特急彗星号のブログ

鉄道を撮って、乗って楽しみたいオジサンのブログです

やっと乗れた~  『あかね号』

2015年05月16日 | 乗り鉄 私鉄編
『あかね号』。
近江鉄道の700系の事をこう呼ぶそうです。
沿線の蒲生野で詠まれた万葉歌の一節にちなんで名付けられたとか・・・。

過去に何度か撮影に成功したものの未だ乗車する機会が無かったのですが
突然それはやって来ました。

前記事で紹介したBIGMAことシグマ50-500の修理後のチェックの為に
本日、東海道新幹線の米原駅へ向かったのですが途中の彦根駅で
近江鉄道の700系が停まっているのが見えたので下車しました。

大型窓が特別感を醸し出しています。
車体下部の絞込みというか削り込み?部分が近江鉄道の電車らしいです。
「今日は運行されていないのかな?」なんて思ってみていると
運転士が700系に近づき点検を始めました。

「これはひょっとして今から営業に入るのか?」
そう思いJR彦根駅の改札を出て近江鉄道・彦根駅へ向かいました。



やはり今から700系は営業に入るようで彦根駅から一旦、米原に向かいそして貴生川へ向かいます。
元々米原へ向かっていましたので米原までこの『あかね号』で行く事にしました。

発車まで20分程有りますので車内をじっくり観察です。

3ドア車体に扉間に転換クロスシートを備えます。



シートは日本リクライニングシート社製のW-17というシートです。
調べてみると117系に用いられているシートの改良版で185系が
登場した時に装備されていたものらしいですね。
どおりで左右寸法はゆったりしている筈です。
座布団部分は国鉄形らしいポッコリした感触のクッションで
年代を感じさせますがシートピッチもかなり広く快適です。


車端部は優先座席のロングシートとクロスシート。
連結部の貫通扉は有りません。


無人駅対応の整理券発行機も装備されています。


運転台も近江鉄道らしさが溢れています。
全電気指令式のブレーキに改造されていますので通常のブレーキ弁ではなく
近江鉄道オリジナルスタイルのレバー式となっています。

彦根~米原5.8kmだけでしたが初めて700系に乗車する事が出来ました。

このカットを撮影していると突然信じられない音が耳に届いて来ました。
「ええっ?この音は電源車の唸りじゃないのか???」

慌ててJRホームの見える場所へ駆け出すとなんと!そこには・・・

トワイライトエクスプレスが止まっているではありませんか!

そう言えば今日、彦根までの線路際に多くの撮り鉄がカメラを構えてましたが
これが狙いだったのですね~。

まあ、トワにはちゃんとお別れを告げましたので問題は無いのですが
それにしても皆さん、ちゃんと情報を仕入れているのには参りました。


個人的にはこちらの700系『あかね号』に乗れた事の方が嬉しいです。

この後、入場券を求めて新幹線ホームで一時間余りでしたが
K-3&BIGMAで新幹線を撮影しました。

もちろん以前、問題の有ったAF-Cモードで連写を行ないましたが
不具合は発生しませんでした。

500系が『のぞみ』運用から引退して以来BIGMAはサーキット専用となってましたが
蘇ったBIGMAを今後は出来るだけ活用したいと思います。




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凄く豪華な車内なんですね (超B)
2015-05-19 12:39:51
近江鉄道の車両、
内部は凄く豪華なんですね、
ローカル線にありがちなボロさどころか大阪近郊を走る一部車両より間違いなく豪華ですね。

BIGMAの完全復活おめでとうございます♪

さてウルフさんと対面は何時になる事やら(笑)。
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やっと乗れました (特急彗星号)
2015-05-19 17:48:01
超Bさん、コメントありがとうございます。
修理の済んだBIGMAの試写で米原へ向かってましたが
偶然の700系乗車は本当にラッキーでした。
3扉のクロス車という事でJR西車なら221・223・225系と
同等の車両で特に騒ぐ必要もないのですが西武からの
譲渡車をここまで仕立てた所に魅力を感じます。
一畑の5000系に魅力を感じるのも同様の理由です。
クロス車大好きの私としては今後もコツコツと
全国で活躍中の車両に会いに行きたいと思います
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