個人的な印象なのですが、スピリチュアルなことが好きな人や、直観力のある人は、目に見えない領域において、「自分と他人を仕切る境界線」が薄い人が多い気がします。
1998年頃のことですが、私はとあるセラピストさんに「そもそも境界線がない稀有な人」と言われました(笑)
「薄い」のではなく、そもそも「境界線がない」状態の人は、100万人に一人くらいいるらしくて、その人は生まれつき直観力が優れているらしいのですが、私がそんな一人だというのです。
ちなみに境界線がないと普通はどうなるかというと、他人のことが自分のことのように感じすぎて、生きるのがしんどいそうです(苦笑)
その方いわく、
「和恵さんは人との境界線がないので、植物や鳥ともしゃべれるはずですよ」とも教えてくれました。
実際に話せているかどうかはわかりませんが、植物や鳥がこんな風に感じているんじゃないかとふと思うことは多々あります。
例えば、地図を見ると道に迷う私ですが、どちらに行こうか迷っている時に、突然鳥が飛び立ってくれるので、そっちに進むといつも正解だというのもそのひとつかな、と(地図より鳥を見る派です笑)
子どもの頃から目の前にいる人の考えていることや感情が、まるで自分のことのように感じてしまい、そもそもそれが自分の感情なのか誰かの彼女卯なのかどちらか一瞬わからなくなる、なんてこともありました。
とはいえ、皮膚がないと生きていけないように、エネルギーの境界線がないと、エネルギー自体は制限なく大きくなります。
メリットとしては、世界とひとつになれるので、特に自然の中で直接指導を卯受ける形で直観を受け取れるのですが、人間の中にいたら、他人のエネルギーを影響受けまくってしまう側面があり、苦しいことが多いです。
そう言われたと占い師の友人に相談したら、
「和恵さんには必ず和恵さんを守ってくれる人がそばに来ますから、心配せずに、感じたままに生きていていいですよ」と言われました。
言われてみれば、なぜかいつも身近に頼りになる人が必ずどの場所でも現れていました。
それはきっとそういう星を持っているのだと信じることにしました。
その後私もセラピストの仕事をするようになったのですが。
クライアントさんを見ていて、もともと見えない世界に強い興味のある方は、境界線が薄いので、他者の感覚に影響受けるため、自然と見えない世界に目が向く傾向があるのだろうなと思いました。
見えるもしくは漠然としてだけど感じるからこそ、そういう世界に興味が出るのでしょう。
全く見えない、感じない、自分の視界に全く入らないのあれば、関心を持ちようがないですから。
影響を受けやすいがゆえの苦しみや悩みもあり、そういう苦しみから抜け出したいと思っている方に、セッションの時に自分のことを守る方法をお話しすることがあります。
ひとつは、私が夢でハイヤーセルフに教えてもらったもので、イメージの世界で自分の周りに虹の膜を作って境界線を強くする方法。
あとはよくある手法で、実際にそういう境界線を紙に書いて意識化していく方法、などなど。
ただこれらの方法でもうまく行かない人は、まずは自分のエネルギーを浄化する必要があります。
なぜなかどんなに自分の外側にシールド(意識の盾)を張りめぐらせても、そもそも自分の中にネガティブなエネルギーの塊を持っていたら、防ぎようがないですからね。
敵の侵入を防ごうと高い塀を作ったのに、敵だと思っていたのは自分自身だったということですね。
すべては自分が引き寄せている。
このことが心の底まで腑に落ちたとき、境界線が薄かろうがなかろうが、まったく影響されずに魂を輝かせて、この地上にすっと立って生きていけるんじゃないかなぁって思います。
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