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73年目の8月6日 湯崎知事の言葉

2018年08月06日 | Weblog


73年目の8月6日。
広島の平和記念式典で、湯崎広島県知事の語った言葉が、とても分かりやすく、核抑止の愚かさを表してます。
ぜひ読んでください。
広島県のホームページに全文が載っています。

一部を引用します。

 「いいかい,うちとお隣さんは仲が悪いけど,もし何かあれば,お隣のご一家全員を家ごと吹き飛ばす爆弾が仕掛けてあって,そのボタンはいつでも押せるようになってるし,お隣さんもうちを吹き飛ばす爆弾を仕掛けてある。一家全滅はお互い,いやだろ。だからお隣さんはうちに手を出すことはしないし,うちもお隣に失礼はしない。決して大喧嘩にはならないんだ。爆弾は多分誤作動しないし,誤ってボタンを押すこともないと思う。だからお前は安心して暮らしていればいいんだよ。」
 一体どれだけの大人が本気で子供たちにこのような説明をできるというのでしょうか。
 良き大人がするべきは,お隣が確実に吹き飛ぶよう爆弾に工夫をこらすことではなく,爆弾はなくてもお隣と大喧嘩しないようにするにはどうすればよいか考え,それを実行することではないでしょうか。

“You see, we don’t get along well with our next-door neighbor. So we have set a bomb that can blow up their house with all the family inside, just in case. We can press the button to set off this bomb any time. Our neighbor, on the other hand, has also set a bomb to blow up our house. Of course, neither family wants both families to end up dead, so I feel assured that they will never press the button. We will never do so, either. In short, we will never go into battle against each other. And the bombs will probably not malfunction. And we won’t press the button by mistake, either, I hope. So, you don’t have to worry.”
How many of you could seriously offer such an explanation to your children?
Rather than setting a bomb to blow up the next-door house, we must consider the best way to avoid conflicts, and act accordingly.

湯浅知事のあいさつ全文はこちらです
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