ペットロスについて質問を受けたので、こちらでも伝えたいと思います^ ^
ペットとは言え大切な家族の一員です。
大切な家族の一員を亡くしたのに、悲しいのは当然のことで、忘れる必要はないですよ、というのがその答えです。
悲しみの中でも、何とか日常生活を取り戻したいと思うでしょう。
そのために悲しみを光に変えるセラピーを作りましたので、どうしてもしんどい時はそちらを受けていただいてもいいのです。
実は私は20年前、18年間飼っていたワンチャンをなくしました。
そして今でもりんちゃん(犬)の話をすると涙が出るし、今でもりんちゃんがこの世にいないのが悲しいです。
時間とともに傷は癒えていきましたが、りんちゃんを失った悲しみは、一生忘れないでしょう。
悲しみはそれだけ愛した証なのですから。
林三郎(りんざぶろう)は、私が中学校3年生の時に生まれました。
獅子座です。
お向かいのスピッツが父親で、3軒隣の中学の同級生の家で生まれた、マルチーズとヨークシャーテリアのミックス犬が母親です。
わずか生後1週間で我が家に来て、それから18年間ずっと家族の一員として過ごしました。
私が結婚して会えなくなって半年後に、脱走事件が起きました。
両親は必死で探してくれたのですが、1日たっても見つからず諦めていたところ、近所の人から連絡が入りました。
ある場所にりんちゃんそっくりの犬がいると言うのです。
両親が車でそこに向かうと、ある交差点で林三郎がしょんぼりしているのが見えだそうです。
その交差点は、私が通っていた高校のすぐ下にありました。
そこで私に雰囲気が似ている女の子が来るたびに、しっぽを振ってその子の後をついていっては、向かい側の交差点でしっぽを落としてしょんぼりするのを繰り返していたそうです。
きっと和恵のことを探していたんだよと言われ、号泣しました。
ちなみに今もちょっと泣いてます(苦笑)
歳と共にだんだん弱っていき、もう冬は越せないとお医者さんに言われたと言われました。
ですが当時の私は、配偶者が車で連れてきてくれなければ実家に帰れませんでした。
1人で帰ることも、子供たちを連れて帰ることも、許可が下りなかったのです。
そしてその冬でたった1日だけ、実家に帰ることができました。
まるでわかっていたかのように、私がその夜来ることになっていた朝、りんちゃんが横になったきり、起き上がることができなくなりました。
実家に戻った私がりんちゃんのそばに行くと、いつも飛びついてきたのに、私に気づくことがありません。
りんちゃんの鼻のそばに手を持っていくと、ちょっと顔起こして、白く濁った見えない目でこちらを見て、力なくパタパタとしっぽを振って私の手をなめたのです。
離れ難かったのですが、夜中にもう寝なさいと促されて、私は泣く泣く布団に入りました。
明け方、和室で寝ていた私の枕元に、犬が走ってくる足音が聞こえました。
私はりんちゃんが起きたんだと思って飛び起きると、誰もいません。
玄関に行くと、毛布の上に横たわっていたりんちゃんは、もう光の世界に帰っていました。
今も思い出して泣いています。
このりんちゃんの思い出を、りんちゃんを失った悲しみを、忘れたいとは思わないのです。
今でもいとおしく抱きしめていたい大切な思いなのです。
りんちゃんを失って1ヶ月ぐらいは、人としてかなり使い物になれなかったのですが、それでも少しずつ普通に日常に戻れました。
ペットの命は短いです。
だこらいつか失ってしまうと恐怖を感じることはあります。
でも、一緒にいられるそのかけがえのない時間を大切にして下さい。
もしも失ってしまったら、一緒に過ごした大切な日々を、どうか思い出してください。
今までリーディングした方々は、近くにペットがいてくれました。
私もりんちゃんはいつもそばにいると感じます。
生きてる世界で亡くなった人を思い出すと、天国でその人の周りに花が咲くそうです。
私はりんちゃんのことを思い出し続けて、りんちゃんの周りに、いつもひまわりを咲かせたいと思っているのです。
だから生まれ変わったりしないで、ずっとりんちゃんのままで天国で待っててって頼んでいます。
わがままかもしれないけれど(笑)
どうか、愛する存在と一緒に過ごした日々を、そしてこれからも過ごしていけるその日々を、大切にしてください^ ^