遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

太陽があたたかい訳

2019-01-24 23:56:10 | スピ的自叙伝
先日書いたブログ
に少し書かせてもらった「太陽からのメッセージ」について、以前メルマガに書いていたので転記します(*^_^*)

2016.1.28発行のメルマガより
プチエッセイ*太陽のエネルギー
ご存知の方も多いと思いますが、日照時間とウツ病の発症率は関わりがあります。
太陽の光が多いとウツ病発症率は減り、少なくなると増えるというデータがあるのです。

医学的に言うと、ウツ病の原因に関わりが深いとされているセレトニンという脳内物質は、太陽の光に左右されるということです。
セレトニンは人間の精神面に大きな影響与える神経伝達物質のことで、神経を興奮させるノルアドレナリンや快感を増幅するドーパミンと並ぶ三大神経伝達物質の一つです。
セレトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える働きをします。
つまり、セレトニンが不足すると、心のバランスが崩れやすくなるのです。
また眠りに関わる大切な働きもあるので、不足すると不眠症にもなってしまうのです。
セレトニンが充分分泌されていると満足感を得られることから、幸福ホルモンとも言われているのです。

このセレトニンは、朝15~30分ほど太陽の光を浴びることでセレトニン神経の働きが活発になり、脳内でたくさん分泌されるそうなのです。
つまりウツ病の人は朝日を浴びるのは効果があるのです。

その逆で太陽の光をあまり浴びることができない環境にいると、ウツになりやすくなるので、窓のない環境で日中働かなくてはならない方や夜勤ばかりの方などは意識して光を浴びるようにしたほうがいいのです。

このような例をひとつ取り上げるだけでも、太陽の光が生命体にとって大きな影響を与えていることがわかるかと思います。
太陽がもたらす健康への影響は、まだ発見されていないレベルのもの含めると相当数に上るそうです。

2年前に1か月ほど橋本病が悪化して入院しました。
のちにわかるのですが、その時私はウツになっていました。
そんな私ののベッドは窓側にあり、しかも窓は東南向きでした。
つまり朝日から夕陽までじっくり眺めていられる環境にありました。

あの一ヶ月は、ほとんど眠って過ごしていたのですが、入院して一週間ほどで目に見えて体調がよくなりました。
そんなある日、目が覚めて窓のそばに行くと、黄金色の朝日が昇ってくるのが見えました。
その時、自分の中から良くないものが抜けていくような清々しい気持ちになりました。
それから毎朝、日の出前に起きて、朝日が昇ってくるのと同時に瞑想をして、光をたくさん心と身体に取り入れました。
その後も一日中日が沈むまで何度も太陽の光を意識して取り入れました。
太陽が私の体調だけでなく、心も魂も浄化してくれたように思います。

以下の文章は今から18年前の1998年に書いたエッセイです。
16歳の時、3カ月ほど入院していたのですが、その時、屋上で太陽がわたしに語りかけてくれたときのことを綴っています。
よかったら読んでみてくださいね^^



『太陽が暖かい訳』
高校二年の夏に 3ヶ月入院したことがあります。
その時私は、人生の一番旬な時代を病院のベッドで過ごす自分が可哀相で、その病気は人生に大きな影を落とすものだと思いました。

テニス部に所属していた私は、間近に控えた高体連に向けて毎日練習に明け暮れていましたが、 試合の二日前から下腹部に激しい痛みが現れ、時間が経つに連れ痛みは増し、腹部がどんどん膨らんできました。
痛みに耐え切れず、試合が終わると同時に病院にいきました。

病名は卵巣膿腫。(原因不明ですが、母の胎内で死んだ双子の片割れとの説もありあます)
腫瘍が大きくなりすぎて卵管が捻れ、血液が流れなくなり、捻れた先が壊死して 腹膜炎を起こしかけていました。腫瘍は両方にあったため、右側の僅かの卵巣を残し 全て摘出しました。

幼い頃から、自分がこの世に生まれてきた意味は、自分の子供を産んで子孫を残して いくことだと強く思っていたし、何より子供が大好きで、早く結婚して子供を 産みたいと願っていたのに妊娠する可能性が低いと言われた私は、悲しみのどん底に落ちました。

ついでに言うと、入院中に、入学した頃から憧れていた先輩に恋人が出来てしまい、修学旅行を控え友人達がどんどんカップルになる中で、失恋したのです。

母親に悪態をついたり、屋上でしくしく泣いたり、思いっきり悲劇のヒロイン的な日々を 送っていたある日のことです。
屋上へ泣きに来たものの、もともと脳天気な私は悲しみに打ちひしがれる日々に 飽きはじめていて、あまりの天気の良さに、幸せな気分になってしまいました。

その時ふと思いました。
太陽は一個しかないから、世界中の人たちが見上げる太陽は今私が見ている太陽なのだって。
太陽は世界中のどんな場所も毎日同じように照らしてくれてるんだなって。
同じ太陽の下でたくさんの人が生きていると思ったら、自分の不幸もたいした事ないと感じました。(事実たいした事ではなかったのですが)
心地よく暖かい太陽の光に悲しみの心を解かされて、心が軽くなっていきました。
ほんと太陽の光は気持ちいいですよね。

太陽が言いました。
一つの出来事もその人の取ようによっては、不幸になったり幸せになったりするんだよって。
子供が出来ないかもと思えば不幸だけど、もう少し遅ければ全部摘出されていたのに、運よく一部残ったのだから、可能性も残って私はなんて幸せなのだろう。

そうして手術を受けてから5年後に、私は妊娠しました。私に子供を授けてくれた全てのものに深く深く感謝しています。
殺菌作用があると知られている太陽の光には、心にも効果があるようです。
皆さんも落ち込んだ時はぜひ日光浴をして見て下さい。

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