イエスは言われた。
「花婿が一緒にいるのに、婚礼の客は断食できるだろうか。
花婿が一緒にいるかぎり、断食はできない。
『マルコによる福音書』 / 2章 19節 新約聖書 新共同訳
父母の心情は
息子が自分より素晴らしくなることを
願うことであり、
神様も人類の父母でいらっしゃるので
ご自身がつくられた人間が
よりよくなることを願われる。
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◆韓国でも愛される“日本人の象徴”
「済州島原産説」信じて桜解禁
■産経新聞 2013年4月6日 13時25分配信
【緯度経度】
韓国も桜が満開だ。韓国最大の桜の名所である南部の鎮海は先週末から今週初めが絶頂で大いににぎわった。ただ今、北上中の桜前線は来週にはソウルに達しそうだ。
鎮海は日本統治時代から軍港で、今も韓国海軍の基地や海軍士官学校があり、桜祭りは「軍港祭」といわれている。全市内が桜で満開時はすごい風景だ。これでもか、これでもかという韓国人特有の“多情さ”だろうか。
鎮海の桜は日本時代に始まるが、あれだけ壮観になったのはその後、地元の人たちがせっせと植えたからだ。ただ、あんなに押せ押せで迫られると、いくら桜好きの日本人でもちょっぴり疲れる。
筆者が選ぶ韓国の“桜3景”は鎮海を除いて(1)南西部の智異山に近い双●=石へんに蹊のつくり=寺の山道(2)南西部の全州市と群山市をつなぐ全長40キロにおよぶ「繁栄道路」の桜並木(3)古都・慶州の桜並木-といったところか。
番外として、群山の港が見える丘の「月明山公園の桜」も絶景だ。
ソウルでは、都心の南山に点在する桜の遠景がいいが、市民にとっては何といっても漢江の川中島で「ソウルのマンハッタン」ともいうべき汝矣島だろう。
ここの桜は国会議事堂周辺をスタートに全体に広がったが、最初の桜は1970年代に日本の日韓親善団体から贈られたものだ。国会議事堂の周辺に韓国人が“日本の象徴”という桜をよく植えたものだと感心する。起源はともかく、今やワシントンのポトマック河畔の桜と同じく春の名物として市民を楽しませている。
韓国で桜の花見が市民権を得たのは90年代以降といっていい。それまでは「日本の国花だからケシカラン」などといってよく排斥された(日本で“国花”にあたるのはむしろ菊だが)。
そのためソウル市内の故宮では引っこ抜かれて移転を余儀なくされたり、地方都市では日本から友好親善で贈られた桜の苗木が倉庫にしまい込まれたりしたこともある。
韓国人の間で桜が“解禁”になったのは、マスコミを通じ「韓国にも桜の自生地があった」として「桜は韓国のもの」とする説が広がってからだ。とくに南部の“済州島原産説”が信じられ、韓国人は安心して桜を楽しむようになった。
済州島原産とする桜を「ワンポッナム(王桜の木)」といい現地では毎年、「ワンポッコッ祭り」が開かれている。
ところで大昔、「耽羅国」といわれた済州島には地中から生まれた3人の王子を始祖とする建国神話がある。高、梁、夫を姓とする3人が生まれ出た穴ぼこを「3姓穴」といい、済州市内にその史跡公園がある。公園には大きな桜の木があって「ワンポッナム」と表示されている。
ところが案内板には学名として日本人の名前の入った英語表記があり、日本語でも「染井吉野(ソメイヨシノ)」と表記されている。実に正直である。済州島の桜も日本産だったのだ。
神話によると始祖の3王子は東の海のかなたの「碧浪国」からきた3人の姫と結婚し耽羅国を建てたという。「碧浪国」は日本ではないかといわれている。日本からやってきた桜も今や韓国の桜になってみんな楽しんでいる。花に罪はない。それでいいのだ。
(ソウル 黒田勝弘)
(写真参照)
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