特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

夏の志摩で鉄分補給

2024年08月31日 | 乗り鉄 私鉄編
先週の土曜日と月曜日が休みだったので久しぶりの『近鉄週末フリーパス』を購入し2日間の『鉄分補給』を行いました。
この切符、確か以前は4,200円だった記憶が有るのですが今回購入すると5,000円!

昨年、運賃改定(値上げ)等も有りましたので仕方ないのですがまあ私の拠点(京都)から賢島までは片道3,060円。
近鉄名古屋までは片道3,130円なのでそれらの往復だけで十分元は取れるので良し!としましょう。

今回は猛暑に疲弊した身体を癒したいとのんびり近鉄電車に揺られたり写真撮影等々しようかと思いほぼ当日に
思いついたまんまの行動です。


京都駅

辛うじて中間車のプレミアムシートに空席を見つけましたので久しぶりに賢島へ“しまかぜ”で向かう事にしました。

やって来たのは50000系の第3編成。
“京都しまかぜ”運行開始時に新製された編成です。




“しまかぜ”プレミアム車両内装

実は今まで“しまかぜ”乗車は最前列シートを含むハイデッカー先頭車両しか有りませんでしたが
今回は通常車両と同じフラットカー、それも電動車のモ50200形に乗車なのでモーターやインバーター音も楽しめます!


登場以来、10年超の“しまかぜ”。
以前は擦り切れて悲惨な状態を呈していた座席肘掛け部分も少し前のリニューアル時に修復され
現行の“ひのとり”プレミアムシートよりも綺麗な状況だったのは嬉しいですね!


全車両に空気式フルアクティブサスペンションを備える50000系“しまかぜ”。
乗車経験豊富な近鉄京都線に於いても他特急車よりも揺れや騒音が少なく実に快適です。
期待していたモーター音等々も不快レベル以下に減衰され心地良い響きに感じられます。

停車駅直前から停車駅到着、そして停車駅発車後まで車内に流される軽やかなBGMも特筆モノですね。
観光特急に乗車しているんだという高揚感を感じさせてくれます。

更に“しまかぜ”の楽しみの一つは『カフェ車両』です。





取り敢えずいつもの様にクラフトビール(しまかぜ限定ラベル)を注文。


せっかくなので愛機と絡めて記念撮影(笑)。

カフェは毎回利用していましたが今までオーダーしたのは全てアルコールやコーヒー等の飲料でした。
しかし、今回は清水の舞台から飛び降りる覚悟で運行開始時からの人気メニューである『松阪牛カレー』をオーダー。

恐らくレトルトを加熱しただろうと思えるカレーに1,600円を支払うのは勇気が必要です(汗)。

しかし、食べてみると十分美味でした!
ボリュームは有りませんでしたがミネラルウォーター付きで車窓を楽しみながら食事出来るのは今となっては貴重な体験。
食べてみて損は無いでしょう!と感じました。



土曜日の乗車という事で伊勢神宮参拝が目当ての伊勢市・宇治山田で半数近くの乗客が降車。
更に鳥羽で乗客が降車すると車内はガラガラになりました。

今夏、近鉄がTVのCMで力を入れていたパルケエスパーニャの玄関口で有る鵜方では僅かの降車客(汗)。

単線・急曲線の区間をのんびり走行すると終点・賢島到着です。






この『特別感』が“しまかぜ”の魅力なんだと感じました。


賢島ではしまかぜを模したポストが登場!
“しまかぜ”2並びと記念撮影。

この後は近鉄がエリアキャンペーンとして今年の7月10日から来年の2月28日に開催している
志摩へおいなーい!

そのキャンペーンの一つに観光列車“つどい”による「志摩おいなーい!号」が運行されていますが
運良く?朝の京都駅の窓口への飛び込みで切符を入手出来ましたので“つどい”初乗車です。


2013系“つどい”

個人的には以前のブラウン&ベージュの塗色の方が好みで現行のカラーは単なるラッピング車両と
イメージが変わらないのが少々残念ですね。








初めて見る“つどい”の車内。








海女さん列車としての特設コーナー








車内ではあおさ汁のふるまいを始めとした色々な催し物が開かれてますので興味の有る方は覗いて見て下さい!


“しまかぜ”と“志摩おいなーい!号”で志摩での鉄分補給を完了!

帰路は“伊勢志摩ライナー”で京都へ。





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