昨日は病院でマタギの本を読んでいました。
マタギとは、秋田発祥の山で猟をする人たちです。
三吉神社((私映ってますが笑)
しきたりがあり、巻物を持っているそうです。
それは山伏のようでもあり、縄文やアイヌの人たちに受け継がれている古の教えをそのまま実践している人たちでもあると感じました。
マタギの方々は言葉の重要性を凄く感じているとありました。
柿本人麻呂だったと思うのですが(紀貫之なも?)
この国は言霊のさきわう(幸わう)国と詠ん
でいたと思うのですが、日本は昔から言霊の国だったのです。
言霊がどれほど影響与えているのかをはるか昔から考えていたことの1つに、例えば宴会のことをおしまいと言わずに、お開きにするなどと言い換えることがありますよね。
そんなふうに日々の中に、言霊の重要性を当たり前のように実践していた文化があるのです。
予祝と言うものを聞いたことがありますか。
起きていないことをあらかじめ祝うことです。
潜在意識の引き寄せに似ていますが、日本では昔からしていたことです。
実はこれ私も時々やっていて、最近あまりついてないなぁとかよくないことが続いた時、お祝いのパーティーを開くのです。
理由はいたってシンプル。
いいことがあった記念。
別に実際にあったわけでは無いのです。
でも不思議なことに、いいことがあった記念パーティーをすると、その後に本当にいいことがあるのです。
ついてない時こそおいしいものを食べようがマイルールなのですが(笑)
それを発展させただけなのですが、予祝をちゃんとやっていたんだと、この制度を知ったときに感動しました。
はるか昔から、声に出して言った事は自分が責任を持つことを文化の中に取り入れていたこと。
改めて昔からの教えを守る人たちの中に、それがしっかり組み込まれていることに感動しました。
やはり言霊は大事ですね。