写真と映像展「ここで暮らすと決めました」は昨日、無事に終了致しました。芳名帳を数えたところ、371人の方が名前やコメントを残して頂いてました。来場された方はきっと400人を超えたと思います。
まだ高知に暮らして2年9カ月の僕ごときの写真展に大変大勢の方がお越し下さったことは、もう感謝の言葉しかありません。
僕の写真には、秘境も絶景も有名人も写っていません。あるのは、暮らしの中で出会ったいつものシーン、いつもの人々ばかりです。
「写真展の帰り道が高橋さん目線になって、キラキラしていたよ」「退屈だと思っていた通学が明日からとても楽しいものに変わりました」と、言ってくださった方がいました。
退屈で平凡な日常なんてこの世界にはないんです。いつもの街角、いつもの田んぼ、住み慣れた町、気心知れた友人、大切な家族、愛する人…。自分の暮らしの足元にこそ「美」がある、みんな美しさに囲まれて暮らしている、そう僕は信じています。
僕が常に心に刻んでいる言葉を、すべての方への感謝の気持ちを込めてここに残します。
「世界は写真に溢れている」