東西線葛西駅を通ったので、
地下鉄博物館に行ってみました。
地下鉄の高架線の下にあります。
休日とあって、開館時間10時前から行列。
家族連れが多いようでした。
入口のチケット売り場。
大人220円、子供100円。
こんな床に導かれて、
入口は、地下鉄の自動改札風。
これが東京の地下鉄網。
東京メトロ9路線180駅と
都営地下鉄4路線106駅の
総計13路線286駅(2020年6月6日現在)。
路線・駅数は、
世界各都市の地下鉄路線で4番目に多い。
東京メトロ副都心線と都営浅草線を除く
全ての地下鉄路線が都心の千代田区を経由します。
丸の内線車両。
中にも入れます。
特別展。
これが初期の地下鉄車両。
中には人形も。
当時の駅名。
当時の改札。
「地下鉄の父」早川徳次(のりつぐ)。
「何かしら、この世で最初の仕事がしたい」という望みを抱き、
外遊先のロンドンでそれを見つけた。
それが、地下鉄。
当時の東京は「市電」という路面電車網が出来ていたが、
地下なら、踏み切りも要らず、信号待ちもない。
大隈重信、渋沢栄一らを動かし、
資金集めをして
東京地下鉄道株式会社を立ち上げ、
専務取締役となり、
関東大震災の翌年、ようやく起工式に持ち込む。
昭和2年、
まず上野~浅草間が運行を開始する。
そして、次第に西方向に進み、
浅草~新橋が完成。
品川まで延ばす予定であったが、
資金が途絶え、新橋までとなった。
そして、五島慶太が渋谷から新橋までの路線を完成し、
二つの路線がつながって、
今の渋谷~浅草の銀座線が完成。
という苦労話を↓の本で読んだことがある。
私は昭和33年に東京に出てきたが、
当時、地下鉄は銀座線と丸の内線の2本しかなかった。
渋谷では、地下鉄の乗り場が3階にあり、
驚いたものだった。
管理システム。
運転席のシュミレーター。
東京の交通網の模型。
銀座線の運転席。
世界の地下鉄。
工事の様子。
これを回転させて掘ります。
↑はシールド工法。
↓は開削工法の手順。
出口も車両風。
外からも見えます。
興味深い展示でした。
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