ども、お今晩は~。金曜ですねっ。
皆さまいかがお過ごしですか。
まかろんは物語が大好きです。
好きな小説、凄い小説も世の中いっぱいあるけど、
自分で紡ぐのは小説、じゃなくて物語を紡ぎたいです。
どう違うのかは分からないけど。
わくわくできて、ほっとできる、そういう世界をお届けしたいです。
そんな楽しさを皆さまに。
さあ、今日はタビィはどうなるでしょう?
2013年10月1日~ブログ直接投稿 「黒猫タビィの物語」 その37
人間の自分に 猫の魔法が使えるか
自信は 全くなかったが
かすかな昔の感覚 呼び起こし
聴こえた声に 波長を合わせ聞いてみる
あんたはいったい 誰なんだ
<つづき>
子猫はおびえて 縮こまった
仕方がないので さらにそぉっと
意識の声で 聞いてみる
ごめんなさいって どういうことだ
それは 俺に対してなのかい
子猫は 観念したように
起き上がって トビアスを見た
ああやっぱり 私の子
逢いたかった… 逢いたくなかった
立派になって と声は言った
俺があんたの子? と意識は聞いた
なんかの 間違いじゃないのかい
いいえその気配は覚えてる と声は言った
私が生んだ 白い手の子
私が見捨てた 白い手の子
子猫は また小さく震えた
長老たちにすぐ 取り上げられて
でも私も 大して抵抗しなかった
できそこないだと 思ったから
仕えてた魔女に 知られる方が怖かった
子猫は 大きく身を震わせた
私はほんとに ばかだった!
魔女は そんなこと関係なく
私をつかまえ 薬にいれた
子猫は 心配そうにしている女の子を見た
あれは 東の魔女だろう!
子猫は ギャーッと声を上げた
私を連れ帰って 世話をして
何をいったい たくらんでいる!
お前も あいつの仲間なのか
おじいちゃん タビィをおどかさないで!
女の子は 声を上げた
そんなに騒いだら 死んじゃうわ!
トビアスは 子猫に聞いてみた
その手は あの娘がやったのか
<つづく>

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自分で紡ぐのは小説、じゃなくて物語を紡ぎたいです。
どう違うのかは分からないけど。
わくわくできて、ほっとできる、そういう世界をお届けしたいです。
そんな楽しさを皆さまに。
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かすかな昔の感覚 呼び起こし
聴こえた声に 波長を合わせ聞いてみる
あんたはいったい 誰なんだ
<つづき>
子猫はおびえて 縮こまった
仕方がないので さらにそぉっと
意識の声で 聞いてみる
ごめんなさいって どういうことだ
それは 俺に対してなのかい
子猫は 観念したように
起き上がって トビアスを見た
ああやっぱり 私の子
逢いたかった… 逢いたくなかった
立派になって と声は言った
俺があんたの子? と意識は聞いた
なんかの 間違いじゃないのかい
いいえその気配は覚えてる と声は言った
私が生んだ 白い手の子
私が見捨てた 白い手の子
子猫は また小さく震えた
長老たちにすぐ 取り上げられて
でも私も 大して抵抗しなかった
できそこないだと 思ったから
仕えてた魔女に 知られる方が怖かった
子猫は 大きく身を震わせた
私はほんとに ばかだった!
魔女は そんなこと関係なく
私をつかまえ 薬にいれた
子猫は 心配そうにしている女の子を見た
あれは 東の魔女だろう!
子猫は ギャーッと声を上げた
私を連れ帰って 世話をして
何をいったい たくらんでいる!
お前も あいつの仲間なのか
おじいちゃん タビィをおどかさないで!
女の子は 声を上げた
そんなに騒いだら 死んじゃうわ!
トビアスは 子猫に聞いてみた
その手は あの娘がやったのか
<つづく>
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