LIFE is PHOTO Masa Takahashi

LIFEisPHOTO https://lifeisphoto.jp/

73年目の8月6日 湯崎知事の言葉

2018年08月06日 | Weblog


73年目の8月6日。
広島の平和記念式典で、湯崎広島県知事の語った言葉が、とても分かりやすく、核抑止の愚かさを表してます。
ぜひ読んでください。
広島県のホームページに全文が載っています。

一部を引用します。

 「いいかい,うちとお隣さんは仲が悪いけど,もし何かあれば,お隣のご一家全員を家ごと吹き飛ばす爆弾が仕掛けてあって,そのボタンはいつでも押せるようになってるし,お隣さんもうちを吹き飛ばす爆弾を仕掛けてある。一家全滅はお互い,いやだろ。だからお隣さんはうちに手を出すことはしないし,うちもお隣に失礼はしない。決して大喧嘩にはならないんだ。爆弾は多分誤作動しないし,誤ってボタンを押すこともないと思う。だからお前は安心して暮らしていればいいんだよ。」
 一体どれだけの大人が本気で子供たちにこのような説明をできるというのでしょうか。
 良き大人がするべきは,お隣が確実に吹き飛ぶよう爆弾に工夫をこらすことではなく,爆弾はなくてもお隣と大喧嘩しないようにするにはどうすればよいか考え,それを実行することではないでしょうか。

“You see, we don’t get along well with our next-door neighbor. So we have set a bomb that can blow up their house with all the family inside, just in case. We can press the button to set off this bomb any time. Our neighbor, on the other hand, has also set a bomb to blow up our house. Of course, neither family wants both families to end up dead, so I feel assured that they will never press the button. We will never do so, either. In short, we will never go into battle against each other. And the bombs will probably not malfunction. And we won’t press the button by mistake, either, I hope. So, you don’t have to worry.”
How many of you could seriously offer such an explanation to your children?
Rather than setting a bomb to blow up the next-door house, we must consider the best way to avoid conflicts, and act accordingly.

湯浅知事のあいさつ全文はこちらです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杉田水脈氏の寄稿文に反論してみました。

2018年07月27日 | Weblog

「杉田文章は何が問題なのか」

どんなに読み返しても、自民党の杉田水脈議員が新潮に寄せた文章には、

納得できる部分はありませんでした。

そこで杉田文章をひとつひとつ反論していきます。

これ書くのにかなり時間がかかってしまい、仕事が滞っているので、

反論にはなかなか答えられないかもしれません。

ご了承ください。

 

杉田「LGBTだからと言って、実際そんなに差別されているものでしょうか。

もし自分の男友達がゲイだったり、女友達がレズビアンだったりしても、

私自身は気にせず付き合えます。職場でも仕事さえできれば問題ありません。

多くの人にとっても同じではないでしょうか。」

 

 差別問題を論じる時に、よく言われるのが「僕は君が〇〇だって、なにも気にしないよ」という言い方です。

〇〇に対して自分にはなんら差別心はない。

だから世の中にも◯◯への差別はないという論法ですが、

この個人的体験の一般論化は、論点が飛躍しているどころか、◯◯に向けての差別を矮小化してしまいます。

まして一般の人が個人的な経験を語るのならいざ知らず、国会議員という立場にありながら、

差別問題を個人の見解だけで大鉈を振るってしまうと、これを読んだ人たちが、

差別是正を訴える〇〇に対して、より一層深い差別心を植えつけてしまいます。

  

杉田「 LGBTの当事者たちの方から聞いた話によれば、生きづらさという観点でいえば、

社会的な差別云々よりも、自分たちの親が理解してくれないことのほうがつらいと言います。

親は自分たちの子供が、自分たちと同じように結婚して、やがて子供をもうけてくれると信じています。

だから、子供が同性愛者だと分かると、すごいショックを受ける。

 これは制度を変えることで、どうにかなるものではありません。

LGBTの両親が、彼ら彼女らの性的指向を受け入れてくれるかどうかこそが、生きづらさに関わっています。

そこさえクリアできれば、LGBTの方々にとって、日本はかなり生きやすい社会ではないでしょうか。」

 

では、どうして親は子供がLGBTだとショックを受けるのでしょうか?

それは、LGBTが、杉田氏のいう「普通」ではないと親が認識しているからなのです。

「普通」でなければ生きにくい社会、「普通」を強要する社会、そう親が自覚しているからこそ、

「普通」からはみ出てしまった我が子に理解を示すことができないのです。

これは、親の内心の問題ではありません。親は、社会です。

社会の中にLGBTに対する偏見や差別があるからこそ、親は理解しないのです。

 

杉田「 リベラルなメディアは「生きづらさ」を社会制度のせいにして、その解消をうたいますが、

そもそも世の中は生きづらく、理不尽なものです。それを自分の力で乗り越える力をつけさせることが教育の目的のはず。

「生きづらさ」を行政が解決してあげることが悪いとは言いません。しかし、行政が動くということは税金を使うということです。」

 

 差別を受けている人たちの努力によって、差別を解消せよという論法は、差別解消政策の根本をまったく理解していないと言わざるを得ません。 

杉田「 例えば、子育て支援や子供ができなカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、

少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。

しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。

彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。」

 

ここが問題の「生産性」の段落です。ひとを生産性という尺度で測ることの愚かさは、前の投稿に書いているので、そちらを読んでください

天賦人権説を知らない国会議員というのもいかがなものか・・・。

 

杉田「 ここまで私もLGBTという表現を使ってきましたが、そもそもLGBTと一括りにすることが自体がおかしいと思っています。

T(トランスジェンダー)は「性同一性障害」という障害なので、これは分けて考えるべきです。

自分の脳が認識している性と、自分の体が一致しないというのは、つらいでしょう。

性転換手術にも保険が利くようにしたり、いかに医療行為として充実させて行くのか、それは政治家としても考えていいことなのかもしれません。

 一方、LGBは性的嗜好の話です。」

LGBTの問題の基本として、「性的自認」と「性的指向(嗜好ではない!)」という問題があります。

自分の性がなんなのか自覚することが「性的自認」です。

例えば、生まれながらは男なのに、心は女であると認識することです。トランスジェンダーはこれに該当します。

「性的指向」とは、恋愛や性愛の対象がどこに向かうかを指す言葉です。

これは、決して本人の好みという意思の問題ではありません。

性的指向には固定性があるとするのが、法務省や国連の常識となっています。

LGBの方々は、こちらに該当します。

杉田氏が使っている「性的嗜好」という言葉は、まったくLGBの問題とは異なります。

嗜好とは、例えば、大きなおっぱいが大好きとか、背の高い人にセクシーさを感じるとか、男の鎖骨やばいとか、

そういった好みの問題です。

杉田氏は「性的指向」を、本人の意思によって変えられる「性的嗜好」と取り違えている可能性が高いと思われます。

まさか、国会議員が「性的嗜好」と「性的指向」を混同するとは思えないので、

意図的に「嗜好」という言葉を使って、LGBを貶めようとしている可能性も否定できません

 

杉田「以前にも書いたことがありますが、私は中高一貫の女子校で、まわりに男性はいませんでした。女子校では、同級生や先輩といった女性が疑似恋愛の対象になります。

ただ、それは一過性のもので、成長するにつれ、みんな男性と恋愛して、普通に結婚していきました。

マスメディアが「多様性の時代だから、女性(男性)が女性(男性)を好きになっても当然」と報道することがいいことなのかどうか。

普通に恋愛して結婚できる人まで、「これ(同性愛)でいいんだ」と、不幸な人を増やすことにつながりかねません。

 

もう反論するのがバカバカしくなってきましたが、個人の体験の一般論化は、

間違っても国会議員という立場の人がしてはいけません。

また上にも書いた「性的指向」についてもまったく理解されてないようです。

「不幸な人」というこの一言に、杉田氏の差別心と偏見が現れています。

LGBTは不幸なのでしょうか? 

杉田氏のいうようにLGBTが「不幸な人」であるとすれば、LGBTであることが不幸なのではなく

LGBTを取り巻く社会がLGBTを「不幸な人」にしているのです。

 

杉田「最近の報道でよく目にするのは、学校の制服問題です。例えば、「多様性、選べる制服」(325日づけ、大阪朝刊)。

多様な性に対応するために、LGBT向けに自由に制服が選択できるというものです。女子向けのスラックスを採用している学校もあるようです。

こうした試みも「自分が認識した性に合った制服を着るのはいいこと」として報道されています。

では、トイレはどうなるのでしょうか。自分が認識した性に合ったトイレを使用することがいいことになるのでしょうか。

 

はい、もう多くの企業でトイレ問題は取り組んでいます。米国でも論争になっていますが、日本でもまだこれが正しいという答えは出ていません。

いま、各方面から対案を出し合って検討している最中です。

 

杉田「 トランプ政権になって、この通達は撤回されています。しかし、保守派とリベラル派の間で激しい論争が続いているようです。

Tに適用されたら、LGにも適用される可能性だってあります。自分の好きな性別のトイレに誰もが入れるようになったら、世の中は大混乱です。

 最近はLGBTに加えて、Qとか、I(インターセクシャル=性の未分化の人や両性具有の人)とか、P(パンセクシャル=全性愛者、性別の認識なしに人を愛する人)とか、

もうわけが分かりません。なぜ男と女、二つの性だけではいけないのでしょう。」

 

ここでも認識が間違っていると思うのは、「自分の好きな性別のトイレ」という言い方から、

やはり杉田氏は「性的指向」の意味を「嗜好」と取り違えているようです。

国連も日本政府も大手企業もLGBTの人権問題に取り組んでいく方向に舵を切っているにもかかわらず、

ここにきてまだ「二つの性だけではいけないのでしょう」というあたり、

LGBTの根本を理解していないどころか、自ら差別を助長しているとしか思えません。

 

杉田「 「常識」や「普通であること」を見失っていく社会は「秩序」がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません。私は日本をそうした社会にしたくありません。」

 

では「常識」や「普通であること」とは、いったい誰がどのようにして決めるのでしょうか?

国によっても異なります。都道府県によっても異なります。

市町村や集落が違うだけでも異なる常識が山ほどあります。

逆に杉田氏に聴きたい、「普通を定義してください」と。

 

総論として、杉田氏は、

1)天賦人権説を知らない

2)性的指向と嗜好の区別がついていない

3)個人的体験を一般論化する傾向にある

4)差別の構造を理解していない

5)LGBT全般に対する無理解と偏見、差別心がかいまみえる

6)社会に存在する様々なマイノリティーに対して強い差別心がある

 

 まだいろいろありますが、仕事が山積みなので、もうこの辺にしておきます。

 生産性について書いた投稿はこちら

鶏とひとの生産性 加筆・修正しました

 友人からいただいたメールを掲載したのがこちらです。

だれもが傷つく言葉・・・「生産性」に寄せられた投稿


 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オーテピア高知図書館プロモーション映像が公開!

2018年07月20日 | Weblog


オーテピア、いよいよオープン!

高知のお城下に新しく完成したオーテピア高知図書館の

プロモーション映像を制作いたしました。

行政依頼の映像とは思わせない、

破天荒極まるショートムービーを3本作りました。

オーテピア公式YouTubeチャンネルには、

テロップ入り3本、テロップなし3本が載っています。

ぜひぜひご覧下さい。

映画「オーテピア」製作実行委員会

監督 脚本 撮影 編集 高橋正徳

撮影 岡田 和城

講談師 山内千代役 オオノ サヤカ

坂本龍馬役 清里達也

着付け 坂本乙女役 清水 悦子

メイク 里見 愛

録音 北川 昌平


字幕ありはこちらの3本です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼を求めて 中津渓谷 雨竜の滝

2018年07月18日 | Weblog

 暑い。連日の35度を超えるような猛暑・・・

涼しい気分を味わいたいと思いたち、

さっそく高知県仁淀川町の中津渓谷に言って来ました。

目的な中津渓谷最深部にある雨竜の滝。

落差は、20メートルほどと数字だけ見ると、大したことなさそうですが、

岩の間を通り抜け、たどり着いたさきにぽっかりと空いた空間を

埋め尽くすように、爆音とともに流れ落ちる雨竜の滝。

圧倒されます。水しぶきを存分に浴びます。

ここまで歩いて来た汗もいっぺんに乾きます。

水量が増える大雨のあとなどは、

この滝が「龍」に変身するとか。

だから「雨竜」なのですね。

中津渓谷

高知県吾川郡仁淀川町名野川

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

John John Festival + 岡林立哉 LIVEは大盛況でした

2018年05月05日 | Weblog

5月4日、みどりの日に開いた

「John John Festival+岡林立哉LIVE」には、

たくさんの方にお越しいただき、大変ありがとうございました。

ケルトとモンゴルの音色が、杉板でできた元農機具小屋の

ギャラリー土間と壁に、春の風を運んできました。

 

https://www.facebook.com/events/1397947497018279/

ギャラリー土間と壁

高知県高岡郡四万十町七里甲1337−2

lifeisphoto.jp@gmail.com

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四万十市郷土資料館に大型写真パネル

2018年03月11日 | Weblog


リニューアル工事を進めていた四万十市郷土資料館の一部の改修工事が終了し、

3月10日から公開が始まりました。

リニューアルの目玉の一つが、四万十川の営みや暮らしをテーマにした展示です。

中でも、1階入ってすぐ目につくのは、岩間の沈下橋周辺と下田から河口にかけての

超巨大な空撮写真のパネル2枚。

この写真を担当させていただきました。

昨年9月の晴天の日に、DJI inspire1PROで撮影しました。

 

また1階奥では、四万十川の四季をテーマにした自然美溢れる映像と、

四万十川のアクティビティをテーマにした映像が流されているのですが、

この映像にも、僕の撮影した映像がいろいろ使われています。

 

ぜひ、みなさま、四万十市郷土資料館に足をお運びいただき、パネルと映像をご覧になってください。

四万十市立郷土資料館

桜の名所としても知られる為松公園にあります。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空撮 岩間の沈下橋とカヌー 四万十川の夏の風物詩

2017年08月20日 | Weblog

 

四万十川の夏の風物詩。
岩間の沈下橋とカヌーをドローンで空撮しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

殺したのも殺されたのも僕たちです

2017年07月27日 | Weblog
相模原の障害者殺傷事件から1年。
いまだからこそ広めたい
「人に迷惑かけていい」というセリフ。
あの事件以来、外に出るのが怖くなったという車椅子に乗る脳性麻痺の大学研究者のインタビューが昨夜、
NHKのクローズアップ現代に取り上げられていました。

あの事件は、もう終わったことではありません。

異質なものを排除する社会の雰囲気が、この1年で改善されたのでしょうか?
効率や能力だけで人の価値を測る風潮は、和らいだのでしょうか?
人は生まれながらにして、同じ価値、同じ権利を持っている
という人権意識は広まったのでしょうか?

あの事件をきっかけに、多くの人が、
個性のありようについて考えるようになりました。

この事件で殺されたのは、
ほんの少し個性が目立つ、
あなたであり、僕であり、あなたの親であり、自分の子どもでもあり、
社会のどこにでもいる市井の人々なのです。

そして殺したのは、
特異な思想に凝り固まった特別な犯人ではなく、
障害者の問題を他人事としてとらえ、無関心であった
社会のどこにでもいる僕たちなんです。

殺されていった命を無駄にしないために、
もう2度と加害者にならないために、

僕に何ができるのか、

あの事件から1年たったいま、
改めて考えていきたいと思います。

1年前にブログに書いた作文も載せておきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人と人を結ぶ力 洋次郎

2017年07月07日 | Weblog

大切な友が旅立った。
冨恵洋次郎。BarSwallowtail のバーテンダー。

洋次郎は、まっすぐなやつだ。
「したい」と思うと行動に移さずにはいられない。
成功するとかしないとか、そういうことには、
無頓着かと思うほど、したいことに向かって突き進んでいた。

しかも、周りを巻き込む巻き込むww

彼の打算のない少年のような心の奥から生まれた「したい」は、
周りに感染していき、気がつけば、
「したい」はとても大きなものになり、みんなでそのしたいに向かって進む。

そういう人を動かす力がある。

「もうしゃあないなあ」とか
「まったくやれやれ」とか
周りは言いながらも、
甘えん坊の末っ子洋次郎を誰も放ってはおけず、
いつのまにか、みんなの全力が、
ことを成し遂げていった。

彼のその思わず人が動いてしまう力は、
人を結びつける力でもある。


僕には、広島にたくさんの大切な友がいる。
その多くの縁は、洋次郎が結びつけてくれたものだった。

彼には、人の本質を見抜く能力がある。

彼の名が世に通れば通るほど、企みがあって近ずくものや、
恩恵にあやかろうと思うもの、利用しようと近ずくものが現れた。

そのことごとくを、彼は見破る。

そして、突き放すでもなく、拒絶するでもなく、
適当な距離感で、なんとなく付きあって行くのだが、
それが、洋次郎をよく知るものからみると、彼のその態度で、
その人間がどういう類の人なのか、
なんとなくわかってしまうのだ。

だから、洋次郎が向き合って付き合っている人間同士は、
すぐに打ち解けて、すぐに友になれた。

通夜と告別式に参列する中で、多くの友に再会した。
強い結びつきがより強くなった友、
やっと心が触れ合えた友、
かけがえのない存在だと確認し合えた友…

洋次郎は、生きている。
多くの大切な友との結びつきの中で、
彼は、生きている。
内心嬉しいくせに、
照れ隠しに素っ気ない顔をしながら、
立っている。
でかい体で、ただただ、立っている。

洋次郎、ありがとう。

 

 

 









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洋次郎が、逝った。

2017年07月05日 | Weblog

冨恵洋次郎が、逝った。

早すぎる。

親友と呼べる友だった。

とてつもなく大きいやつだった。

洋次郎と出会ったのは、2009年。
ピースボランティアとして、平和公園で修学旅行生たちに
原爆の話をしていました。
その翌年、洋次郎を主役とするドキュメンタリーと写真グラフを
朝日新聞デジタル並びに朝日新聞に掲載しました。

<!-- わたしがつなぐ広島 -->

 

2012年。スワロウテイルは火災に見舞われる。

それでも洋次郎は、語り部の会を友人の飲食店を借りて、続けてきた。


 

 

語り部の会を始めてから、11年。
洋次郎の意志は、広島の夜の街に引き継がれています。

6日の告別式の後、
Bar Swallowtailでは、140回目となる「原爆語り部の会」が
開かれます。
以下は、公式ページの告知です。

-----------------------------------------------------

7月5日 18:00〜通夜
7月6日 11:00〜葬儀

場所 

サンセルモ玉泉院 広島中央会館
〒730-0821
広島県広島市中区吉島町6-18
082-544-0948
喪主 冨恵浦郎(トミエウラオ)

 
 

毎月恒例の6日は原爆語り部の日です。
被爆から72年が経ちます。被爆者の平均年齢が80歳を超えるなか、当時の出来事を話してくださる方は年々少なくなってきます。この貴重な機会にぜひいらしてください。
「第140回原爆の語り部〜被爆体験証言者の証言〜」
今回の証言者の方を紹介します。
寺本貴司(てらもとたかし)さん
10歳のとき学童疎開先から病気のため自宅(爆心地から1キロ)に帰宅したところで被爆。
日時:2017年7月6日(木)18時30分〜
場所:スワロウテイル薬研堀店2階CAMEL
会費:1000円
定員:20名ほど
*特に予約は必要ありませんが5名以上の場合はメッセージください。
〒730-0035広島市中区薬研堀1-8スワロウテイル薬研堀店2階CAMEL

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今夜も、ホタル国道439号で撮っています。

2017年06月20日 | Weblog

昨夜に引き続き、今夜も

高知県高岡郡内の山中で、ヒメボタルを撮影してきました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「冬色は静けさの中に・・・」高橋正徳写真展 3月1日〜17日

2017年02月14日 | Weblog

「冬色は静けさの中に・・・」

3月1日から17日まで、小さな小さな写真展を開きます。

須崎市までお越しの際はお立ち寄りください。

風待茶房

高知県須崎市泉町4-8

0889-42-1666

営業時間 7時~16時(月~金)7時~14時(土、祭日)

定休・日曜


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四万十町で地域おこし協力隊員一挙8人募集!!

2016年11月18日 | Weblog

地域おこし協力隊一挙8人募集中! 高知県四万十町

太っ腹な四万十町が一挙に8人もの地域おこし協力隊を募集してます。
都会の人からみたら、月額16万ちょいは安すぎるとお思いのあなた!
間違ってます!!
勤務時間は月たった124時間で、家賃はタダ!!
その上、空いた時間には兼業可です。

いまも19人もの地域おこし協力隊員が、めっちゃ楽しそうにあれやこれやそれぞれの技術や経験、センスを生かして、いろんなことに取り組んでいます。いまや全国の地方は、地域おこし協力隊員だらけで、失敗談や不満もいろいろ聞かれますが、いろんな事例を見てきた僕がいいます。

四万十町はおすすめです!
理由は三つ。
「役場も住民も、移住者にちょーーーーウエルカムなんです!」
それが理由その1。
僕も四万十町に移って2年ほどなんですが、新住民だからといって疎外感を感じたことはほとんどありません。誰とも関わって暮らしたくないという方は、そもそも地方移住なんて考えない方がいいんですが、だからといってよく聞く「田舎にいったら隣人付き合いが大変」かというと、そうでもありません。少なくとも僕はいままで一度も感じたことありません。適度な距離をちゃんと住民に人たちが心得ていますよ。


理由その2
「地域おこし協力隊員に、ちゃんと役割を持たせることを役場が知っています」
悪い例として、隊員になってみたはいいが、雑務しかなくつまらんかったとか、やることなくて困ったとか、そういう例も他の地自体からちらほら耳にします。あ、もちろん完全受け身で仕事頂戴くんでは困りますが、積極性さえあれば、四万十町ではやること目白押しで、とっても有意義な時間が過ごせます。しかも兼務できるのがうれしい。今いる隊員のみなさんも、畑を耕していたり、薬局で働いてたり、町民から依頼を受けてポスターやチラシなどのデザインをしていたり、飲食店でバイトしていたり、ホームページ作っていたり、みんな思い思いの方法で、しまんと生活を満喫しています。

そして理由その3は、「先輩隊員や先輩移住者たちがたくさん周りにいること!!」
これは心強いです。いいアドバイスも、悪い飲みの誘いも、たーくさん!
困ったらまずは周りに聞けばいい、聞ける人たちに囲まれているっていうのは、知らない土地に住むのにほんとに心強いと思います。

ウエルカムトゥー四万十町!
ご応募お待ちしております!

詳しくはこちら。
http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/search/detail/12399

四万十町地域おこし協力隊のHPはこちら。
http://shimantocho-chiikiokoshi.jp/ 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天空の茶園 ツノチャマルシェは15日

2016年10月11日 | Weblog




津野町の川と緑に囲まれながら、ツノチャ(津野町のお茶)を楽しみませんか?
“おしゃれなお茶時間”をテーマにした、素敵な雑貨、スイーツ、軽食が並ぶ、津野町最大のティーイベントです。

日時 2016年10月15日(土)
10時〜16時
会場 津野町かわうそ自然公園(雨天時 津野町葉山運動公園総合センター)
〒785-0201 高知県高岡郡津野町永野251-1

駐車場 有り(無料シャトルバス有り。)

主催 ツノチャ・マルシェ実行委員会
協賛 津野町
後援 高知県、須崎市
お問い合わせ先 ツノチャ・マルシェ事務局
Tel 090-6135-1745
E-mail chayatsuji45@yahoo.co.jp


同日開催

・高橋正徳氏 写真と映像展
『ここに暮らすと決めました』

期間 10月14~16日(映像の上映は15日のみ)
場所 かわうそ学習館(ツノチャ・マルシェ会場内)
入場無料

・『貝の川棚田キャンドル』

時間 16時〜
場所 津野町貝の川 (ツノチャ・マルシェ会場より徒歩10分)
入場無料
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「星に願いを・・・あなたへの手紙」神奈川の事件を受けて

2016年07月28日 | Weblog

かけっこの遅い子、算数の得意な子、髪の毛がクネクネしてる子、
国語が苦手な子、背が高い子、車椅子の子、
目が青い子、耳がよく聞こえない子、
ことばがうまく話せない子、力がすごく強い子、
じっと座ることができない子、おしゃべりな子、
大きな声で「ハイ!」と言える子、上手に作文を書ける子、
いろんなことをたくさん覚えている子、じゅぎょう中にとつぜん大きな声をだす子・・・

 

あなたのまわりには、いろんなおともだちがいます。

それを「個性」といいます。

個性には、いいとか悪いとか、えらいとかえらくないとかありません。

みんな同じだけ、大切な1人のにんげんです。

 

顔も、背の高さも、声も、せいかくも、学校のせいせきも、ぜんぶおなじ人はいません。

いろんな個性の人がいます。

それが、あなたが生活している社会というものです。

まわりのおとなたちの顔を思い出してみてください。

おとなになると、もっといろんなひとがいます。

 

ひげがたくさんはえていたり、やさしい学校のせんせいだったり、
かみの毛がつるるつだったり、おっぱいが大きかったり、
テレビで歌ってたり、くちびるが真っ赤だったり、
きれいな服をきていたり、
お腹がいたくなるとみてくれるお医者さんだったり、
サッカーの選手だったり、おまわりさんだったり、
よぼよぼのおじいちゃんだったり・・・

 

サッカーの上手なおとなは、学校の先生をすごいなあと思っています。

かみの毛がつるるつなおとなは、おっぱいの大きい女の人が好きです。

ひげがたくさんはえているおじさんは、おまわりさんにいつもありがとうと思っています。

きれいな服のお姉さんは、よぼよぼのおじいちゃんにとても優しくしています。

 

いろんなひとが、ほかのひとのことを、

すごいとか、ありがとうとか、

好きとか、会いたいとか、

お手伝いしようとか、見習おうとか・・・

 

みんな自分と同じだけ、大切な1人のにんげんと思いながら、

みんなで仲良く、助け合いながら、生活しています。

 

それが、あなたが生活している社会です。

  

もし、夏休みにおもいっきりプールで遊びたいと思っていたら、

ゲームをしたいと思っているおともだちのじゃまをしてはいけません。

プールの時間がえらくて、ゲームの時間がどうでもいいとか、ありません。

みんなが、なにかしたいと思っているきもちは、どちらも同じくらい大切です。


もし、ゲームの時間の方がえらかったら、あなたはずっとプールで遊べなくなります。

 

もし、サッカー選手のほうが、学校のせんせいよりえらかったら、

あなたにべんきょうを教えるおとながいなくなります。


もし、テレビのお笑い芸人が、おじいちゃんよりえらかったら、

あなたは、生まれてこなかったかもしれません。

 

かながわ県というところにある「しょうがいしゃしせつ」でおおぜいの人が、殺されました。

犯人はけいさつに捕まったあと、殺した理由を、「しょうがいしゃはいなくなればいい」と話しているそうです。

しょうがいしゃという言葉を聞いたことがあると思います。

さいしょに書いたように、

すごく算数ができることも、

かけっこが遅いことも、

うまく話ができないことも、

歩けないことも、

耳が聞こえないことも、

すべて、あなたたちが持っている個性です。

 

どっちの個性が大切だとか大切じゃないとか、

価値があるとかないとか、

上とか下とかそういったものは、

この社会にはありません。

 

犯人はこれから、けいむしょということろに入れられて、
大きくて重くてつらい罰を受けながら、
個性というものを、いっしょうをかけて学ぶことでしょう。

 

安心してください。

あなたは、これまでと同じくらい、あなたの個性を大切にしてください。

そして、あなたの個性とおなじくらい、おともだちの個性も大切にしてください。

あなたもおともだちも、大切さはまったく同じなんですから。


安心してください。 

まわりのおとなは、そのままのあなたが大好きです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする