お今晩は~。
今週も始まりましたね、まかろんのお茶会にようこそ!
9月になってからまだ2週間も経ってないのに、夕焼けがはっきり、
8月とは違ってきていますね。
何と言うか、凄みがある深さの朱色です。
店主が今日、てこてこと夕方に外を歩いていましたらね。
前方が見通せる道がちょうど、夕陽の方角だったらしく、
見事に染まった夕焼け雲が見えたんです。
横にたなびく先細りの雲が、夕陽に照らされて鮮やかな朱色で。
上部のほんの少しの部分だけ、横に細く、
陽が当らず墨色になってるんです。
嘘ってくらい、
紅ジャケにそっくり。
で、またてこてこと歩いておりますと、
こっちに向かって歩いてくる通行人さんたちが、
こぞって携帯を出して写真を撮るんです。
まかろんの美貌に感嘆のあまり撮らずにいられないのか、
と思いきや、
(いや、そんなこと本気で思いはしませんが)
後ろを振り返るとぽっかりと大きな満月が。
そう、仲秋の名月です。
正面が夕陽なのだから、後ろは月ですよね。
月は東に日は西に、ってやつです。
春の桜シーズンの時にもこちらで書きましたが、
この21世紀、平成の世の中、
何もかもが人工のデジタルで支配されている
ような世の中にあっても、
四季折々の花鳥風月を愛でる心は、
抜きがたく日本人の中にあるようです。
携帯のおかげで、
みんな気軽にそういう楽しみ方ができるようになったわけで、
良いものを見せてもらったな、と思いました。
さて、そういうわけで本日のお題は「月」です。
それっきゃないデショ!
なので、別のを本当は考えていたのですが、やっぱり本日はこちらを。
怪しくも美しい「月」、どうぞお楽しみ下さい。
2010年8月18日ついったー投稿 「月」
月 夜空に光を放つ月
その光は闇を見る者を導き魅了する
地上を這う者の一筋の希望
けれど 月よ 月
あなたを望む愚か者
いくら望んで手を伸ばし
梯子を上り 塔を打ち建てても
月はなおも遥かに遠い
月が欲しいと泣く赤子
人は皆 己の月を追う
大いなる光の余光と知らず
月よ月 惑わしの王 虚空の偽王
地上は得られぬ栄華に飢え乾く
狂気のサバトはいつ果てるのか
それでも私は月を恋う
今日も月はその秀麗な青白い顔を見せ
叶わぬ望みを人間に与え続けている
人気ブログランキング ← 月とうさぎ、月と紅ジャケ。
今週も始まりましたね、まかろんのお茶会にようこそ!
9月になってからまだ2週間も経ってないのに、夕焼けがはっきり、
8月とは違ってきていますね。
何と言うか、凄みがある深さの朱色です。
店主が今日、てこてこと夕方に外を歩いていましたらね。
前方が見通せる道がちょうど、夕陽の方角だったらしく、
見事に染まった夕焼け雲が見えたんです。
横にたなびく先細りの雲が、夕陽に照らされて鮮やかな朱色で。
上部のほんの少しの部分だけ、横に細く、
陽が当らず墨色になってるんです。
嘘ってくらい、
紅ジャケにそっくり。
で、またてこてこと歩いておりますと、
こっちに向かって歩いてくる通行人さんたちが、
こぞって携帯を出して写真を撮るんです。
まかろんの美貌に感嘆のあまり撮らずにいられないのか、
と思いきや、
(いや、そんなこと本気で思いはしませんが)
後ろを振り返るとぽっかりと大きな満月が。
そう、仲秋の名月です。
正面が夕陽なのだから、後ろは月ですよね。
月は東に日は西に、ってやつです。
春の桜シーズンの時にもこちらで書きましたが、
この21世紀、平成の世の中、
何もかもが人工のデジタルで支配されている
ような世の中にあっても、
四季折々の花鳥風月を愛でる心は、
抜きがたく日本人の中にあるようです。
携帯のおかげで、
みんな気軽にそういう楽しみ方ができるようになったわけで、
良いものを見せてもらったな、と思いました。
さて、そういうわけで本日のお題は「月」です。
それっきゃないデショ!
なので、別のを本当は考えていたのですが、やっぱり本日はこちらを。
怪しくも美しい「月」、どうぞお楽しみ下さい。
2010年8月18日ついったー投稿 「月」
月 夜空に光を放つ月
その光は闇を見る者を導き魅了する
地上を這う者の一筋の希望
けれど 月よ 月
あなたを望む愚か者
いくら望んで手を伸ばし
梯子を上り 塔を打ち建てても
月はなおも遥かに遠い
月が欲しいと泣く赤子
人は皆 己の月を追う
大いなる光の余光と知らず
月よ月 惑わしの王 虚空の偽王
地上は得られぬ栄華に飢え乾く
狂気のサバトはいつ果てるのか
それでも私は月を恋う
今日も月はその秀麗な青白い顔を見せ
叶わぬ望みを人間に与え続けている
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