まだ小学校に上がる前だと思いますが、近所で猫が轢かれていました。
それを見て泣いていると母が教えてくれました。
『ざいしょうざんげ、ざいしょうしょうめつ』
その言葉を言うと全ての悪いことが消える。
その猫が今まで犯した罪も消えて、猫が天国に行ける。
可哀想と思うと寄ってきて天国にいないから泣いてはダメだ。
ただこの言葉を唱えなさい。
と教わりました。
その少し前に不思議なことがありました。
日高地方にある祖父母の家に遊びに行った時、小学生だった兄に原因不明の頭痛が起きました。
なかなか治らないのを心配した祖父が、近くの町にいる有名な先生に予約を入れてくれてので、母と兄は会いに行きました。
いわゆる霊能者さんで、旦那さんと死に別れてからいろいろなことがわかるようになったのですが、お金もとらず、必要な人に必要なことを教えている人。
母と兄が出かける日、私は父と姉、いとこたちとドライブに行きました。
その帰り道、父が猫を轢いてしまったのです。
祖父の家に帰ると母がいて、兄は良くなっていました。
2人に会うなり猫のことを伝えると、母も兄も信じられないと絶句したのです。
先生が兄に言ったのはあなたのお父さんが轢いた猫が祟っているので、心から詫びて成仏することを祈りなさい。
と言うものでした。
しかし父が猫を轢いたことなどなく知らずに轢いてしまったのか、と思っていたそうです。
時間を超えて起きた不思議な出来事で。
その時に教わったのがこの言葉で。
その時に先生に言われたことを私に伝えたらしくて。
幼かった私は動物を成仏させる言葉だと思っていました。
ある時仏教に詳しい人に聞いたら、罪を懺悔して消滅させるって意味だと言われました。
その時初めて、あ、ざいしょうのざいは罪で、懺悔と消滅だったのか!
と、漢字が浮かんだのですが(笑)
さっき改めて調べたら、意識に上っていない罪も消してくれるらしくて。
ほんと、ちょうどやってる潜在意識セミナーのヒントがまだあったなぁと(笑)
子供の頃からずっと意味も知らないで唱えていたって面白いですよね(*´꒳`*)