思い出してくれ、古代の楽園、永遠のユートピア、ティルムン
人はみな争いなく、平和に暮らしてた、
王様は民を第一に国を治めていた
時折り起こる地震のこと、攻め入る隙を窺がうアーリア
それが悩みの種だったけど、それが地上の楽園、ティルムン
真夏の夜にそんな幻を見る
さわやかな風がそよいで、海沿いの木々が揺れる
恋人たちの夕暮れ、ティルムンの風が吹きわたる
幸せだった永遠の国、それがティルムン
自由を求めて、探し求めて、今旅立つ夢のティルムンヘ
七つの丘に囲まれたローマが滅びて、
ティルムンの風が吹きおこる
真夏の夜にそんな幻を見る