色々なところでお話していますが、自分の見えていたものと前世というものがつながったときのことをお話します。
前世療法というものを初めて知ったのは、
関口宏のワンダーゾーンという番組だったと思います。
当時はまだまだ不思議な世界の話はおとぎ話かオカルトか宗教、それ以外で言っているのなら、頭がおかしい。
実際にそういわれたことが何回かあり、不思議な体験を人に話すのは怖くて、どちらかというとおちゃらけてしか話したことはありませんでした。
そんな時代にあってこの番組は結構攻めていました。
今でこそスピリチュアルジャンルもテレビで扱うことに抵抗が薄れていますが、あの当時はまじめに扱うとちょっといっているイメージがあったので、勇気がいったと思います。
そこで前世についてまじめに扱ったのです。
前世とはいわゆる昔クレオパトラだった人が思い出して、みたいな少女漫画の世界のことで、ひとりひとりにあるときちんと考えたことはたぶんなかったと思います。
そこで、前世療法の出来上がった経緯を紹介したのです。
精神科医のブライアン・L・ワイス博士はトラウマを改善する催眠療法中に、
なかなかうまくいかない患者さんに、
「そのトラウマの原因になった時にさかのぼってください」と暗示をかけました。
当然キリスト教徒でもある博士は前世など想定外でしたが、患者さんは突然、何百年も昔の出来事を語りだしたのです。
最初は何かの間違いだと思っていたのですが、何人もの患者さんが同じ状況になり、しかも知るはずのない当時使われていたその場所の方言を話したり、実際にその小さな地域で起きた事件を言い当てたりと、前世が真実であるかもしれないと感じるようになったのです。
そこから生まれた前世療法と、それを検証していった番組だったのですが、
わたしは前世を催眠状態になってさかのぼって知ることができるんだ!と衝撃を受けました。
当時はまだネットもあまり普及していない時代なのに、
札幌 前世療法
と打ち込んだのです。
すると、たった一件ヒットしました。
前世療法を受けた体験をホームページでつづったその方のサイトに書かれたお店の名前と、地下鉄の駅の名を頼りに、わたしはそのあたりを歩き回り、そのお店を見つけました。
お店についてたどり着いた経緯を話すと、ここはわざとわからないようにしてある(いわば結界的な)それを超えてくるのは縁がある人だけなのよ、とセラピストさんに言われたのを覚えています。
イギリスに留学してそこでオーラソーマと前世療法を習ってきたその人は、
数年間札幌でサロンを開き、その後遠くに引っ越していきました。
札幌のスピリチュアル黎明期を知る人はみなそこを知っている、という伝説のサロンです(笑)
そこでオーラソーマというものに出会い、前世療法はすぐに予約が取れなかったので、とりあえず受けてみることにしました。
その時言われたことがとてもヒットしたのと、エッセネ派の前世があるのね、と言われたことが心に残りました。
なんだか素敵な名前だけど、その時、札幌軟石みたいな灰色の石でできた建物のすぐそばで作物の種を撒く髪の長い修道士のような男性の姿が見えました。
一瞬、イエスキリストかと思いましたが、いやいやそんなバカなと思いました。
(そういえばエッセネ派の前世はちゃんと見ていなかったことに今気づきました笑)
修道士だったの?
と驚きつつ、前世療法なるものの予約を入れて、自分の自由になる時間はあまりとれなかったのですが、会社にはこどもが体調不良だと嘘をついて、
前世療法を受けに行きました。
ということで、つづく(*^_^*)