からの続き。
メディスンカードを独学で極めて人に伝えられるまでになった、その経験を教えてくださいと言うことで、特に大きなポイントも絞らず、メディスンカードの思い出話を語ってしまいましたが(笑)
原動力となったのはとにかく好きなことだったと言うことでしょう。
プロになるとかならないとか、そんな事は頭になくて、ただインディアンの教えが大好きだった。
ただ動物たちが大好きだった。
だからメディスンカードがとても好きで、このカードで目の前で悩んでいる人の手伝いができたら最高に幸せ。
プロになる前も、プロになってからも、この思いは変わりません。
そしてその思いがある限り、進化し続けられるし、プロとしてもやっていけるのかなと思います。
知識や情報も大事です。
普段から動物のことを学びインディアンのことを学び自然に触れる。
プロになりたいと思う方はまずこれをやってください。
そして素直に謙虚にカードの声を聞いてください。
目の前にいる人の幸せを心から願うこと。
そうすればきっと、動物たちの方から近づいてきてくれるので。
最後に、メディスンカードと出会って間もない頃にカードの愛を感じたエピソードをお話しします。
当時、SNSもなく、ホームページや掲示板でお話をすることが多い時代でした。
スピリチュアルな情報自体が少なくて、いろんな方々とそのような場所でお互いに情報交換をしていたのです。
その中の1人といさかいになってしまいました。
今思うと、伝え方がお互いに上手じゃなかっただけなのですが。
その方がメールで攻撃をしてきました。
ある意味素直なのだと思うのですが、そんなに「あなたが嫌いだ」と言う感情をぶつけるものかなと驚くのと同時に、売り言葉に買い言葉で、返事を書くうちにエキサイトしていきました。
もう少しで「私もあなたみたいな人は嫌いです」
と書いてしまいそうでした。
その時です。
パソコンに向かってメールの返事を書いていた私の背中を、当時2歳の娘が何度もしつこく叩いたのです。
感情を隠しつつ、むかついていたため、振り向く余裕うもないまま、なあに?と声だけで答えました。
しかし娘は無言で何度もしつこく肩を叩くので、一旦笑顔作って振り返りました。
すると、娘は笑顔で私にディア(鹿)のカードを差し出しました。
ディアの意味は優しさ。
どんなに醜い化け物も、無垢な優しさの前では溶けてしまうと言う逸話が載っていて。
優しさこそが怒りや恐怖やあらゆるものの全てを溶かす鍵である。
と言うメッセージです。
2歳の娘は居間に置いてあった私のバッグの中から、勝手にメディスンカードを取り出して私にそのカードを運んできたのです。
私は予想外の展開に、ありがとうと娘からディアのカードを受け取り、そっと胸に当てました。
ディアのカードの愛のエネルギーが私の身体にしみわたっていきました。
落ち着きを取り戻した私は、たった今書いたメールを全て消して、改めて愛を持った言葉で返事を書きました。
その次に帰って来たメールには、その相手からの心からの謝罪の言葉と、ずっとあなたのことを目障りに感じていて、つい言葉が過ぎたと言うことが書いてありました。
逆に、それを素直に言葉に出せる凄さに感動しました。
本当に素直な人だったんだなと思い、今もその人とは付き合いがあります。
なので、あの時怒りに任せて書いたメールを出さなくて良かったと心から思っています。
メディスンカードは本当にこのようなことをよくしてくれるのです。
これからも一生私のお友達です(*^_^*)
おしまいです。
習得するまでの道、というものでもなかったですね(苦笑)
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