ハリーポッターを見ていたらこの台詞が心に響きました。
『いちばんしあわせだった思い出で自分を満たすんだ』
心がときどきくじけそうになるような壁に、ほんとうにときどきぶちあたることがあります。
でも、同時に解決方法も浮かんでしまう。
あとは実行するだけ。
それはわかるんだけど、
でも…
そんな何かがふっと心をよぎっていて、あともうひとつきっかけがあったらこの山を越えられるのに…
そんな風に答えを探していたら、ハリーが仲間たちにそう叫んだ。
守護霊の魔法(自分を守ってくれる魔法)を実行するときに大切なポイント。
『いちばんしあわせだった思い出で自分を満たすんだ!』
いちばんしあわせだった思い出…
それは、この世界にたったひとりで、命を与えられて肉体の中で生きていると気づいた日からだったかもしれない。
だけど同時に思った。
誰も頼ってはいけないと、どこかでそう思いながら生きていたけれど、ひとりきりで生きてなどこれなかった。
いつも非力で、誰かが力を貸してくれていなければ、きっとここまで生きては来れなかったと感じる。
誰も頼れないと思っていたのに、ひとりで生きていく力を手にすることもできなかった。
きっと。
きっと、ひとりで生きていかなくちゃいけないと思い込んでいたから辛かったのかもしれないと思った。
誰かを頼っちゃいけないと思い込んでいたから悲しかったのかもしれないと思った。
いちばんしあわせだった思い出。
これからはもっとしあわせな思い出が増えるのだ。
やっと、やっとすべてから解き放たれて、
不安に思うことも、孤独に傷つくことも、もう終わったのだ。
心からしあわせだと思える日がこれから何度も訪れる。
守護霊を呼び出す魔法はきっと私にも使えるだろうとそう思った