まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「ピンクのコンビニ天使」(# 107)

2012-01-12 21:28:51 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
ども、お今晩は~。

さっむいですねー。
ここ2、3日で急に寒くなりましたね。
皆さま、お元気にされていますか。

寒い中、遅くまでお仕事お疲れ様です。
冷たい風吹く夜道を帰るのは辛いですよね。
まっすぐ帰れば良いんだけど、
つい本屋やコンビニに立ち寄ったりなんかして。
ついつい、ちまちまお菓子とか買っちゃったりして、ああん馬鹿馬鹿。

先日見たYahooの記事に、無駄遣いの意識調査とかいうのがあって、
ペットボトルの飲み物とかコンビニでの買い物とかを気にされている方が多いようですね。

うん、でも仕事でいろいろあって、夜道が寒いとねー。

寒いと心も寒くなりますから、
皆さまも温かいものを摂って、
それから、すこーしご自分を甘やかしてあげて下さいね。
せめて休日のときくらいは。

というわけで、本日の茶菓子です。
素敵な週末をお過ごし下さい。


2012年1月12日ブログ直接投稿 「ピンクのコンビニ天使」

仕事帰りの金曜日
新春という名の寒い夜
まっすぐ帰ればいいだけだけれど
ついつい寄っちゃう 明るいコンビニ
そこで出会った素敵なきみ

年明け新作 新商品
クリームたっぷり 苺をはさんだ
春色ピンクの可愛いマカロン
プラスチックのケースに収まり
ねぇ買ってと僕を見上げる

僕は即座にレジに直行
壊さないよう大事に部屋にお連れした
いつもはその辺放っておいて
飯あと てきとー食べるけど
お待たせしては申し訳ない
綺麗な小皿にお乗せして
しまい込んでたティーバッグ
紅茶も作って そわそわしながら
てきとーに買った ご飯を食べた

僕はそれから かのじょに夢中
暗い夜道に暖かい店
陳列棚でいつでも僕を待っている
だけどそんな可愛いきみには
休日の午後こそ良く似合う
大した茶器など持ってないけど
暖かいお茶と小綺麗なお皿
午後の光はきらきらと
そんな午後をきみと過ごしたい

だからああ そんな目で見ないで
マイ・スィート
仕事で気ぜわしい平日の夜に
ちゃっちゃと きみを扱いたくないんだ
上司の愚痴なんてガサツなものを
綺麗なきみには聞かせたくないのさ

だからああ 待って 待って
待っていて
きっと週末 買いに行くから
お茶とお皿を用意して
優雅な午後を過ごせるよう
仕事いっぱい片付けておくから

寒くて暗い帰り道
とっとと帰ってもやることないから
慰め欲しいと つい寄るコンビニ
春色笑顔で待ってる 可愛いきみ

売上げ不振で差し替えないで
もうちょっとだけ続けてて
陳列棚に並んでる
ピンクのマカロン 横目で見ながら
平日の僕はこうつぶやいている

ねぇ 待って 待って
待っていて
きっと週末 買いに行くから


人気ブログランキング ← ほんとに身近なお菓子になりましたよねー。


※変更:2016年9月21日
ご飯を食べた → てきとー買った ご飯を食べた

※変更:2017年7月6日
てきとー買った → てきとーに買った
ちゃっちゃっと → ちゃっちゃと
春色笑顔で待っててくれる → 春色笑顔で待ってる 可愛いきみ

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「願いごと」 (# 106)

2012-01-09 21:49:24 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
ども、お今晩は~。
明日の休み明けを前に未だ正月気分が抜けきれていない、まかろんです。

なので、お正月と言えば初詣、初詣といえば願い事。
今日は、こんなお茶菓子を選んでみました。


とは言え、ホントのほんとに叶えたい願い事がある方には、
腹立つ内容ですね。

まかろん、2012年にはまだいろいろ分かっていませんでした。
ごめんなさい。

ずっとずっと苦しい思いをさせられて、それでも報われなくて。
これ以上まだ頑張れというのか、我慢しろというのか、
馬鹿にするのもいい加減にしろよ、と思われるでしょうが。

それでも、今できることをやっていきましょう。

怒鳴りながらでも、神さまをののしりながらでも。
(神さまはもうそろそろ人類から、ちょっとくらいブン殴られてもいいと思う)

貴方の願い事が叶う世界になるように、まかろんも少しずつ頑張っています。

一緒に神さまをブン殴りましょう。

それが2017年のまかろんの願いです。


2012年1月9日ブログ直接投稿 「願いごと」

毎日毎日 願いごと
神様 これが起きますように
神様 あれが手に入りますように
いつ それが起きるのかな
いつ あれが手に入るだろ
早く早くと 気は焦り
そのことばっかり思い描いて
さて その日は一向に近づかない

毎日毎日 願いごと
神様 これが起きませんように
神様 あれが終わりますように
いつ それが起きちゃうのかな
いつ あれが終わるだろ
今か今かと 気は滅入り
そのことばっかり思い描いて
さて その日は一向に近づかない

だいじょうぶ 良いことあるって
信じてみようよ
良いことあるかな ないかなと
あれこれ心配 駆けずり回って
起きるときは起きるし
起こらないなら それまでのこと
そのとき来るまで待ってみようよ
良いこと いつか来るからさ

だいじょうぶ 良いことあるって
信じてみようよ
悪いことあるかな ないかなと
気を揉んだって 何が起こるか
ほんとは 誰も何も知らない
心配する間に 一こでも
今できることをやってみようよ
誰かにお茶淹れるだけでもさ

願いと関係ないと焦ってみても
案外 運命って
そんなことから始まっている
だから ひとつひとつの目の前のこと
大事に大事にやってみようよ
だいじょうぶ
良いこと きっと待っているから
願いごと 遠くに放り投げて さ


人気ブログランキング ← とりあえず、雪うさぎでも作りますか。


※変更:2016年5月22日
良いことあるかな ないかなって → ~ ないかなと
悪いことあるかな ないかなって → ~ ないかなと

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「一月の永遠」 (# 105)

2012-01-05 20:57:06 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
お今晩は~。
まかろんのお茶会、通常営業の初日です、皆さまお元気にされてましたか?


今日は1月5日、ということで、
昨日今日くらいから仕事初めという方も多かったのではないでしょうか。
今日のお仕事はいかがでしたか?
お疲れ様でした。

でも、今日明日働いたら、また三連休なんですよね!
一応、正月は終わっちゃったけど、
連休明けくらいまではお正月、ということで良いんじゃないでしょうか。ねぇ?

だってお祭り好きのまかろんとしては、12月からの怒涛のお祭りラッシュが
終わってしまって、大変寂しい限りなのでございます。

まあ、あと1週間もすれば、しょーぎょー君がバレンタイン! と騒ぎ出すと思いますが!

せっかくなので、この寂しい気分を材料に茶菓子を作ってみました。
一年の中のこんな一コマ。

ではまた来週~。



2012年1月5日ブログ直接投稿 「一月の永遠」

正月終わって寂しいねと
ふともらした僕に
全然 と言って君は笑う

その笑顔にどれだけ救われてきたか
君は気づいているだろうか
その小さな言葉がどれほどの光を
僕に与えてくれたか
君は知っているだろうか

君の小さい手が届かない所には
僕が代わりに 手を伸ばす
君が疲れて足を止める時には
僕が代わりに どこへでも行く

正月終わって寂しい僕と
全然と言って笑う君
祭りの終わった一月の街を
今日も一緒に生きてゆこう
明日も一緒に生きてゆこう
ずっと一緒に生きてゆこう

もってるものを分け合って
ずっと一緒に生きてゆく

きっとそれが

僕らの永遠



人気ブログランキング ← イベントラッシュも終わったし、ちょっとゆっくりしましょうかね。
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「お正月」 (# 104)

2012-01-02 21:41:46 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
ども、お今晩は~。
お正月を楽しんでますか~? イエーイ。

お酒を飲まなくてもナチュラル・ハイなまかろんです。

だってお正月だし!

皆さまのお正月はもっと粛々としたものなのでしょうか。
新年の抱負を掲げ、身も心も清らかに歳神さまをお迎えするのも結構ですが、
楽しくいきましょう♪

めでたいお正月はワハハとキラキラで参りましょう。
めでたさがあなたに満ちますように。


2011年1月2日ついったー投稿 <修正>「お正月」

お祭りお祭りお正月 
日のもと日本の最大の 
お祝いの時 寿ぎの時 
鶴を飛ばそよ 華咲かそ 
松の香りも爽やかに 
門松の前 はいチーズ!

お屠蘇を呑んで お節わくわく 
日がな一日もちっ腹

お祝いお祝いお正月 
日ごろの憂さも忘れましょ 
金襴緞子に金屏風 
ばかなお笑いに耳傾けりゃ 
心は緩む 財布もね
(おっとっと!)

まあまあ一献 も一ついかが 
笑う門には福来る 
寄ってらっしゃい見てらっしゃい 
笑顔で福の華ひらく 
幸福さまご一行ご来臨!

年改まりの 敷島の 
これが正しい年始め 

お祭りお祭りお正月 
お祝いお祝いお正月



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「薄紅色の朝」 (# 103)

2012-01-01 19:57:38 | お茶菓詩 (読み切りサイズ♪)
明けましておめでとうございます~。

2012年の第一日目ですね。
皆さま、いかがお過ごしですか?

毎度のことですが、過ぎてしまえば何だかいつもの日と
あまり変わらない気分がするのですが、
いえいえ、今日は元旦です。
めでたく、ぱあっとやりましょう。


今年の干支は辰です。
十二支の中で唯一、想像上の動物です。
辰のように、今年は自由に、常識のしがらみを離れて大空を駆け巡り、
あなただけの宝珠を見つけてはみませんか。

あなたの手の中に握られている宝珠。
地上では隠していなければならないことも多かったでしょう。
珠を取り上げようとする者。あなたの珠を心ない言動で傷つけようとする者。

それを恐れて珠を隠している内にいつしか、
自分に宝珠があったことすら忘れてしまったりしていませんか。

龍は古来より龍神、神としての役割をもっていました。

そう、今年はあなたが神になるのです。
あなたの中の神を解き放ちましょう。
龍となって大空に飛翔しましょう。
あの朝日に向かって・・・。


そんな龍人たちの舞う年明けの朝日を、どうぞお楽しみ下さい。


2012年1月1日ブログ直接投稿 「薄紅色の朝」

薄紅色の朝がやってくる
静かな朝がやってくる
強さが欲しい
誰もいなくても 前に進む力を
強さが欲しい
誰も信じられなくても 揺るがぬ心を

朝は 誰に見られるでもなく
静かな光を
まだ眠りに沈む街に
あまねく投げかける
闇に沈む街を 静かに
光の下へと導く
声高に叫ぶでもなく
ただ薄紅色の両手を広げて

薄紅色の朝がやってくる
静かな強さが街を満たす
強さが欲しい
誰もいなくても 前に進む力を
強さが欲しい
誰も信じられなくても 信じる心を

薄紅色の朝の光が
わたしの身体に差し込んで
わたしの心は目覚め始める
細胞一つ一つを導く光の中で
街はまだ眠りの中
朝は 声高に叫ぶでもなく
ただ薄紅色の両手を広げて
街を静かに見下ろしている



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