特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

LUMIX DMC-G7、空間認識技術(DFDテクノロジー)は凄い?

2016年09月06日 | カメラ・レンズ等の機材
前回の記事でご紹介しましたがマイクロフォーサーズの新たなカメラとして
LUMIX DMC-G7H 高倍率ズームレンズキットを購入しました。



先輩機のE-M10より幅広く、分厚く感じるボディですがFZ200とほぼ同じ大きさです。

約236万ドット 有機EL(OLED)によるEVFは35mm判換算で約0.7倍という
とても大きく見易いものです。
E-M10のEVFと較べてアイポイントが少し短いのと視野の中心部と周辺部とで
像の見易さが少し違う感じを受けましたがやはり大きく広い視野はありがたいです。
見える像の遅延や連写時のパラパラ感もE-M10で鍛えられた?せいも有り
このクラスのEVFとして現状では十分満足出来るレベルだと言えます。

GXシリーズとは違いボディ内手ブレ補正機能は有りませんので手ブレ補正を備える
レンズが必須となりますね。
でもキットズームは1本で14~140mmという広い範囲をカバーしてくれます。
いわゆる便利ズームと呼ばれるものなんですが想像以上に画質は良いようです。


取扱説明書を見ずにバッテリーの充電だけ済ませてカメラ到着の翌日、初撮りに出掛けました。


今回目指すのは近鉄吉野線。
本当ならお隣りのVISTA EXで橿原神宮前に向かいたい所なんですが
G7に出費したばかりなので料金不要の急行で向かいます。
ただご覧の様に3200系が入ってましたので今まで京都地下鉄線での乗車しか
経験していなかったので今回はたっぷりと長距離での乗り心地を堪能しました。


橿原神宮前で吉野線へ乗り換えです。

きょうの目的は営業運転開始の1週間前に行われる『青の交響曲』の有料試乗会列車の撮影です。
吉野線は殆ど撮影経験が無くどこで撮るのかさえ決っていませんでしたので
6620系の運転室背後に張り付き撮影ポイントを探すと言う有様です。

なかなか良い場所が見つかりませんが時間もそれ程有りませんので一か八か、ある駅で下車しました。
駅からそのポイントに徒歩で向かい辿り着きました。

3両編成分の長さを想定して位置を探ります。
遠くで踏み切りの音が鳴り始めました。


16000系です。
僅か2両の特急電車。華麗さや特急というスマートさとは程遠いスタイルでは有りますが
近鉄ファンの私にとってこの色、この形というのは琴線に触れるものが有ります。

この後、お目当ての『青の交響曲』の捕獲を無事終えました。
例の如くそちらの写真は当方のもう一つのブログの記事に掲載しましたので
ここでの掲載は割愛させて頂きました。

新しいカメラでお目当ての被写体を捉えて満足な気分で帰路に着きます。

風邪気味で少々体調が悪い状態での出撃でしたので京都までは誘惑に負けて12200系に乗車です。


リニューアルされているものの時代を感じさせる車内ですが消滅までもう数年の運命。
最近はスナックカー乗車率が高いです(笑)。

移動・撮影時間を含めて3時間近く水分を補給していなかったので・・・

五臓六腑に染み渡るほど旨~い。
そして『G7』にかんぱーい。



おまけですがG7導入にあたって一番興味の有った空間認識技術(DFDテクノロジー)による
AF-CのAF追従連写時の実力です。
取説をまだ見ていないので今分かる範囲で任意のAFフレームを選び
AF・連写H(6コマ/秒)で数本の列車を撮影した中からのカットを並べてみました。









最新鋭の一眼レフの実力は分かりませんが過去私が使って来た一眼レフカメラである
EOS 40D、K-r・K3等と比較してまったく遜色の無いというかそれらを上回る
合焦精度・追従性能を持っていると思えます。
今回は好天で被写体のコントラストが高い状況なのでもう少し条件が
悪い場合はそれらと比較してどうなのか?今の所分かりません。

但し、残念ながら一眼レフ機で可能で有った、ズーミングしながら
AF-Cで連写という状況には対応出来ていません。
でも単なるコントラストAFで得られる性能を大きく上回っている実力は
認めざるを得ません。
本当に位相差AFに追いつき追い越す日がすぐそこまで来ているのでは?
と本気で感じさせられました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿