久々に日中の雨。
偶然に私はお休みだったので、
用事を済ませに街に出ました。
最近は、
普段よほどの用事がないかぎり、
街に出ることはないんですね。
元来、出不精の私は、
外に出るのをためらうところがあるわけです。
その原因は過去世にあるわけで、
前世の私は室内で仕事をするとか、
生活することが多かったようで、
それが現在世の私の性格に影響を及ぼしていると思います。
例えば、
方向音痴の私は、
何度か回ると、もう方向が分からなくなるんです。
これは本当にひどくて、
他の人の方向性に鋭い人を見ると驚くのです。
我ながら、その劣等生に感心します。
そこで、
その他人との違いがどこから来るのか、
それを考えてみたわけです。
すると、
その能力の劣等性は、前世からだと推理したわけですね。
その原因について、
他に考えようがないじゃないですか、
そういうことで、
普段はあまり出ない私が、
午前中のうちに早々と出かけました。
いつもと変わらない街の光景。
ですが、
こんなところにこんな店があったんだと、
驚くこともありましたねぇ。
やはり、
人間は他者と関わるという社会生活を失ってはいけませんね。
人は元来孤独なんだと考えて、
引きこもったりするのは、精神上健全ではない。
最後まで、
社会的動物なんだと、社会とのかかわりの中で生きるのが、
人間としての本来の生き方なんだと、
そうわかりますね。
そういうことで、
ある雨の情景をとして、
文章をつづってみました。
