(続き)
家内が脳梗塞で倒れたんです。
時はまさに1987年の年の暮れ12月30日。それも夜9時頃でしたか。
ウーン、ウーンと唸り、死にたくない!死にたくないと言って、
泣きながら、這うようにして病院に電話をしようとするのです。
私は分かったからと言って、
それまで不妊治療を行っていた総合病院に連絡を取って、
至急に家内を車に乗せて指定の病院に行きました。
彼女は不妊に悩んでいて、大学の付属病院で妊娠の誘発剤を服用していました。
腹水がお腹に溜まって苦しいと言っていたのですが、
よほど身体に無理を強いていたのでしょう。
ついに血栓を生じて、左半身に異常を来してしまいました。
入院して三日間意識を失っていたようです。
そのとき私は、家内のご両親に何と弁解すればよいのか、
顔向けできないことに心苦しい想いでいっぱいでした。
同時に、どうか家内が助かって欲しい。
いや、助けて下さい、どうか家内を助けて下さい。助かるものならば何でもやります。
どうか救って下さい、仏よ救いたまえ。
"身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!"
そして、,その後の懸命のリハビリのせいもあって、
家内は4カ月ぶりの帰宅を果たしたのです。
口と左半身の不自由になりながらも、もう二度と家には帰れないかと思ったと、
彼女はそれまでの闘病生活を感慨深く振り返っていました。
改めて私は、どうしてこんなことになってしまったのだろうか?
そう思って、家内の運気を調べてみると、
ああ彼女には横変死の星がついていて、その上、産厄の星が重なっていました。
はあ~、なるほど。こういうことだったのか。
まさに運命通りの人生を彼女は辿るところだったんだ。
では、
どうしてそうならずに済んだのか?
それは言うまでもなく、
我が偉大なる師と本尊「順提如来」様の救済力そのもののおかげです。
至急のお手配と、彼女に関わるところの霊障のホトケを解脱する。
それらの申し込みによる因縁解脱力ですね。
因縁通りになるどころを避けてくださったんだから、因縁解脱ですね!
この悪夢のような出来事は、この人生の大きな危機であり、
我が人生の一つの山場だったように思います。
そこから、
私の人生感が大きく変わってったのです。
(続く)
家内が脳梗塞で倒れたんです。
時はまさに1987年の年の暮れ12月30日。それも夜9時頃でしたか。
ウーン、ウーンと唸り、死にたくない!死にたくないと言って、
泣きながら、這うようにして病院に電話をしようとするのです。
私は分かったからと言って、
それまで不妊治療を行っていた総合病院に連絡を取って、
至急に家内を車に乗せて指定の病院に行きました。
彼女は不妊に悩んでいて、大学の付属病院で妊娠の誘発剤を服用していました。
腹水がお腹に溜まって苦しいと言っていたのですが、
よほど身体に無理を強いていたのでしょう。
ついに血栓を生じて、左半身に異常を来してしまいました。
入院して三日間意識を失っていたようです。
そのとき私は、家内のご両親に何と弁解すればよいのか、
顔向けできないことに心苦しい想いでいっぱいでした。
同時に、どうか家内が助かって欲しい。
いや、助けて下さい、どうか家内を助けて下さい。助かるものならば何でもやります。
どうか救って下さい、仏よ救いたまえ。
"身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ!"
そして、,その後の懸命のリハビリのせいもあって、
家内は4カ月ぶりの帰宅を果たしたのです。
口と左半身の不自由になりながらも、もう二度と家には帰れないかと思ったと、
彼女はそれまでの闘病生活を感慨深く振り返っていました。
改めて私は、どうしてこんなことになってしまったのだろうか?
そう思って、家内の運気を調べてみると、
ああ彼女には横変死の星がついていて、その上、産厄の星が重なっていました。
はあ~、なるほど。こういうことだったのか。
まさに運命通りの人生を彼女は辿るところだったんだ。
では、
どうしてそうならずに済んだのか?
それは言うまでもなく、
我が偉大なる師と本尊「順提如来」様の救済力そのもののおかげです。
至急のお手配と、彼女に関わるところの霊障のホトケを解脱する。
それらの申し込みによる因縁解脱力ですね。
因縁通りになるどころを避けてくださったんだから、因縁解脱ですね!
この悪夢のような出来事は、この人生の大きな危機であり、
我が人生の一つの山場だったように思います。
そこから、
私の人生感が大きく変わってったのです。
(続く)