『時生』 東野圭吾
初・東野圭吾デス
正確にいえば、昔エッセイを読んだことはあったのですが、
もの凄い勢いで出版される作品のどこから手を付けていいか
わからないまま現在に至ってしまった…そんな感じです。
タイトルに惹かれて借りてみました…
って、NHKでドラマ化されていたのね
通りで聞いたことがあると思った。
男の子に遺伝すると発症する不治の病で
もう意識もなく病院で眠り続けている息子の
父親(拓実)が回想する形で 物語が始まります。
でたらめな日々を過ごしていた
若き日の拓実のもとにある日ひょっこり現れた青年…
それが時空を超えてやってきた息子の時生。
自分が生まれるように奮闘する時生
うるさがりながらも、なぜか邪険にできず
時生と行動を共にする拓実。
事件に巻き込まれたり、拓実の出生の秘密に迫ったり
東京・名古屋・大阪を舞台に奮闘します。
時生の母となる麗子にはいつ出逢うのか…
手に汗握ったり、拓実の浅はかな行動にイラッとしたり
長編の割には一気に読めてしまいました。
満足度:
↑
ドラマも見てみたかったかも…