たくさんの方に占いをさせていただいて感じたのは、やっぱり運命はあらかじめ大筋が決まっていてることです。
ただ、その運命は神様が一方的に押し付けたものではなくて、自分が生まれてくる前にあらかじめ自分で決めてきたことなのです。
離婚した後で、自分がそもそも結婚してしまったこと、20年も耐え続けたことで自分を責めました。
そんな時、もう一度自分の占いをしたくなり、ホロスコープをだしてみたのです。
改めて離婚後にもう一度出してみると、以前とは違う読み方ができたのです。
当たり前ですが星そのものは変わっていません。
ただかつてはあまり重要視しなかった星が、大きな力を秘めていたことを思い知らされたのです。
結婚の部屋に入っている星で、私の結婚相手になる人間は、わたしに寄生し、私からいろいろなものを絞りとっていく存在になるというもの。
もう1つが良い星だったため、そちらに勝手に賭けてしまい、悪い星は意識の中でスルーしていたのです。
人の星を読むときはバランスよく見れるのに自分の星には勝手な思い入れを持ってしまったようで。
プロになってから改めてその時に見た自分のホロスコープにはいくつも発見があり、そして心の支えにもなりました。
なぜあの時、あの人を選んでしまったのか。
なぜ拒否できなかったのか。
などと自分を責めましたが、結局のところその星が入っているのであれば、別の人選んだところで結果として似たようなところにたどり着いていたんだろうなと思えたのです。
星があるのだから仕方なかったのだ。
そう思ったら、これ以上悩むのはやめようと思えたのです。
ホロスコープは、いい意味の星も悪い意味の星もそもそも星の数は決まっています。
それは避けられない。
全てが全部ハッピーになることはない。
よくない影響を与える星が必ず誰にでも同じだけある。
その逆で全てが悪くなることもない。
必ず誰にでもいい星が存在してしまうのですから。
それがどんな配置になるかで運命を読むことができる。
結婚のところに悪い星が入っていることを嘆いて一生終わるより、例えば仕事運や才能の部屋にとてもいい星が入っているとしたら、そこをもっと伸ばせばいいのです。
持って生まれた星は変えることができません
だから運命の中で出会う出来事は大きく変えることができないと感じます。
でも、例えばなぜ海が見えないんだと嘆くのではなくて、今見える山の景色が美しいと思えるように生きること。
占いは、海が見える星を持っていないけれども山を美しく見る星があるんだと気づくことができるツールです。
そのおかげで、海を探し求めて山に気がつけない人生ではなく、与えられた環境をどう生かすのかを知ることができる。
つまりは人生をより良くするための最強のツールだと思っています(^^)