ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

気持ちよく応援したい

2005年12月26日 | スポーツ

昨日の全日本フィギュア。採点についてどうなってるんだろうとあちこち覗いてみました。したらば、なんだか悲しいことになっている。なんか、安藤さんに対する批判がすごくて。

私自身、採点に疑問がないわけではない。女子のトリノ代表も、本調子ではなかった安藤さんの気持ちは4年後に向かっていたようなので、選ばれたことで、かえってかわいそうな気もしました。
確かにここ最近の結果や全日本の出来から考えれば、中野さんや恩田さんが出る方が順当な気はします。でも、安藤さんが選ばれたことで安藤さんを批判するのは筋違いだと思う。せっかく全員が、緊迫したいい試合をしたのに。そのことまで否定されているようで、悲しい。

決定が出た以上は、全力が出し切れるように、気持ちよく応援しようよ!
と私は言いたい。

そして、世界選手権も、四大陸大会も、精一杯応援するよ、私は。
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モノを作る テレビ編

2005年12月26日 | Weblog

高校の同級生が地元のテレビ局に勤務していまして、ちょっと前になるのですが、彼が製作した番組について本人と話す機会がありました。

夏の高校野球のシーズンになると、特集番組もよく組まれますが、彼が作った番組は、静かなBGMに合わせて、静かに試合の終焉を描きます。応援団の涙。逆転打を打たれてうずくまった後、天を仰ぎ、ため息を付いた後、チームメイトに向き直るピッチャー。最後のランナーとなった選手が、一塁ベースの上でゆっくりと立ち上がる姿。ただ淡々と敗戦投手となったチームメイトの背中を叩くキャッチャー。
そんな選手たちの姿を丁寧に追い、綴った短い番組です。

「もう数秒早くカメラを回すのを止めていたら、捉えられなかった選手の姿を、あそこまで追ったからこそ見ることができたドラマだと思う。視点が、振り返られることのない負けた選手たちに絞っているところが良かった」等等、思いつくままに感想を語るど素人のひいらぎに対し、
「(このシリーズを撮影した)カメラマンには全幅の信頼を置いている」
とどこか自慢げに答えてくれました。
テレビ番組は、チームワーク。プロデューサーの意図を汲み、カメラさんやら音響さんやら、色んな人の力を合わせて出来上がっているんだなあと感じた次第。言葉の端々に、誠実さと自分の仕事へのプライドも感じました。

彼にはこれからも良質な番組を作ってくれることを期待しています。

ただ、テレビ局の仕事の中では、作っていくうえで、色んな捨てなきゃいけない思いもあったりするんだろうなあ。見てる分には思い切り文句言ったりしてるけど、作る側の苦労もあろうかと。大変じゃない仕事なんてないもんね。
コメント (2)
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