地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

祈り【震災3年目の祈り フクシマが乗り越えてきた三重苦】

2014-03-11 23:44:11 | 今日の御言葉

あなたがたも祈りで援助してください。

そうすれば、
多くの人のお陰で

わたしたちに与えられた恵みについて、

多くの人々がわたしたちのために
感謝をささげてくれるようになるのです。

「コリントの信徒への手紙二」/ 1章 11節
新約聖書 新共同訳




【東日本大震災3年】

★NYの教会で3・11追悼式典 -


◆MSN産経ニュース2014年3月11日



▲追悼式典でスピーチをする
ニューヨーク福島県人会の藤田小夜子会長(左)
=9日、ニューヨーク(共同)


【ニューヨーク=黒沢潤】

東日本大震災から3年になるのを前に、米ニューヨーク市の教会で9日、追悼式典が開かれ、集まった邦人ら約400人が犠牲者に祈りをささげた。

主催者代表で、ニューヨーク在住のシンガー・ソングライター、AK(柿原朱美)さんはあいさつで、「被災地の人々からは『忘れられていく』との不安の声も出ている」と述べ、苦境が続く被災者への配慮がなおも重要だと訴えた。

また、ニューヨーク福島県人会の藤田小夜子会長は、東京電力福島第1原発事故に関連し、「自然への畏怖」を失ってはならないと強調した。

式典では、福島県相馬市の保育園児たちが歌う姿や、岩手・宮城などの被災者が復興に向け懸命に取り組む様子などがビデオ映像を通じて紹介された。

(MSN産経ニュース2014年3月11日)



★【3.11特集】

震災3年目の祈り
フクシマが乗り越えてきた三重苦
―福島教会 : 教会 :


◆クリスチャントゥデイ 2014年3月10日

http://www.christiantoday.co.jp/articles/12962/20140309/shinsai-3-years-prayer-2.htm


▲新会堂の建築模型は
すでにできあがっている。
写真奥は講壇に立つ似田牧師
=6日、福島教会の伝道館で



福島教会にとっては、信仰も揺れ動かされるような日々だった。信徒の避難や移住だけでなく、専任だった若い牧師が去り、無牧となった。大阪から似田兼司牧師夫妻を迎えたのはその年の12月。まだ放射能数値の高い場所が次々と見つかっていた。

「求めがあるのなら、私たちが行こうと思いました」と似田牧師は言う。「若い人は無理だから、私たちなら」と祐子夫人も笑顔で言葉を添える。

「自分は行きたいと思っている、と言う若い牧師もいましたよ」と似田牧師は続ける。「でも、彼の奥さんから『あなた、行ってらっしゃい』と言われたそうで・・・」(笑)

原発に近接して、津波被害も大きかった浪江町避難者のための仮設住宅が、教会から徒歩10分ほどの所に建てられ、今も多くの人が生活している。福島教会ではチェロとピアノのコンサートを催して案内状を届けるなどしてきた。コンサートには多くの聴衆が集まったが、避難者が教会に通うようになったという話はまだ聞かない。

祈祷会のあった木曜日の午後には、複数の業者を招いての新会堂建築説明会が開かれた。すでに設計図も建築模型もできていて、予算と見積りの調整が課題だ。福島教会のために祈り続ける全国の人々から献金が寄せられてきているが、建築に必要充分な額には届いていない。

今も海外から励ましの手紙や手作りの品が送られてくる。この教会には「奇跡の鐘」と呼ばれる宝が大切に保管されている。高さ48cm、口径50cm、重さ59kg。日露戦争の戦利品を潰した金属で造られた鐘で、かつては鐘楼から街中に音色を響かせていた。

太平洋戦争中に軍の命令で供出させられ、溶鉱炉に消えたとばかり思われていた鐘だが、戦後になって突然「返還する」と通知される。どういう経緯かその鐘が戦利品としてワシントンに運ばれ、刻まれた「福島」の名を見たワシントンの教会の人々が、「なんということをしたのか。この鐘は返さなければ」と返還運動を起こしたという。

アメリカ海軍の船で横浜港に届けられ、福島教会に戻ってきたこの「奇跡の鐘」は、新会堂が完成したら、そこで展示される予定だ。

この日の祈祷会では詩篇62が朗読されていた。「私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の救いは神から来る。神こそ、わが岩。わが救い。わがやぐら」。似田牧師の力強い講解がそれに続いた。「神様以外のなにものにも救いを期待しない。守る力が神様にある。そのような堅い信仰です」

http://www.christiantoday.co.jp/articles/12962/20140309/shinsai-3-years-prayer-2.htm




(2011年 写真)
http://tokyoshakyo.org/results/index2011.html


★「忘れない」を忘れない
3.11列島ドキュメント

◆朝日新聞デジタル 2014年3月11日


6:00 岩手県宮古市 市全域での津波避難訓練に約1400人が参加。笹川義高(よしたか)さん(81)は「まさかおらの所までは津波は来ねべと思ってたがね、あの時までは。恐ろしかった。日頃の訓練は大事だよ」。

6:00 長崎市 長崎原爆で被爆し、再建された浦上天主堂でミサが始まる。信徒ら約100人が震災の犠牲者のために祈った。修道士の阿部光一さん(57)は毎月11日、朝から夕方まで祈りを捧げる「祈りのリレー」を開いている。「震災を忘れないために毎月続けている。全国の人たちとともに祈り続けたい」

9:00 岩手県大槌町 旧役場庁舎前で、津波で犠牲になった町職員40人を追悼。一人ひとりの名前を読み上げた碇川(いかりがわ)豊町長は「大槌を頼むよと背中を押されている思い。一丸となって復興に取り組んでいく」。

9:00 秋田県男鹿市 県や市、NTTドコモなどが準天頂衛星「みちびき」の位置情報をもとにした国内初の避難訓練を実施。参加した榊(さかき)正子さん(56)は「もしもの時に使えるようになれば、多くの人が命を失わなくて済む」。

9:10 福島県南相馬市 鹿島区の南右田海岸を門馬麻野(まや)さん(35)が訪れ、近くの自宅跡に花を供えた。

消防団員だった夫の孝文さん(当時35)は、住民の避難誘導中に殉職。「3年という時間の実感は全くない。骨さえ見つかっていないのだから、半信半疑のまま。死と向き合うことなどできません」

午後2時46分には同僚だった消防団員7人も訪れ、追悼。伊佐見真一・分団長(55)は「決して風化させてはならない。これからも、ずっと続けていく」と話した。

9:10 秋田県庁 県内への避難住民約1千人について、佐竹敬久知事は「震災から3年が経ち、子どもたちの進入学などを考えれば、希望者には秋田の人間になってもらうためいろいろなフォローをすべき時期に来た」と述べ、定住促進策を進めると初めて表明。

10:20 仙台市若林区 荒浜地区の慰霊塔に、埼玉県から被災地支援ツアーのバスが到着。東松山市の主婦加島好(よし)さん(76)は「何とも言えない気持ちになる。これからも被災地を応援していきたい」。

11:00 鹿児島県庁 市民団体「原発ゼロをめざす県民の会」が、九州電力川内原発の再稼働を認めないよう求める伊藤祐一郎知事あての申入書を提出。

11:00 宮城県気仙沼市 石材業岩渕博昭さん(57)が知人ら154人の名を刻んだ慰霊碑の除幕式が神社で。「お礼と恩返しの気持ちをこめた。自分にはこれしかできないから」

11:35 福島県庁前 約120人が脱原発デモ。福島県郡山市の黒田節子さん(63)は「声をあげることを無駄とは思わない。私たちはあきらめていないということを知ってほしい」。



12:00 金沢市 福島県いわき市から自主避難している森島幹博さん(48)が有機野菜をメーンにしたカフェをオープン。「気持ちが落ち込んだ家族を支えるのに精いっぱいだったが、やっと再スタートを切れた。避難者の交流の場にしたい」

13:00 福島県浪江町 避難指示区域内で自治体による唯一の追悼式。両親と弟を失った准看護師本居春江さん(29)は「この惨事を経験した私たちにしかできないことがあるのではないか」と呼びかけた。

13:30 鹿児島市の鹿児島地裁 鹿児島、宮崎、熊本などの住民147人が、九州電力川内原発の運転差し止めを求める訴訟で第5次提訴。原告団は「福島の原発事故の被害を忘れないよう、この日を選んだ」と記者会見で説明。

13:30 千葉県習志野市 京成津田沼駅前で市民グループが追悼行事。募金に応じた元会社員石井啓之さん(67)は「昔、福島県に単身赴任して営業で浜通りも回った。風化させてはいけない」。

14:15 神戸市中央区 東遊園地のガス灯「1・17希望の灯(あか)り」が分灯され、「3・11」の形に並べられた竹灯籠(とうろう)にともされた。岩手県陸前高田市の追悼集会の会場にもインターネットで中継。主催団体の白木利周さん(71)はこう呼びかけた。「復興の道のりは遠いかもしれませんが、神戸をはじめ全国のみなさんが支援していきます。ともに歩んでいきましょう」

14:15 岐阜市 音楽ホールで震度6弱の地震を想定し避難訓練。参加者は「地震が起きたら慌てる。日頃から訓練しないと」。

14:20 東京都江東区 福島県から避難した約1千人が暮らす公務員住宅「東雲住宅」で約200人が黙禱(もくとう)。避難者でつくる自治会副代表の高橋佑治さん(70)は「あの日から時間が止まっている。私が生きていられるのはあと10年ぐらい。貴重な3年を先の見えない不安のなかで過ごしてしまった」。

14:30 名古屋市 被災者支援グループによる追悼式。東海岩手県人会の石井弘子会長は「私たちはこれからも被災地と被災者に心を寄せていきます」。

14:30 長野市 善光寺で追悼法要。若麻績敏隆(わかおみびんりゅう)寺務総長(55)は「心に傷を負ったまま苦しんでいる方が大勢おられることに思いをはせ、共に歩んでいく必要がある」。

14:35 三重県庁 追悼式で鈴木英敬知事は「私たちの職責でできること、個人としてできることを改めて見極めていきたい」とあいさつした。

14:35 松山市 愛媛県への避難者らが「四国霊場第51番札所」の石手寺で追悼式。「3年たったが、心はふるさとにあることを改めて感じる」と福島県南相馬市から避難している渡部寛志さん(35)。



14:46 神奈川県鎌倉市 仏教、神道、キリスト教の約160人が鶴岡八幡宮で追悼・復興祈願祭。高井正俊・建長寺派宗務総長は「私たちにできるのは祈ること。毎年開き、鎌倉は被災地を決して忘れない、ということを伝えていきたい」。

14:46 宮城県石巻市 水産加工会社「ヤマサコウショウ」の工場では、従業員14人が仕事の手を休め、海に向かって黙禱(もくとう)した。

石巻漁港に近い工場は津波で全壊。従業員5人が犠牲になった。震災3カ月後に魚の切り身加工にしぼって工場を部分的に再開。2012年12月に二つある工場が完全復活と、歩みを進めてきた。

佐々木孝寿社長(48)は「私たちは生き残ったのではなく、生かされた。5人の分までがんばって、この地で勤めあげることが供養になる」と話した。



14:46 岩手県大船渡市 カトリック大船渡教会で、犠牲者を追悼するミサがあった。在日フィリピン人ら5人も参列。午後2時46分、防災行政無線のサイレンと教会の鐘が響く中、海に向かって手を合わせた。

岩手県陸前高田市の中名生(なかのめ)ロサリンダさん(39)は「今でもサイレンを聞くと、逃げなきゃと思って、胃がぎゅっと痛くなる」。津波で家を流され、仮設住宅で日本人の夫とその両親、8歳と5歳の娘と暮らす。

「3年はあっという間。これから家を再建するけど海が近い。子どもを守れるかどうか不安になる」



14:46 埼玉県加須市 最後の避難所だった旧騎西(きさい)高校で、福島県双葉町からかつて避難していた人々が黙禱(もくとう)。4月から埼玉県の看護専門学校に通う大石真子さん(18)は「今でも震災を思うと自然に涙があふれてくる。患者の悲しみがわかる看護師になりたい」。

14:46 三重県名張市役所 庁内放送で1分間の黙禱(もくとう)。市広報対話室の中木屋恵理子主査(43)は「まだまだ3年という思い。これからもできる限り被災地に協力したい」。

14:46 津市 高田中学校で生徒が黙禱(もくとう)。1年生が復興支援ソング「花は咲く」を英語で合唱した。堀江里茉(りま)さんは「今なおつらく苦しい思いをしている方たちがたくさんいらっしゃることを、私たちは決して忘れてはいません」。



14:46 宮城県名取市 閖上(ゆりあげ)漁港では、復旧工事に当たる潜水士や作業員らが、海に頭を垂れた。

地元の建設会社社長、吉田浩文さん(46)は、自身も潜水士。震災の日、消火ホースを体に巻き付けて水中に入り、4人を救助したが、3年たったこの日、頭をよぎったのは「4人しか助けられなかった」という後悔の思いだった。

まもなく港内の浚渫(しゅんせつ)工事に携わる。40人が行方不明の閖上地区。さらった土砂から遺体が見つかる可能性もある。「今も家族を捜し、区切りがつかない人がいる。見つけてあげたい」



14:46 宮城県石巻市 津波で多くの児童が亡くなった大川小学校では、300人以上の遺族や住民が防災無線のサイレンを合図に黙禱(もくとう)した。遺族会の鈴木典行会長(49)は「忌まわしい震災から3年。年月が経つにつれて、悔しさ、悲しさが増していく」。

14:46 岩手県宮古市田老 復旧工事が進む防潮堤の上に約300メートルにわたる人の列ができた。盛岡市からバスで訪れた高校2年の田村和真君(17)は「震災を風化させず伝えていくために、どうしてもきょう、被災地に立ちたかった」。

14:46 京都市北区 被災者5人が世界遺産の上賀茂神社に復興と原発事故収束を祈願するために参拝。宮城県石巻市から府営住宅に避難している男性(43)は「自宅は全壊した。生活再建のめどが立たず、石巻には戻れない。景色も変わり果ててしまった故郷を見たくない。つらくなるから……」。




14:47 福島第一原発 東京電力の広瀬直己社長が免震重要棟で黙禱(もくとう)した後、社員に向け訓示。「汚染水対策などで安全の意識を共有しよう。復興とは、この3年間に止まった時間を、再び前に進めること。それぞれの持ち場で能動的に仕事にあたっていきたい」



14:51 宮城県美里町 梅ノ木行政区で家族の無事を知らせる赤い旗を戸外に掲げる訓練。区長の内海政雄さん(69)は「万が一の時、力を合わせて救出するために旗は便利。訓練を重ねるにつれ、理解が得られてきた」。

15:03 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発 横村忠幸所長が社員約350人を前に訓示。「安全に『これで終わり』ということはない。地域に信頼される発電所にしていきたい」

15:05 山形市 市役所前で追悼式典。福島県南相馬市から夫婦で避難する男性(59)は「もう漂流生活に疲れた。中古の家を買ってここに永住することを決めた」。

15:20 佐賀市 反原発の市民団体が佐賀県の古川康知事あてに九州電力玄海原発の再稼働に同意しないよう求める要請書を提出。操業停止訴訟原告団長の石丸初美さん(62)は「『絶対安全』がないのに、再稼働議論が進む。福島の事故から何も学んでない」。

16:00 三重県四日市市 市中心街で脱原発デモ。約40人が「原発いらない、未来を守れ」と訴えた。

17:26 千葉県旭市 15人が犠牲になった九十九里浜近くで、住民たちが大津波の襲った時刻に黙禱(もくとう)。実行委会長の仲條富夫さん(66)は「津波さえなければという思いはあるが、この時刻を忘れずに後世に語り継ぎたい」。

17:30 水戸市 茨城県三の丸庁舎前広場で、キャンドル5千本が点灯。集まった約150人が黙禱(もくとう)を捧げ、「故郷」を斉唱した。水戸市の主婦小豆畑(あずはた)明子さん(37)は「一日も早く、被災地の復興が進んでほしいと思いを込めました」。



18:10 宇都宮市 市中心部で追悼イベント。主催した大学生の小野塚夕佳さん(22)は、1年間休学して被災地でボランティアをした。600本のキャンドルで描く「PRAY FOR JAPAN」の文字に「東北だけの問題でなく、全国の人に忘れないでほしいという思いを込めた」。

18:00 三重県四日市市 市中心部の公園で、犠牲者を追悼するキャンドルに明かりがともされた。主催者は「あの日を忘れず、四日市からもできることを続けていきたい」。

18:30 福岡市 東京電力福島第一原発がある福島県双葉町の前町長、井戸川克隆さん(67)が講演。「再稼働を急いで、双葉町のようになりたいんですか」と訴えた。

18:30 広島市中区 原爆ドームの対岸でともされたキャンドル約500本を前に、集まった市民らが被災地に祈りを捧げた。3年前、茨城県ひたちなか市から避難してきた益成洋子さん(29)は「子どもが震災の日のことを怖がるため、一度も戻っていません。でも、広島の人が震災を忘れないでいてくれることはうれしい」。



19:00 岩手県大槌町 午後7時、子どもたちが風船を夜空に放った。

「天国の父ちゃんに会いたいな」という言葉をきっかけに、子供たちの遊び場を提供する社会福祉法人が企画。風船は大槌町の犠牲者数にあわせ約1300個を用意した。

久保惣良(そら)君(7)は、保育園で一番の仲良しだった友達あてに手紙を書いた。「天ごくでトミカでいっぱいまいにちあそんでっか?」。風船につけて空に飛ばし、「じゃあなー」と4回叫んだ。



(朝日新聞デジタル 2014年3月11日)



(2011年 写真)
http://tohoku311.blogspot.jp/2011/04/blog-post_3362.html?m=1


【今日の御言葉】

わたしたちは神の子【背任の汝矣島純福音教会牧師に執行猶予判決 =ソウル地裁】

2014-03-10 23:41:42 | 今日の御言葉


Photo 今日の出来事でしたか。
( 2011年3月10日『産経新聞』)





御父がどれほどわたしたちを
愛してくださるか、考えなさい。

それは、
わたしたちが神の子と呼ばれるほどで、
事実また、そのとおりです。
世がわたしたちを知らないのは、
御父を知らなかったからです。


「ヨハネの手紙一」/ 03章 01節
新約聖書 新共同訳



死の瞬間、私たちが裁かれるのは
自分の善業の数によってでもなければ、
一生の間に
手に入れた資格によってでもありません。

私たちは、どれだけの愛をこめて
仕事をしたかによって
裁かれるのです。


マザーテレサ
(マザーテレサ『愛と祈りのことば』より)





★背任の汝矣島純福音教会牧師に執行猶予判決
=ソウル地裁

◆朝鮮日報 2014年2月20日 18:28



【ソウル聯合ニュース】

ソウル中央地裁は20日、背任などの罪で在宅のまま起訴された汝矣島純福音教会の元老牧師、趙繩(チョ・ヨンギ)被告に懲役3年、執行猶予5年、罰金50億ウォン(約4億7500万円)の判決を言い渡した。

また、趙被告と共謀したとして起訴された長男で元国民日報会長の趙希竣(チョ・ヒジュン)被告には懲役3年の実刑判決を言い渡し、身柄を拘束した。

趙繩被告は2002年に希竣被告が所有していた株式25万株を適正価格の2倍以上の価格で購入するよう指示し、汝矣島純福音教会に131億ウォン余りの損害を与え、この過程で約35億ウォンを脱税した罪に問われた。

裁判所は「この犯罪は教会運営の最高意思決定権がなければ不可能であり、趙牧師の地位と役割に合った処罰が必要だ」とした上で、趙繩被告が教会名義の各種の虚偽文書作成や書類変造などを承認または黙認し、犯行の中心的役割を果たしたと指摘した。

(2014/02/20 18:28)



▲趙基(チョー・ヨンギ)・
汝矣島(ヨイド)純福音教会元老牧師


★背任罪などで罰金判決受けた
チョー・ヨンギ牧師、
主日にメッセージ
「所有してはならないことを学んだ」


◆クリスチャントゥデイ 2014年3月3日01時56分


自身の指示により教会に対して131億ウォン(約12億4200万円)の損害を与えなどとして、50億ウォン(約4億7500万円)の罰金命令が下された、世界最大のペンテコステ派教会の牧師、趙基(チョー・ヨンギ)氏(78)は2月23日、教会の信徒を前に「この苦難を通じて1つ悟ったことは、一個人が何も所有してはならないこと」などと語った。

趙氏はこの日、韓国・汝矣島(ヨイド)純福音教会で行われた主日礼拝の説教で、第2コリント人への手紙4章16~18節を引用し、「苦難を克服する3つの道」と題して説教。この中で、最近の裁判で出された判決についても言及した。

趙氏は「(判決後の)2日間、50年の牧会生活の中で最も困難な苦難を経験した。試練と苦痛の中にあったが、今まで信仰してきた中で一番神様が有益な日をくれた。心を痛めたし、弁明したくもなったし、また人であるから抗議、あるいは復讐したい、そういった色々な複雑な誤った考えが胸の中に浮かんできた」と告白。「その中で、悔い改めることができ、聖霊の変化を受けることができ、真珠貝から真珠が出るのだと思いながら、よいことも多かった」と語った。

趙氏はまた「私が苦難を受けている間、聖徒の皆さんが私のためにたくさん祈ってくださったことをよく知っています。皆さんの祈りが私を人として作り、主の僕(しもべ)として作ってくださったことを感謝します」と、同教会の信徒らに感謝を伝えた。

その上で、今回の事件から得た教訓として、「私はこの苦難を通じて、1つ悟ったことは、一個人が何も所有してはならないということだ。私は、今日でも神様がお召しになれば、いつでも主の国に行くつもりだが、地位や名誉、権威、お金も、健康以外にはこれ以上望むものはない。そして、私たちが生きているすべての道で、小さなことでも神様が全てをよくしてくださるのだから、この試練と患難も、私をより大きく、よりよく作ってくれることを信じているので、(今回の事件も)肯定的に受け取れるはずだ」と語った。

趙氏は、2002年に息子の趙希竣(チョー・ヒジュン)氏が所有していた、教会や関連機関の清掃、警備、セキュリティ業務などを行っているサービス会社の株式25万株を、適正価格の2倍以上の価格で購入するよう同教会関係者に指示し、同教会に巨額の損害を与えたとして、特定経済犯罪加重処罰法違反(背任)などの罪で昨年6月、在宅起訴されていた。

この裁判の判決が今年2月20日に言い渡され、同教会に131億ウォン(約12億4200万円)の損害を与えたとして、趙氏は懲役3年、執行猶予5年、罰金50億ウォン(約4億7500万円)の判決を受けた。また、元国民日報会長である希竣氏も、共犯したとして懲役3年の実刑判決を受けた。

一方、趙氏が在宅起訴された際、同教会側は、牧会に専念していた趙氏は、一般企業で行われるような株式売買や株式の価値評価など詳細な業務を指示するだけの専門知識はなかったとして、不当な起訴だという立場を表明。同教会の教職や信徒ら16万人の署名を集め、請願書を提出していた。

また、同教会の長老会も、教会と営利を追求する民間企業では、意思決定の構造が違うと指摘。同教会は長老らを中心とした役員会が最高意思決定機関としてあり、その下にある各委員会や各実務部門のすべての業務を検討し決定しているとし、当時同教会の会長であった趙氏の決裁は形式的意味が強いと主張した。「すべての書類を一つひとつ確認して決裁することは事実上不可能」「実務部門と委員会の判断と決定を信じて尊重し、重大事案の場合は外部の会計事務所など専門機関のコンサルティングを受けるようにしていた」などとする立場を示していた。

しかし、今回の判決で裁判所は、教会の最高意思決定権を持つ趙氏が関与していなければ不可能な犯罪だとし、趙氏の地位と役割に見合った処罰が必要だとした。また、趙氏が教会名義での各種文書作成、書類変造などを承認、あるいは黙認し、犯行の中心的役割を果たしたなどと指摘した。

同教会の役員会は2月23日、信徒向けに「汝矣島純福音教会の聖徒たちに捧げる文」を発表。「かなり過去に決裁された文書について、今回、司法による判断を受けることになった」「このような状況と、またこれに関連した全てのことについて、教会を愛し、常に祈ってくださる聖徒たちにご心配をお掛けしたことを心からお詫び申し上げます。今後はこのようなことが起らないよう、教会の全ての関係者たちが最前を尽くすつもりです」とし、今回の事件について信徒らに謝罪した。

(クリスチャントゥデイ 2014年3月3日01時56分)



▲土肥隆一氏
( 2011年3月10日『産経新聞』写真)
竹島領土と言えぬ 放棄求め韓国で署名


【今日の御言葉】

心にとめて行う者【横浜元町でアイルランドの祭り 「セントパトリックデー・パレード」 】

2014-03-10 19:30:13 | 今日の御言葉




しかし主のいつくしみは、
とこしえからとこしえまで、
主を恐れる者の上にあり、
その義は子らの子に及び、
その契約を守り、
その命令を心にとめて行う者にまで
及ぶ。


「詩篇」 103章17, 18節
旧約聖書 口語訳



困った時には手を差し延べ

苦しい時には励まし

嬉しい時には

互いに手を取り合って喜ぶ
そういう人間関係を築きなさい。


あなたがたが互いに

愛し合い、高め合う時

そこに神の国が造られるのです。






★横浜元町でアイルランドの祭り
「セントパトリックデー・パレード」

◆ヨコハマ経済新聞 2014年03月10日



横浜元町ショッピングストリート(横浜市中区元町)で3月15日、「第10回セントパトリックデーパレード横浜元町」が開催される。

セントパトリックデー・パレード(St.Patrick's day)は、アイルランド共和国の祝日「セント・パトリック・デー」(3月17日)を祝う祭り。前後の休日には世界各地でパレードが催され、シンボルカラーのグリーンの衣装を身につけた人々が街をパレードする。

横浜元町のパレードは2004年の開始以来、春を呼ぶ祭りとして定着。元町通りにアイルランドの音楽が流れ、アイルランドの国旗をイメージした緑・白・オレンジの3色の風船が街を彩り、パレードやアイリッシュミュージックライブ、野外ダンスパーティー「オープンエアケーリー」が行われる。

主催は、日本とアイルランドの友好な関係の構築や文化交流の促進を目指す非営利団体「アイリッシュ・ネットワーク・ジャパン(INJ)横浜」横浜パレード実行委員会。INJは日本国内で1992年からイベントを行っており、今年は10都市以上でパレードを開催する。

隊列には、セントパトリック、アイルランド大使館、東京パイプバンド、アイルランド音楽&ダンス団体、サンモールインターナショナルスクール、横浜アイリッシュダンサーズ、在日米陸軍軍楽隊、在日米海軍横須賀基地キニックハイスクールなどが参加予定。



昨年の元町セントパトリックデーの様子


元町のスポーツバー「Benny’s Place」(中区石川町1)をはじめ、英国風パブ「HUB横浜西口店」(西区南幸2)、「ハードロックカフェ横浜」(西区みなとみらい2)、アイリッシュパブ「The SNUG」(中区野毛町1)では、アフターパレードパーティーを開催する。

INJ横浜広報担当の桝水美伽さんは「西洋文化の玄関口として発展してきた元町には、横浜周辺在住のアイルランド人やアイルランド系アメリカ人を筆頭に、アイルランドに関心のある人々や多くの外国人がパレードに集まる。ぜひアイルランドのナショナルカラー『緑』のものを身に着けて元町に遊びにきてほしい」と話している。

セント・パトリックは、5世紀ころアイルランドにキリスト教をもたらした宣教者で、3月17日はセント・パトリックの命日にあたる。アイルランドの守護聖人として現在も親しまれており、キリスト教の布教でアイルランドを訪れた際に、アイルランドの国花「三つ葉のシャムロック」で三位一体を伝道したといわれている。

http://www.hamakei.com/phone/headline.php?id=8664
(ヨコハマ経済新聞 2014年03月10日)





★松江で
セント・パトリックス・デー・パレード

◆山陰中央新報2014年3月10日



緑色の衣装を着て松江城をバックに行進するパレード参加者たち 文豪・小泉八雲が幼少期を過ごしたアイルランドの祝日にちなむ「セント・パトリックス・デー・パレード」が9日、島根県松江市の中心部であった。アイルランドのシンボルカラーの緑色の衣装を身にまとった約280人が通りを練り歩き、街をアイルランド色に染めた。

パレードは、小泉八雲を縁にアイルランドの文化に触れてもらおうと、2007年に始まった。山陰日本アイルランド協会などでつくる実行委員会(小泉凡委員長)が、同国でキリスト教を広めたセント・パトリックの功績をたたえる祝日(3月17日)前後に、毎年開いている。

参加者は、緑色の屋根をした特別仕様の堀川遊覧船で水上パレードをした後、松江城大手前を出発。同国の民族楽器の笛「ティンホイッスル」などを響かせながら、カラコロ通りまでの約800メートルを行進した。

来賓として招かれた在日アイルランド大使館のエリオット・ミルトン二等書記官(39)は「松江市は美しい街だ。さらに交流を活発化させたい」と話した。

('14/03/10 無断転載禁止)
(山陰中央新報2014年3月10日)


★熊本市で聖パトリックス祝祭行進
ラフカディオ・ハーンの縁で開催 【熊本県】

◆西日本新聞 2014年03月09日
(最終更新 2014年03月09日 02時18分)




▲パレードには、
緑色の飾りをつけた犬も参加した



北大西洋の島国、アイルランドのシンボルカラー、緑色の衣装などで街中を行進する「セント・パトリックス・デイ・パレード」が8日、熊本市の中心部であった。熊本アイルランド協会の主催。

パレードは、同国にキリスト教を広めた聖パトリックの命日(17日)を中心に世界中で開催されている。熊本では8回目で、「旧制五高の英語教師を務め、父親がアイルランド人のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)を通して、熊本とアイルランドはつながっている」(同協会)という。同国出身の県内在住者を含め約120人が上通や下通のアーケード街などを練り歩き、民族楽器の演奏を披露するなどして買い物客らを楽しませた。

=2014/03/09付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞 2014年03月09日)




▲『神国日本』ラフカディオ・ハーン
(小泉八雲)
(平凡社 写真)


【今日の御言葉】


種蒔く人【はだしのゲン 都内で撤去請願  教委・議会に14件】

2014-03-09 02:39:27 | 今日の御言葉



雨も雪も、ひとたび天から降れば/
むなしく天に戻ることはない。

それは大地を潤し、芽を出させ、
生い茂らせ/

種蒔く人には種を与え/
食べる人には糧を与える。


「イザヤ書」/ 55章 10節
旧約聖書 新共同訳



平和は、ほほえみから始まります。

マザーテレサ
(マザーテレサ『愛と祈りの言葉より』)



※米兵による日本人女性のレイプシーン

これを小学生にそのまま
読ませるのですか?



★はだしのゲン 都内で撤去請願 
教委・議会に14件

◆東京新聞 2014年2月21日 07時05分



 原爆投下後の広島を描いた漫画「はだしのゲン」を教育現場から撤去するよう求める請願や陳情が昨年九月以降、東京都と都内の区市の教育委員会・議会に計十四件提出されたことが、東京新聞の調査で分かった。松江市の小中学校で閲覧制限問題が発覚して以降、作品を子どもたちから遠ざけようという動きが浮かび上がる。全国の道府県教委も調べたところ、都以外では請願は出されていない。東京での議論が全国の平和教育のありように影響を与える可能性もある。 (飯田孝幸、樋口薫、大平樹)



 一月から二月にかけ都と島しょ部を除く都内五十三市区町村を調査した。十四件の内訳は都教委が三件、練馬区が三件、千代田区が二件、港、新宿、大田、中野、足立区と西東京市が一件。


※通州事件(中国軍による日本人居留民虐殺事件)がモデル

 請願は「旧日本軍の残虐行為を捏造(ねつぞう)している」「天皇に対する侮辱や国歌の否定が含まれる」として、学校図書館などからの撤去を求めている。練馬区教委などに請願を出した「教育問題懇話会」の代表者は「史実をねじ曲げた思想宣伝の教材になっている。親や教員の指導がないまま、子どもに読ませるには毒が強すぎる」と話した。一方、対抗する形で、都や練馬区などには、自由に閲覧できるよう求める請願も出された。



 都教委は一月「幅広い知識を身に付けさせるため、さまざまな資料が必要」として、いずれの請願にも応じないことを決めた。一方で「一部に教育上の配慮が必要な暴力的表現がある」とも指摘。校長や教委関係者の会議で、適切な読書指導を行うよう周知した。


※スターリン、毛沢東、金日成と勘違い

 六の市や区では「海外からも評価を得た作品」(港区教委)として現状のままとしたり、校長が判断すべきこととして「一律の撤去には応じられない」(千代田区教委など)としたりした。足立区議会では「誤った歴史が事実かのように描かれている」とする議員と、「原爆や戦争の悲惨さを伝えている」とする議員の意見が対立。約半年にわたり継続審査となっている。中野区教委は今後審議に入る。



( 東京新聞 2014年2月21日 )

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014022190070518.html



※久間章生防衛大臣(当時)は、
原爆投下を「しょうがなかった」と発言して、
マスコミ、市民団体からバッシングを浴びて、
大臣を辞めさせられました。(2007年)


【今日の御言葉】

舟の右側【平壌で謝罪会見 北朝鮮による圧力か オーストラリア人宣教師を国外追放に 】

2014-03-08 04:39:14 | 今日の御言葉




イエスは言われた。
「舟の右側に網を打ちなさい。
そうすればとれるはずだ。」

そこで、網を打ってみると、
魚があまり多くて、
もはや網を引き上げることができなかった。

「ヨハネによる福音書」/ 21章 6節
新約聖書 新共同訳




学校でする勉強とは何でしょうか。


訓練です。


ですから、学校は訓練場所、実験場です。


訓練は、実践ではなく準備段階です。


準備を誤ってはなりません。



◆「韓国のスパイ」平壌で謝罪会見 北朝鮮による圧力か

★西日本新聞 2014年02月27日
(最終更新2014年02月27日12時23分)



▲平壌の人民文化宮殿で記者会見した
「キム・ジョンウク」と名乗る男性
=27日午前(共同)



【平壌、北京共同】

北朝鮮で韓国のスパイとして昨年摘発された男性が27日、平壌で記者会見し、韓国の情報機関、国家情報院の指示を受け、北朝鮮の体制破壊を目的とした活動をしていたと説明、「本当にすみませんでした」と謝罪した。

 南北は離散家族再会を終えたばかりで対話の雰囲気が高まり、話し合いの主導権をめぐる南北の駆け引きが活発化するとみられる。外交筋からは「北朝鮮による韓国への圧力の一環」との見方が出ている。

 男性は「キム・ジョンウク」と名乗り、数年前から中国側の中朝国境地帯で牧師として地下教会を運営し、北朝鮮の市民の取り込みを図っていたという。


(西日本新聞 2014年02月27日)



▲北朝鮮国内で宗教パンフレットを
配布したとして拘束され、
同国に対する正式な謝罪文を作成し、
指印を押すオーストラリア人宣教師の
ジョン・ショート(John Short)さん。

撮影地は非公開

(2014年3月1日撮影)。
(c)AFP/KCNA VIA KNS


★オーストラリア人宣教師を国外追放に

◆CNN.co.jp 2014年3月3日

http://www.cnn.co.jp/m/world/35044676.html

【CNN】 北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、北朝鮮で先月拘束されたオーストラリア人宣教師の国外追放が決まったと伝えた。

拘束されていたのは香港在住のジョン・ショートさん(75)。同通信は追放の理由として「北朝鮮法の寛容さ」と「年齢への十分な配慮」を挙げた。

ショートさんは観光客として北朝鮮に入った後、平壌市内の仏教寺院周辺や混雑した地下鉄の中でキリスト教関連のパンフレットを配布したとされる。

同通信は、ショートさんの謝罪文とされる文章も公開した。「北朝鮮の人々を怒らせ、侮辱したこと」や「打ち消しようのない敵対行為」を反省し、許しを請う内容だ。

キリスト教関連のウェブサイトによると、ショートさんは過去に中国でも布教活動を理由に何度か拘束され、1990年代には2年間近く入国を禁止された。

北朝鮮では昨年、韓国系米国人のペ・ジュンホ(米国名ケネス・ペ)氏(45)がキリスト教活動を通し政権転覆を図ったとして、15年の労働教化刑を言い渡された。北朝鮮には当局管理下のキリスト教会がいくつかあるものの、独立した宗教活動は禁止されている。北朝鮮の人権に関する国連調査委員会の報告書によると、キリスト教の普及は重大な脅威とみなされ、実践現場が見つかると厳しく処罰される。

(CNN.co.jp 2014年3月3日)



▲北朝鮮国内で
宗教パンフレットを配布したとして拘束され、
同国に対する正式な謝罪文を作成し、
読み上げるオーストラリア人宣教師のジョン・ショート(John Short)さん。
撮影地は非公開
(2014年3月1日撮影)。©AFP=時事


★北朝鮮、拘束した豪宣教師を国外追放

◆AFP BB 2014年03月03日 19:18
発信地:北京/中国


【3月3日 AFP】

北朝鮮で先月、身柄を拘束された香港(Hong Kong)在住のオーストラリア人宣教師、ジョン・ショート(John Short)さん(75)が国外追放され3日、中国・北京(Beijing)に到着した。

 ショートさんはツアー旅行で訪れた首都・平壌(Pyongyang)の仏教寺院で、キリスト教の聖書に関するパンフレットを配布したとして拘束されていた。

 平壌からの便で北京の空港に到着後、記者たちから質問を受けたショートさんは取り乱し、泣き崩れた。「大変、大変疲れた」と述べ、しばらく休みを取るつもりだと語った後、豪政府職員に付き添われ車で去った。

 北朝鮮の国営朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)は、ショートさんが高齢であることに加え、「罪を告白」する文書に署名し、謝罪したことから、国外追放という「寛大な」決定が下されたと伝えている。また、ショートさんが読み上げ、署名した謝罪文に、赤のインクで指印を押す様子を捉えた写真と共に謝罪文の写しが公開された。

 謝罪文には「自分の行動は(北朝鮮の)独立した権利と法律に対する消し去ることのできない敵対行為である」「許しを請いたい…ひざまずくこともいとわない」などと書かれていた。

 北朝鮮で拘束された外国人が釈放されるためには通常、当局が用意した文面によって「告白」し、自己批判することが条件とされる。

 またショートさんの声明には、欧米のメディアは北朝鮮について、宗教の自由が認められない閉ざされた国だというレッテルを貼って報じているが、それは「不正確で誤りだ」との言葉も含まれていた。

 信仰の自由は北朝鮮の憲法にも記されているが、実際には信仰の自由は存在せず、宗教活動は政府につながる公認団体のみに厳しく制限されている。

(c)AFP/Jennifer O'MAHONY


【今日の御言葉】

癒し【USJ一気に春 あすから 「イースター・セレブレーション」 】

2014-03-07 21:26:01 | 今日の御言葉
http://www.gizmodo.jp/sp/2009/04/post_5393.html


わたしの名をもって
となえられるわたしの民が、

もしへりくだり、祈って、
わたしの顔を求め、
その悪い道を離れるならば、
わたしは天から聞いて、
その罪をゆるし、その地をいやす。

「歴代志下」 7章14節 旧約聖書 口語訳



苦しい試練の時、
私は狼狽して祈ったことはありません。


「神様、
あなたのみ旨はなされます。

私は勇気ある子供として生き、
そして死にます。

どのような苦しみも
私の歩みを止めることはできません。

私は進んでいきます。
神様みていてください」



★USJ一気に春 あすから
「イースター・セレブレーション」


◆大阪日日新聞 2014年3月7日


大阪市此花区の米映画テーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で、キリスト教のイースター(復活祭)をテーマにするイベント「ユニバーサル・イースター・セレブレーション」が8日に始まるのを前に、6日、関係者に公開された。復活、豊作を意味するウサギやタマゴのモチーフで飾られた園内は一足早い春の雰囲気に包まれている。




春の雰囲気に包まれたUSJの園内
=6日午後、大阪市此花区


6月30日までの期間中、色とりどりのタマゴに変身するキャラクターを園内で見つける参加型イベント「イースター・エッグハント・ラリー」(有料)などが楽しめる。

アニメや漫画で人気の「ワンピース」を題材にしたレストランや有料ショーも8日にスタート。家族向けエリア「ユニバーサル・ワンダーランド」ではアトラクションの予約システム(無料)も同日導入予定で、園内は春休みを迎える来場者でにぎわいそうだ。

(大阪日日新聞 2014年3月7日)




★四旬節:教皇による「灰の水曜日」の儀式、
聖サビーナ教会で

◆ バチカン放送局 2014年3月6日
18:35:25


教皇フランシスコは、5日、ローマの聖サビーナ教会で「灰の水曜日」の伝統儀式をとり行われた。

この日、教会暦は「灰の水曜日」と共に「四旬節」に入った。四旬節とは、公生活に入る前のキリストが荒野で40日間の断食を行ったことを思い起こすもので、復活祭までの主日(日曜日)を除く40日間、悔悛と祈り、断食や節制、施しや愛徳の実践を通し、キリストの復活の記念によりよい形で与る準備をする期間である。

四旬節の始まりを告げる「灰の水曜日」には、信者が死と痛悔の象徴である灰を額に受ける「灰の式」が行われる。この灰には、前年の「枝の主日」(「受難の主日」、復活祭直前の日曜日)に祝福されたオリーブなどの枝を燃やしたものが使用される。

夕方、教皇フランシスコは、修道者、司祭、司教、枢機卿らと共に、アベンティーノの丘にある聖アンセルモ教会から宗教行列を行われ、連祷と聖歌が響く中、ミサが行われる聖サビーナ教会へと向かわれた。

聖サビーナ教会は、その起源を5世紀とする、初期キリスト教の建築様式を留めた教会。教皇による灰の水曜日の典礼は伝統的にこの教会で行われる。

教皇はミサの中で「灰の式」をとり行われ、自らも頭に灰を受けられた。

説教で教皇は、四旬節は神に立ち返るための招きであり、自分や社会、教会の中で何かうまく行かないことに対して回心の必要を知る時であると話された。

より人工的な世界を生きる現代、わたしたちは知らず知らずのうちに神を生活から取り除こうとしていると教皇は述べ、今再び「神と兄弟たちに心を開く」必要を強く訴えられた。

(2014-03-06 18:35:25 )




★4日間のカーニバルで70人死亡、
ボリビア

◆AFPBB News 2014年3月6日


【AFP=時事】

南米ボリビアの政府は5日、同国で4日間にわたり開催されたカーニバルで70人が死亡したと発表した。大半は交通事故によるものだが、少なくとも15人は殺人被害者だという。

 ボリビアでは毎年、キリスト教・四旬節前のこの時期にカーニバルが開かれる。今年の日程は今月1日~4日で、3万人のダンサーと6000人の音楽隊が参加し、多数の観客を集めた。

 しかし、カルロス・ロメロ(Carlos Romero)内相が警察の情報として発表したところによると、カーニバル期間中に死亡した70人のうち、37人は交通事故の犠牲者だという。

 なおこれには、中西部オルロ(Oruro)で起きた事故の死者は含まれていない。同市では、大勢の人が殺到した金属製の橋が崩落し、5人が死亡、数十人が負傷した。当局発表によると、オルロでは約35万人がカーニバルに繰り出していたという。

【翻訳編集】AFPBB News





【今日の御言葉】

嗣業【イエス・キリスト役俳優が イケメンすぎると批判殺到 】

2014-03-06 03:42:34 | 今日の御言葉



あなたがたは、
さきに受けた恥にかえて、
二倍の賜物を受け、
はずかしめにかえて、
その嗣業を得て楽しむ。

それゆえ、
あなたがたはその地にあって、
二倍の賜物を獲、
とこしえの喜びを得る。

「イザヤ書」61章 7節 旧約聖書 口語訳



善は悪用されない。

されるようでも
結局、悪用した者が滅ぶ。




イエス・キリストにしては
イケメンすぎると批判を浴びている
ディオゴ・モルガード
- Mark Davis / Getty Images



★イエス・キリスト役俳優が
イケメンすぎると批判殺到

◆シネマトゥデイ2014年3月5日

http://m.cinematoday.jp/page/N0061166

【シネマトゥデイ芸能ニュース】

先日、北米で封切られたばかりの映画『サン・オブ・ゴッド(原題) / Son of God』が、思わぬところで反響を呼んでいる。主人公のイエス・キリスト役の俳優がイケメンすぎると批判を浴びているのだ。

同作は先月28日(現地時間)より北米で公開中。2013年に放送されたテレビ・ミニシリーズ「ザ・バイブル(原題) / The Bible」を基にした歴史劇で、イエス・キリストの誕生から復活までを描いている。主人公のイエス・キリストを演じるのは、ポルトガル出身で、モデルから転身を果たした俳優のディオゴ・モルガードだ。

ディオゴは「ザ・バイブル(原題)」出演時からイケメンぶりが話題になっており、その役柄から“ホット・ジーザス”という愛称も付けられた。だがE!Onlineによると、ここへ来て、そのディオゴがキリストを演じるにはイケメンすぎるという批判が殺到しているとのこと。最新の研究では、イエス・キリストは現在でいうパレスチナ人の男性に似ている外見をしていたようだと推測されており、ディオゴがポルトガル出身であることも批判の理由の一つのようだ。

だが、同メディアの取材に応じた同作プロデューサーのマーク・バーネットは「馬鹿らしい」と批判を一蹴。“ホット・ジーザス”ことディオゴ自身も「この呼ばれ方は褒め言葉だと思っているよ。もっと良いものをあればとは思うけどね」とコメントし、気にも留めていない様子を見せている。

ちなみに作品は公開週に2,560万ドル(約25億6,000万円・1ドル100円計算)の興行収入を上げ、スタジオの予想を上回るヒットを記録している。

(編集部・福田麗)




★“マンガとアニメとキリスト教”
クリスチャンが選ぶサブカルチャー
『トーマの心臓』 : 文化


◆ クリスチャントゥデイ 2014年3月2日



「神マンガ」「神アニメ」なる言葉を目にしたことはあるだろうか。ネットの情報サイトなどでは「神」の字が「ネ申」と諧謔(かいぎゃく)的に表記されることも。ストーリーやスケールが飛び抜けていることを指す、サブカル界の称号のようなものだ。

マンガやアニメの「神作品」に圧倒され心酔した多くの若者たちが、今日もネット上で「ネ申」を賛美している。マンガやアニメの世界は、いかにも“多神教”なのである。

はたから見て、クリスチャンから見るとことさら、どうしてこのようなものに人気が・・・と嘆きたくなる物語が世にあふれているなかで、まれに目の覚めるような傑作が光明を放つ。

そんなものに触れる機会も必要もなかった、という諸賢兄姉の声があるかもしれない。しかし、世界中で高く評価されている日本のサブカルチャーがキリスト教をどのように描いてきたのか、見渡してみることもまた一興ではないか。

小説や映画を題材に語り合う集いがあるように、クリスチャンがサブカルを語る場があってもいい。その方面に通じた人たちとの情報交流で名前の挙げられてきた“神マンガ”“神アニメ”を、シリーズで紹介していきたい。

まずはマンガ。定石ならば、当世の『聖☆おにいさん』あたりを採り上げるべきかもしれないが、キリスト教メディアでもすでに見慣れた感が否めないし、そもそもユルさが話題のマンガなので、語りにくい。

この際なので、古きに遡りましょう。『トーマの心臓』。1974年に『週刊少女コミック』に連載された作品で、しかもドイツのギムナジウム(高等中学)が舞台だ。外国趣味の少女マンガと侮るなかれ。哲学書並みに深く考えさせられる。

全寮制男子校の人気者トーマが、雪の日に橋で転落死するところから物語は始まる。その謎に騒然となる生徒たちのなかで唯一冷静さを失わない委員長ユーリのもとに、トーマからの手紙が届く。「これが僕の心臓の音」。そこにトーマと瓜二つの転校生エーリクが現れて・・・。

これから読む人のために細部を明かすわけにはいかないが、この作品のメッセージは明確だ。「どんな人も愛されていい」。そのことに気づかされた主要人物の一人は、最終的に聖職者となる道を選択する。そのようなマンガは、ほかに読んだことがない。

同性愛でも異性愛でもなく、アガペー(無条件の愛)を描こうとしている。聖書的にも正しい、などと言うつもりはないが、結末を知れば、トーマの死は明らかにキリストによる十字架上の献身に通じている。純真な少年たちのすぐ近くで暗躍する悪魔的存在も、その誘惑も、聖書におけるサタンとのせめぎ合いを思わせる。

アマゾンの読者レビューから『トーマ』についての感想を抽出すると――

「初めてこの作品を読んだのは13歳。トーマと同じ年でした。漠然と、すごい話らしい・・・ということはわかるのですが、何故(中略)が救われるのか全く理解できず歯がゆい思いをしました。ずっと後になってからキリスト教の考え方を知り、(中略)の意味を知り、雷に打たれたような気分になりました。こんなにも何かを信じ、誰かを愛することが、果たして自分にはできるだろうかと・・・」

「繊細な心理描写、宗教的モチーフ、(中略)これは、キリスト教における『無償の愛』をテーマにした、極めて文学的な作品である」

「これを読んだ外国人の大学教授が大泣きをし、改宗する人までいたというのもわかる気がします」

また、以下は登場人物の言葉――

「どうして神さまは、そんなさびしいものに人間をおつくりになったの? ひとりでは生きていけないように」(日曜学校で学ぶ子が父親に尋ねて)

「ぼくはずいぶん長いあいだ、いつも不思議に思っていた。なぜあの時、キリストはユダの裏切りを知っていたのに、彼を行かせたのか」

「もしぼくに翼があるんなら、ぼくのじゃだめ? 片羽きみにあげる。両羽だっていい。きみにあげる。ぼくはいらない」

作者の萩尾望都は70年代から今に至るまで多彩に作品を生み出し続け、すでに伝説的な人だ。心理描写の巧緻はもちろん、聖と悪を描かせれば“神業”の域に入る。2012年には少女漫画家として初の紫綬褒章を受けた。

タイトルに「神」を入れた作品が散見される。長編『残酷な神が支配する』は虐待と心的外傷を軸とするサスペンス。『半神』はわずか16ページの短篇だが、1人の少女の埋めようのない欠落と孤独を描いて評判を呼び、舞台化され映像化された。

萩尾望都にとっては一貫して、人間を描くことは、神を描くことなのかもしれない。その逆もまた。その原点が『トーマ』なのだ。甘くない内容に、連載初回で打ち切られそうになりながら、再評価されていく。やはり舞台化、映画化され、萩尾ファンの小説家がノベライズしている。

古いマンガだが、少しも古くなっていない。この春休み、人生を見つめ直す稀有な素材として、『トーマの心臓』に触れてほしい。さまよえる心の若者たちに。受験勉強を終えて、ほっとしている人にも。

(ライター・高嶺はる)



『聖☆おにいさん』中村光 (写真)

【今日の御言葉】

掟【視点「アンネの日記」 日本は反ユダヤにあらず】

2014-03-04 22:23:49 | 今日の御言葉




あなたがたに新しい掟を与える。

互いに愛し合いなさい。
わたしがあなたがたを愛したように、

あなたがたも互いに愛し合いなさい。


「ヨハネによる福音書」13章34節
新約聖書 新共同訳




知識は何をするためにあるのですか、
それは愛を誇るためです。

では、力は何のためにあるのですか、
それは愛を現すためです。

では、お金があるのは何のためですか、
愛を分けるために必要だからです。







★社説:視点「アンネの日記」 日本は反ユダヤにあらず

◆毎日新聞 2014年2月28日



ユダヤ人の少女アンネ・フランクが隠れ家でつづった「アンネの日記」は、ナチスによるユダヤ人迫害を後世に伝える有名な本である。ところが1月以降、東京都内や横浜市の図書館を中心に「アンネの日記」や関連本が破られる事件が発覚し、日本の「右傾化」と関連づける海外の論調も出始めた。

共同電によると、26日付の中国人民解放軍機関紙、解放軍報は「日本のサイトで『アンネの日記は(事実ではなく)小説だ』とする言論が大量に見いだされる」として歴史否定の動きがあると批判。日記を破いても「記憶を消すことはできない」と指摘した。

韓国メディアは、日本にはヒトラーに追随する勢力が少なくないと報じ、在日韓国人などへのヘイトスピーチに象徴される「病的な右傾化現象」との関連に注目している。

推測は自由だが、犯人像も動機もヤブの中なのに、ここまで言うのはいかがなものか。他国の歴史認識をうんぬんするなら、正確な史実を押さえておくべきである。

日本は確かにナチスドイツと同盟関係にあったが、ナチスの再三の要求にもかかわらずユダヤ人迫害に同調することはなかったからだ。

たとえば1938年、首相と陸軍・海軍大臣などで構成する五相会議が決めた猶太(ゆだや)人対策要綱は、ユダヤ人迫害は「日本が多年主張してきた人種平等の精神に合致しない」として公正に扱う方針を打ち出した。その背景にはユダヤ難民を受け入れて対米関係改善を狙う思惑(河豚(ふぐ)計画)や、世界を一つの家と見る「八紘(はっこう)一宇」の思想もあっただろうが、「戦前の日本とナチスは違います」(ヘブライ大のベン・アミー・シロニー名誉教授)というのが常識だ。

ユダヤ人に「命のビザ」を発給した杉原千畝(ちうね)、そのビザで日本に来たユダヤ人の滞在延長を助けた小辻節三(せつぞう)など、ユダヤ人が恩人と仰ぐ日本人も少なくない。杉原の関連本も破られたそうだが、日本の歴史に反ユダヤ主義を見るのは難しい。

仮に今日の日本が「右傾化」し軍国主義が復活しつつあるとの前提に立っても、だから「アンネの日記」を破る者が出るのだという立論は乱暴である。

他方、大虐殺を体験したユダヤ人には気の毒だ。在日イスラエル大使館は被害にあった図書館に「アンネの日記」などを寄贈した。米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」も強い懸念と怒りを表明した。犯人は日本人なのか、組織的な犯行なのかどうかも不明だが、根の深い事件ではないよう祈りたい。

(論説委員・布施広)

http://mainichi.jp/opinion/news/20140228k0000m070144000c.html







http://m.youtube.com/watch?v=LyR0lQYYG9E#
杉原千畝氏は、
日本政府の訓令に従っただけだった。

(昭和13年12月6日にユダヤ人保護を
閣議決定している)


http://sp.nicovideo.jp/watch/1369298121
ユダヤ人の命のビザを発行した
日本人外交官は、他にもいた。


杉原千畝氏は、
外務省をクビにされたのではなかった。


反ユダヤ主義者とだと
日本を貶めるのは、
失礼にもほどがある。



【今日の御言葉】

現象【口ずさんでもらいたい童謡】

2014-03-03 19:40:47 | 今日の御言葉




そして、大きな地震があり、
方々に飢饉や疫病が起こり、
恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる。


「ルカによる福音書」/ 21章 11節
新約聖書 新共同訳




ぞうさん ぞうさん おはながながいのね
そうよ かあさんも ながいのよ

ぞうさん ぞうさん だあれがすきなの
あのね かあさんが すきなのよ

『ぞうさん』作詞 まど・みちお 作曲 團伊玖磨 (1952年)





★【産経抄】3月2日


◆MSN産経ニュース2014年3月2日


亡くなったまど・みちおさんは明治42年、山口県の徳山(現周南市)で生まれた。その2年前、同じ山口県の山口市で中原中也が生を受けている。といっても2人の詩人に接点のようなものは見当たらない。それどころか、若い頃の生き方は対照的だ。

▼中也は文学に熱中して旧制中学を落第、以来京都や東京で自由奔放な生活にひたる。一方のまどさんは、少年時代に台湾に移り、工業学校を優秀な成績で卒業し、台湾総督府で土木技師を務めた。その作品からは信じられないような「お堅い」仕事だった。

▼共通点といえば「西洋」への一時的傾注と自然への回帰かもしれない。ランボーらの詩に強い影響を受けた中也は、子供の死を機に、故郷の自然にすがって生きようとした。まどさんも若い頃、西洋の音楽や絵を学んだ。プロテスタントの教会に通い、洗礼も受けた。


▼だが、まどさんの評伝もある阪田寛夫氏によればキリスト教から遠のいていく。蚊やアリにまで愛情を注ぐまどさんにとって「あまりにも人間中心」に思えたからだという(阪田氏『童謡の天体』)。そんな考えを象徴するのが代表作とされる童謡『ぞうさん』だ。

▼「鼻が長いね」と言われたゾウの子が「そうよ かあさんもながいのよ」と答える。阪田氏は、ゾウの親子の仲良しの歌だと思っていた。ところがまどさんに聞くと「ゾウの子が鼻が長いとからかわれた。でもしょげたりせず、いばって答える歌」と教えられた。

▼「ゾウがゾウに生まれたことを、すばらしいと思っているからです」と説明したとも言う。ひょっとしたら人間社会に向けられた歌なのだろうか。とりわけ身勝手な正義感や歴史観ばかり横行する国際社会で、口ずさんでもらいたい童謡である。

( 産経新聞 2014年3月2日)



▲「消しゴム」まど・みちお

【今日の御言葉】

賛美と呪い【「強制的に従事させる文書は発見できなかった」石原元官房副長官】

2014-03-02 03:43:28 | 今日の御言葉


Photo いい加減な十六人の聴き取り調査の内容
(産経新聞2013.10.16)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131016/plc13101608380010-n1.htm



わたしたちは、
この舌で父なる主をさんびし、
また、その同じ舌で、
神にかたどって造られた人間をのろっている。

同じ口から、
さんびとのろいとが出て来る。

わたしの兄弟たちよ。
このような事は、あるべきでない。

「ヤコブの手紙」3章9, 10節
新約聖書 口語訳




父母は子供が優れているから
愛するのではありません。

子供であればこそ
優れていようが愚かであろうが
愛するのです。


病身の子を持つ親が子供以上に
つらいのと同様に

神様の愛の心情は

皆さんが優れているいないということを
超越しているのです。




ウソつきの河野洋平元官房長官 (写真)


★「強制的に従事させる文書は発見できなかった」石原元官房副長官


◆産経新聞 2014年2月21日 07:54

【「慰安婦」問題 】



▲衆院予算委員会で答弁する
石原信雄元官房副長官(左) 
=20日午後、衆院第1委員室
(酒巻俊介撮影)



 --河野洋平官房長官談話の経緯は


 石原信雄元官房副長官「各省に資料を集めるように要請したが、女性たちを強制的に(慰安婦に)従事させるという種の文書は発見できなかった。米国の図書館まで行って調べたが、強制的に集めたことを客観的に裏付けるデータは見つからなかった」


 --韓国での元慰安婦16人の聞き取り調査の証言は裏付けは

 石原氏「事実関係を確認する裏付け調査は行われていない」


 --韓国側の指摘に沿って談話を「合作」したか

 石原氏「私は承知していないが、この種のものをまとめる段階で、何らかの事務的なすり合わせはあったのかもしれない」


 --河野氏の指示はどのようなものだったか


 石原氏「承知していない」


 --韓国から日韓関係が良くなるという示唆があって談話がまとめられたのか


 石原氏「韓国側は『意に反して慰安婦とされた者がいる。そのことを認めてほしい』と再三言っていた。証言の結果として心証をもとに談話を作成し、韓国側はこれで過去の決着をしたという姿勢だった。(日韓の)意見のすり合わせが当然行われたと推定される


 --結果的に韓国に利用されたが


 石原氏「苦渋の選択でヒアリングをした。責任を持って選ぶという韓国側の善意を信頼した。当時の日本政府の善意が生かされていないのは残念だ」


 --談話は日本政府が強制連行し性奴隷にしたと認めたものではないのか


 石原氏「慰安婦の募集は主として業者が行い、その過程で官憲や軍が関わった可能性があるという表現になっている。日本政府や日本軍の直接的な指示で募集したと認めたわけではない


 --談話の再検証は


 菅義偉官房長官「学術的観点からさらなる検討が重ねられることが望ましい」


 --研究のために調査結果をオープンにすべきだ



 菅氏「非公開を前提に調査を行った」


 --政府で専門家の検証を検討してほしい


 菅氏「機密を保持する中で検討したい



▲河野談話裏付けなし
産経新聞 2014年2月21日



【今日の御言葉】