昨夜はブルームーン。
満月を拝みに四万十川へ。
月の出の時刻、 方角、川の流れ、山の稜線をにらみながら、
四万十川沿いを走る。
河原に降りて月の位置を確かめていると、
目の前の川の中には、大きな大きな真っ白な鯉。
ゆっくりと音もなく近づいてくる。
あわててレンズを向けて、シャッターを切る。
すると、シャッター音に反応したのか、
鯉はすーっと静かに去っていった。
ここでもない、あそこでもないと、撮影場所を決めかねて、
右往左往していると、あっという間に月の出の時刻。
夕日に染まった真っ赤な満月。
四万十川に揺らめく満月は撮れなかったけど、
緑に染まった田んぼの上にぽっかり浮かぶ。
真夏の満月。