お子さんがとある試験的なものに落ちてしまい、落ち込んでいると言う方のお話を聞きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/33/034f76a768434b9c2c1317ab81b7894c.jpg?1641513657)
その方に伝えた事は2つ。
タイミングと信じる心が合えば必ずいつか叶うということ。
とは言え、目の前で泣いている子供をどんなふうに慰めたらていいか悩みますよね。
なので私が子供たちにしてきたことを伝えました。
次男が生徒会長に立候補して頑張ったときのことです。
実はその時、立候補していた女子は1人、男子が2人で、担任の先生に、そういう場合、男子の票が2つに分かれてしまうので、1人しか立候補していない女子の方が受かる確率が高いと聞いていました。
ですがそんなの関係ない。
人柄で選んでもらえばいいんだと言うことで、ほんとに選挙活動がんばりました。
結果はそれほど差がなかったのですが、やはり女子生徒会長になりました。
かなり落ち込んでずっと泣きっぱなしでした。
言葉もなくて、私はその時慰めるのは諦めました。
でも、悲しい数値を減らすことができないけど、楽しい数値を増やすことができると考えたのです。
その夜は押入れからテントを引っ張り出して、居間にテントを張りました。
キャンプしている雰囲気で、焼肉をして、コンビニでおやつやジュースをたくさん買ってきて、謎のパーティーをしたのです。
次男も最初は悲しんでいたのですが、他の2人の子供は関係なく楽しんでいるわけですから、いつの間にか3人で楽しくキャンプごっこ楽しみ、気づけばすっかり笑顔になっていました。
ちなみに翌日、あまり票差がなかったこともあり、次男は副会長になりました。
生徒会を運営して行く上で、会長よりも副会長の方が仕事が多かったと次男が言っていました。
担任の先生にも言われましたが、実質リーダーシップをとって生徒会を回していたのは次男だったと言う事のようです。
中身はどうあれ、やりたいことが叶ったわけです。
悲しみを減らそうとするのではなく、別のもっと楽しいことを増やしていく。
そうするといつの間にか笑顔が戻る。
受験シーズンなので、色々あると思いますが、第一志望がホニャララした(言霊のため書きません)次男が号泣した時も、ギュッとハグして、
あなたが行く大学が、あなたが出会うべき人がいる大学だから!
どこに行くのかは重要じゃない。
運命はあなたが行くべきところにいかせてくれるのだから。
これから行くことになる場所で、人生の最高の出会いがあるんだから、泣かなくていいからね!
と、言い続けました。
そして、受かるかどうか自信なかったのに、チャレンジしたことで、受かっていたかもしれないと微妙な未練もなくなる。
第一志望に受かるために必死に頑張っていたのをお母さんは知っている。
頑張ったことを誇りに思いなさい。
偉かったね、となでなでしました。
その頃には悲しみの涙は少し癒えていました。
悲しみは消せないけど、別の愛のエネルギーは与えることができるのです。
そしてそれは必ず人の力になります。
子育てに限らず、いろんな場面で役に立つことだと思うので、よかったら参考にしてください^ ^