浦安市内にある神社の一つ、
久助稲荷神社で大祭が行われるというので、
行ってみました。
浦安市内には、大きな神社が3つ、
お寺さん関係の神社が2つ、
弁財天が2つ
の計7つあります。
神社内には、更に神社があるので、
数え方によっては、もっと多いかもしれません。
埋め立てでできた場所が多いため、
神社やお寺さんが比較的少ないのが特徴です。
場所は、浦安駅近くの「フラワー通り商店街」の入り口の向かい。
大きな清瀧神社の脇の道を入った、
浄土宗大蓮寺の敷地内にあります。
ご覧の通りの小さな神社。
小田原の大蓮寺の境内にあった福徳稲荷の分身として、
天文13年(1544年) 、
大蓮寺創建と同時に建てられたもの。
その後、一度社殿が新たにされていますが、
それには、次のような話が伝わっています。
このお寺には、学誉というお坊さんがいて
勉学に励んで出世し、
芝増上寺の法王を務めるまでの大僧正になった。
ある日学誉の前に
学誉が大蓮寺にいたころお寺に仕えていた使用人の久助が来て、
大蓮寺の稲荷社が荒れ果ててしまっているので
なんとか助けてほしいと懇願した。
学誉上人は伏見稲荷へ使者を出して神位を受取り、
復興に必要なお金とともに大蓮寺に送ったところ、
久助は20年以上前に亡くなっていたことが分かった。
学誉上人は、お稲荷様の身代わりになって現れた久助の志に深く感動し
享保13年(1728年) 、久助稲荷と名前を改めて社殿を新築したという。
その時建てたそのままの姿で
古くなってしまった社殿を建て直そうと、
数年前から総代や世話人、檀家さん、市民の方々より寄付を募り、
昨年5月に新社殿の完成を祝う落慶法要が営まれました。
↓は昔の神社の姿。
すっかり新しくなりました。
コロナの影響で
大祭は4年ぶり。
御祈祷法要が行われますが、
縁日出店が出て、
境内は、ご覧のとおり。
子供連れのファミリーが多い。
舞台が作られ、お囃子や演芸、カラオケ大会などが行われています。
大家(?)は光縁山勢至院大連寺。
お墓もあります。
水子地蔵は悲しい。
この風習、外国にもあるのでしょうか。
というわけで、
浦安探訪でした。
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