今日は晴れの予報となっていますが、朝は雲か霞か霧か？桜島は見えていませんでした。ということで、今朝は鹿児島紹介です。大隅半島はまだまだ見どころがありますよ。11月27日に肝付町塚崎古墳の上に生えている大楠を紹介しました。今回は古墳の上に建つ神社です。大隅半島の志布志湾一帯は古墳がたくさんありますが、ここ東串良町の唐仁古墳群が県内での最大規模の古墳群となっています。その古墳群の中で最大級の大きさを持つ柄鏡式前方後円墳が唐仁大塚古墳です。４世紀末に造られた古墳は古代隼人の実力者が眠っていますが、お墓を守るように大塚神社が円墳部分の上に建てられています。古墳の中心軸から少しずれて神社本殿までの参詣路が作られていて墳丘を歩くルートになります。石段の下がちょうど前方後円墳のくびれ部分でそこを上りきれば本殿、つまり後円部の墳頂に達しますがそこに大塚神社が作られていて、その神社の下には隼人社会の実力者が葬られていて、神社の裏手に廻ると、ちゃんと観れる構造になっています。
鹿児島県肝属郡東串良町新川西5095番地
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