のの穀物です。

ただ、犬に大豆を与える場合は、ちゃんと加熱をしてあげないと消化できません。

ドライフードの場合、確実に加熱されていますが、大豆そのものの品質が疑われています。

とくに「大豆粉」や「大豆ミール」と表示されている物は注意が必要です。

「豆類」という表示が1番最悪です。

それらは、大豆そのものではありません。

油脂分や栄養素を搾り取ったあとに残る完全な「カス」です。

「カス」といえば「おから」を思い浮かべますが、おからには栄養分も残っている上に、消化吸収も良いのですが、大豆粉(ミール)は比べ物にならないくらい「カス」です。

ただのカスならいいのですが、大豆粉はカスを通り越して有害だと言われています。

大豆粉(ミール)を与え続けると、腸内が異常に発酵してしまい、大量の「ガス」が発生しておなかが膨張してしまう「鼓腸症」という病気を引き起こす可能性があります。

大豆粉が入っている日本やアメリカのドッグフードを食べた犬は、この「鼓腸症」の発生率が高く、大豆粉を一切使用していないドイツでは、全く鼓腸症がみられないというリアルな統計があります。

この鼓腸症で死亡する犬は、アメリカだけでも年間36,000頭にも及ぶそうです。

今年は大阪のブリーダーが犬にサイ○○○ダイエットを食べさせていて、17頭が死んで、裁判になっていました。最近ではグリ○ー○も腸に詰ってどうとか・・・
私自身は裁判の結果はあまり気にならないのですが日本は法治国家なので法律がどう判断を下すのかは重要ですよね。

大豆にしても何にしても、私自身はその人自信が選択して納得できる結果が得れたのならヨシ!

mascotたちは豆腐大好きですよ。

米について

2006-07-15 10:41:22 | ドッグフード
米(白米・玄米)などについて

ドッグフードの原料として1番消化吸収がよく、栄誉価値の高い物が米です。

ただし、これまでの肉や穀物などの原料同様に、必ずしも高品質なものが使用されているとは限らないので注意は必要です。

表示に「米・白米・玄米(ブラウンライス)」と表示されていれば、まず心配ないかと思いますが、「米粉」と表示されている場合は注意が必要です。(AAFCOの表示を厳守している場合ですが...)

「米」と「米粉」は似ているように見受けられますが、全く別のものです。

米は文字通り「米」なので説明は必要ないかと思いますので、「米粉」についてご説明します。

米粉とは、たいてい製粉の最後の工程で出来る(残る)物のことを指します。

細かい粉末で、栄養価値はとても低いものです。

トウモロコシなどと同様に、何らかの理由で食用としての利用価値が無くなった物も、ただ廃棄するのはもったいないので、飼料や肥料、ペットフードの原料として「リサイクル」されたものが、米粉の中に含まれるケースもあるようです。

玄米(ブラウンライス)とか白米など、どんな米なのかがある程度判断できる表示をしているドッグフードは良心的だと思います。

さらに安心を追求するのであれば、米を含む全ての原料が「食用レベルである」という認定を受けているものを与えましょう。

ただし、ドライフードの場合は高温で加工されるので、かなりの栄養素が熱で奪われるのも事実です。

ただ米が入っているというだけで、いい悪いの判断できません。

フードメーカーのポリシーと技術が全ての品質を左右しています。

危険な香りのする『麦』

2006-07-14 14:03:20 | ドッグフード
次に安全とは言えない麦をご紹介します。

小麦粉は注意が必要です。

良質な小麦粉はパンや製麺などの原料として利用されていますが、ペットフードに使用される小麦粉はちょっと意味合いが違います。

ほとんどが人間の食品加工の際に出る「クズ」のかき集めで、それらが飼料やペットフードへ回されて「小麦粉」という分類で扱われているそうです。

それらの中には、

作物や雑草の種
外皮
もみ殻

藁(わら)
倉庫のほこり
砂・泥

が含まれている可能性があるそうです。

最近のドッグフードでは、「アレルギーを引き起こす」という理由で、小麦粉を使用していないメーカーもあります。

それらの麦の「クズ」にはいろんな危険が潜んでいます。

1995年には、アメリカ・カルフォルニアにある大手フードメーカーの「ネイチャーズ・レセピー」が、犬達の嘔吐と食欲減退という消費者からのクレームで、数千トンというドッグフードの回収したことがあります。

その損失は金額にして2000万ドルに及んだそうです。

問題は菌類による中毒物質、ヴォミトキシンやマイコトキシキン(カビによってもたらされる有毒物質)が小麦を汚染した事によるものだったそうです。

この菌類による中毒物質は小麦だけに発生するわけではありませんので
誤解されないようにお願いします。

その他のフードメーカでも同じような毒素のために、25頭の犬が死亡したこともあります。
(レセピーはその後、すばやくFDA(アメリカ食品薬品局)に介入を依頼して問題を解消したそうです)

この事件に関して腹立たしい記事があります。
引用:
『Dina Butcher(ノースダコタ知事 Edo Schafer のための農業政策アドバイザー )は、「ネイチャーズレセピー」でのヴォミトキシンが発見された事は、人に対してはそんなに危惧する事ではないと結論づけました。
その理由は「ペットフードに使用される穀物は高品質なものではないから」というものでした。』
『WMP/ペットフードの真実』より

ようするに、その事件はドッグフードのことだから、人間の食用の物とは関係ない。どうせ犬のエサに使う物など、そんなに品質が良い必要などない。と言うことでしょう。

犬を飼っている人から見れば、より安全で品質の良いものを与えたいと考えますが、犬を好きじゃない人からすると、犬のエサなんかどうでもいい。というのが現状なのかもしれません。

米国のドッグフードで犬大量死・発がん物質混入
MSNニュース ()
CNN co.jp (2005/12/31)
U.S.FDA (2005/12/30)
Cornel Univ.(2006/1/6)

《以下引用》
米国東部を中心にカビに含まれる発がん物質アフラトキシン入りのドッグフードを食べたイヌが死亡する例が相次いでいる。コーネル大の研究者はウェブサイトで、過去数週間で少なくとも100匹が犠牲になったと警告している。
問題となっているのは、高級ペットフードとして日本でも人気のあるダイヤモンドペットフード社のペットフード。サウスカロライナ州ガストンの工場で製造され、全米23州と海外で販売されている19種のドッグフードとキャットフードにアフラトキシンが発見された。同社は昨年12月21日に商品のリコール(自主回収)を始めたが、まだ気づいていない飼い主が多く、嫌がるイヌに無理やり食べさせ、死なせる例もあるという。
初期症状は食欲をなくし、ひどくなるとおう吐、黄だんの症状が出る。同大によれば、肝機能不全の症状が出たイヌの3分の2は死に至るという。また命を取り留めても、肝臓の障害やがんに苦しむ可能性がある。
毎日新聞 2006年1月7日 20時01分 
(最終更新時間 1月7日 20時30分)
一体どのような経緯でこのような事故が起きてしまったのでしょう?

アフラトキシンの原因になるのはコーンなどの乾燥穀類なので、どんなフードにも普通に含まれています。
表示に「アフラトキシン○○含有」などと書いてある訳ではないので、結局内容を見ても何の役にも立ちません。

しいて言うなら、穀物類の配合が少ないフードよいかもしれません。
最近「無添加」「自然食」がブームですが、適切な防腐処置が成されていないものは当然ながら「腐敗・カビ」の混入する可能性が高まりますので、ご注意ください。
ただし、加工段階で適切に防腐・防カビ処置がされていても、原材料の段階でカビ毒汚染がある場合にはどうしようもないかもしれません。

小麦ではなく、『オートミール』や『オーガニック大麦』、『全粒大麦』などと表示されているドッグフードを・・・・・・。

麦類について

2006-07-14 10:39:50 | ドッグフード
麦(小麦・大麦・オート)などについて

これら『麦系』についても、一概に良い悪い・安全危険という表現はできません。

というのは、危険な物もあるし、安全なものもあるので、断定した表現は難しいのです。

ではまず安全で栄誉価値の高いものをご紹介します。

「麦」といっても沢山あります。

大麦
小麦
ライ麦
カムート麦
オート麦
スペルト麦
オーツ麦
などなど...

その中でもドッグフードに使用される代表的な麦は、小麦・大麦・オート麦です。

よく聞く、オートミールというのは、オート麦の実の部分のことを言います。

麦の「カス」と間違われやすいですが、正真正銘の実の部分のみを砕いて粉状にしたものが「オートミール」と呼ばれています。

大麦・オート麦は比較的栄養価の高いものだと言われています。

大麦は消化吸収の大変よいアルブミン、グロブリンといったたんぱく質が豊富で、食物繊維も不溶性と水溶性繊維をバランス良くたくさん含んでいます。

オート麦は食物繊維、カルシウム、鉄分が豊富で、古代より薬草や麻薬中毒の治療薬として用いられてきました。

内部が何重もの外皮に包まれており、農薬を用いることなく順調に栽培することが可能な麦です。

トウモロコシ粉&コーングルテンミールについて

2006-07-13 08:17:27 | ドッグフード
「トウモロコシ粉」について。

トウモロコシを挽いたあとに残る硬くて細かい部分です。

ふすま(皮表のこと、糖質・栄養価がある)や胚芽はほとんど、または全く含んでいない部分のことです。

ただの「カス」です。

少々栄養価は残っているようなので、肥料や飼料に使用される分にはかまいませんが、大切なペットに与える必要など全くありません。

「コーングルテン粉(ミール)」について。

コーンスターチやコーンシロップの製造過程で、ふすまが分離され、ほとんどのデンプンと胚が取り除かれたあとのものを乾燥させた物です。

これまた「カス」です。というよりほぼ「ゴミ」です。

「捨てるくらいならリサイクルしよう!」って感じのものです。

このように、『とうもろこし系』はよほど良質なものでない限り、そんなに期待できる素材ではないようです。

糖質やデンプン質、たんぱく質を求めるなら、炊いたごはんの残りでも上げていた方がよっぽど栄養価値が高く、消化吸収も優れています。(注・ごはんだけでは栄養が偏ります)

もし、心配であれば、トウモロコシを一切使わず、良質な米(白米、玄米)やオートミールなどを副原料として使用しているドッグフードを与えても良いかもしれません。

同じお金を払うなら少々高くても、安心できる素材を使用しているドッグフードを与えた方が良いでしょう。

■皮膚に良くないトウモロコシ

トウモロコシには『ナイアシン(ビタミンB3)』を合成する必須アミノ酸である、『トリプトファン』という物質が少ないので、トウモロコシが主原料のドッグフードを食べ続けると、自動的に体内のビタミンB3が不足してしまいます。

このナイアシン(ビタミンB3)が不足することで起こる欠乏症として代表的なのが『皮膚のトラブル』なのです。

また、体内の有害物質のアセトアルデヒドの分解にもナイアシン(ビタミンB3)が使われます。
そのため、不足すると体内にアセトアルデヒドが蓄積してしまいます。

さらに、炭水化物や脂肪を代謝するための補酵素としても重要な働きをし、血中コレステロールをコントロールしたり、消化器系の健康維持や、ホルモンの合成など様々な生理作用と関係しています。

トウモロコシを主原料としているドッグフードの評判が悪いのはこういった事も関係しているのです。

※余談ですが・・・
獣医の処方食は高額ですが、トウモロコシが主原料の場合が多いです。

内容から見て、処方食は異常に高いと判断せざるを得ません。

品質は『ホームセンターなどで売っているフードよりかは若干良い』くらいです。