昨日は図書館で本をたくさん読んできました。

ここね。
その中で、文化人類学の先生が、ボルネオに滞在した本がありました。
ところ変われば、価値観が変わる。
どうやらボルネオの人たちは、縄文人に感覚が違いです。
「すべてのものは皆のもの」
所有と言う概念がない。
先生が持ち込んだ缶詰を、村人たちが勝手に食べるので、なぜ盗むんだ的なことを伝えたところ、なぜ自分1人のものだと思うのか理解できないという反応を食らったという。
みんなのものはみんなのもの。
それを独り占めしようとするなんて、悪霊か何かに取り付かれたのかい。
そんな感じ。
縄文時代も多分そうでした。
稲作を持ち込んだ弥生人が既にたくさんあちこちにいたのに、あえて狩猟の生活を崩す事はしませんでした。
やがてなし崩しに、ときには武力で制圧され、縄文人は北海道と沖縄に追いやられていくのですが。
その本に、
「栽培(農作)を始めたので、人は働かなくてはいけなくなった」と書いてありました。
かつては、そこにあるものをとって食べていたので、働くことがありませんでした。
ある時、自分たちで栽培すれば、楽に収穫できるのではと気づいた人がそれを始めました。
やがてその場所に定住し、安定した生活を送ることができたのですが、その頃から腰の痛みやストレスが増えていったようです。
定住して安定した食生活を送れるようになったため、人が増えていき、狩猟ではまかなえず、栽培を、つまりは働くことをやめるわけにはいかなくなった。
そんな説があるそうです。
確かに!と思います。
ボルネオの人は好きな時に好きなことをします。
文明もあり、車などもありますが、基本は食べるために狩りをし、みんなで分け合い、後は好きなことをする。
森が学校であり、大人が先生。
そしてみんな幸せそう。
お金はリーダーの元に、取材などで与えられ、それをみんなできちんと分配する。
リーダーはむしろ一番気前のいい人がなる。
独り占めする人は悪いやつだから下ろされる。
それが理想とは思いませんが、今でもそんな生き方がこの世界にはあるのだと感心しめす。
ところ変われば価値が変わる。
ますます世界を見たくなりました(笑)
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