バーストラウマを調べて、これは確かに潜在意識の根底にあると思いました。
まさに人格生成の骨格をなすもので、生まれた瞬間にこのような傷を負い、その影響でそういった環境を寄せていくのだと思いました。
その内容は、前世の影響でもあり、自分がこの人生にどんな課題を持ってきたのかが大きく左右するのだと思います。
つまりは全て必然。
いい、悪いはありません。
逆に言うとトラウマのない生まれて生き方は珍しい。
わたしが出産するときに、強く感じたのは、子供との共同作業だということです。
自分が苦しんでいるときに、苦しいのは自分だけじゃなく、子供たちも苦しいのだと感じました。
出産を左右するのは私より子供の方だった気がします。
特に思ったのは次男の時です。
次男は4キロもあり、産むのは不安でした。
大きな胎児にありがちなのですが、次男の時は産気づいてから強い陣痛になるまでかなり時間がかかりました。
あまりにも時間がかかったので、先生が翌朝病室に来て、促進剤的なものを入れると言い出しました。
その時私は朝ごはんを食べていたので、ご飯が終わったら入れるからねと先生は去っていきました。
そのようなものを使いたくない。
そう思いながらご飯を口に入れた瞬間です。
突然お腹の中でだん!と強い衝撃を受けたのです。
次の瞬間ものすごい激しい陣痛が来ました。
助産婦さんを呼ぶと、分娩台に上がってと言われ、そのまま分娩台に上がり出産しました。
面白いのは、ちょうど朝礼の時間と被ったため、事務の人を含め病院中のすべての人が分娩室に来て、私たちを取り囲み、たくさんの人の中で出産したことです。
正直言って
はあ?
と思っていましたが、その時はもう必死で、羞恥心とかよりも、とにかくお腹が痛い、生まなくちゃと言う思いでいっぱいでした。
看護さんや事務員の皆さんが全員でヒーヒーフーとやってくれたので、そこにいる全員で出産をしているような不思議な気持ちでした。
出てきた赤ちゃんがとても大きくて、みんながでかベビーちゃんだと笑っていたのを覚えています。
後から友達に、マリーアントワネットなど、王族の人たちは、本当に世継ぎかどうかを確認するため、人々に囲まれた中で出産をしていたので、まるで王族みたいだね、と言われました。
想像していただけならかわいそうと思うのでしょうが、ギャラリーは見慣れているだろうし、
何よりたくさんの人がそばにいるのは心強くて、助産婦さん一人だけで産んだ時より、大きなエネルギーが満ちていて、いい思い出ができたと満足しています(^^)
そんないい思い出があるものでも、痛みや苦しみは強く、それなりにトラウマはあります。
妊娠中などのバーストラウマもあるので、もっと掘り下げてみたいテーマだと思いました。
ご自分が生まれた時もだし、お子さんがいる方は、それぞれの出産の時のことを思い出すきっかけになればと思います。
トラウマはそれを知ることで浄化の道が見えてきます。
時間はかかるけど、継続する事で必ず解放(快方)に向かいます。
今の性質からバーストラウマを推測する、なんてカテゴリーも作る予定です。