パワースポットの事とか、神社のことが、自分の中で再構築が起きています。
それは京都に行ったことが大きかったです。
そして鎌倉も。
上加茂神社にある二葉稲荷社
教科書で伝えている歴史と、真実は違う。
古事記が思いっきり真実を改ざんしているように、私たちの知らない真実があるのです。
でもそれは、隠し通せないこと。
なぜなら豊かな土地に住んでいたため、自分達の土地を突然武力で奪われ、しかもいわれなき迫害を受けた人たちがいる。
彼らの存在は、奪った側から都合が悪く、鬼だとか、蝦夷だとか、土蜘蛛だと狐だとか。
「人間ではない」存在としての扱いを受けるような目にあった人たち。
彼らは消えてなくなったりしないから。
キリスト教がいくら書物を焼いて隠しても、南仏(マグダラのマリア)で起きていた残虐な行為がけして消え去らないのと同じ。
土地を無理矢理奪い、言葉を失うようなひどいことをした側の人間が、その後、祟りに見舞われる。
そこで慌てて、虐殺した首長を神として祭ってきたとされる。
菅原道真で有名な、天満宮もそうですよね。
鬼ごっことか、桃太郎とか、七つの子とか。
都市伝説的な知識はありました。
ですがその鬼が、というか、「鬼と呼ばれた人たち」が、もともとは誰だったのかを知ったとき、本当に心が痛みました。
なぜなら私は縄文時代が大好きだからです。
なんてこと!!
ですよね。
わかっていたけど、史実が残っているなんて。
それを読んで、予想よりひどく言葉を失いました。
どのようなひどい目にあったのか。
田んぼにカカシがあると思います。
あれが、もともとは人形ではなかった、と言えば、わかるかと。
豊かな土地を持っていたがために、武器を持つ存在に、だまし討ちにあったり、信じられない暴力によって土地を奪われた人たちが、その後、どんな運命をたどったのか。
想像できるかなと思います。
その時の虐殺された側のリーダー、つまりカカシにされたのがスサノオであり、彼らにつながる系譜なのです。
そして驚いたことにアマテラスもまた同じでした。
だって、スサノオの妻とされていますからね。
おいなりさんで有名な、倉稲魂命が好きなのです。
スサノオとアマテラスの娘です。
おいなりさんは確かに入り口が怖いのに、中に入ると、本当に人の良い優しそうな女神がいるからです。
人が稲荷系を怖いと言うのはわかるけれども、なぜ怖いのかをわかってもらえたら、むしろ女神のことをもっと好きになると思います。
なぜ狐があんなにも人に敵対心を持っているのか。
どんな目に遭ってきたのか。
自分が守っている人がどれほど位が高かったのか。
それなのにその人がどんな目にあったのか。
そりゃそうなるわと思います。
おいなりさんの伝説で、狐が女御の位(姫お付的な)を与えられている表記が出てきます。
私は、「手袋を買いに」に出てくる狐のように、人間に化けているファンタジーのように受け取っていました。
でも逆でした。
女御の地位にあった「人間」を、「狐呼ばわり」していたのです。
美しい姫や女御が、暴力で土地を奪うような輩にどんな目にあったのか。
考えただけで吐き気がします。
そしてお前らは「狐」だと言われたのです。
女狐と呼ばれる言葉がどんなイメージをもたらされているのか想像したら、どんな扱いだったのかわかると思います。
なので、何気に、あそこに行ったら金運が上がりますみたいなポップなことが言えなくなってしまったのです。
特に、蚕の社にもいらっしゃったのですが、上賀茂神社にいた二葉姫。
稲荷とついているから、端 秦1族の姫なのだなと思ったのですが。
秦さんの事も(前世がそこですからね)なんとしても、ファンタジーとして世の中に出したいなと強く思っています。
うん、なんかダークな内容ですみません^ ^