イタリアにおける、新型肺炎ウイルス感染死者数が
3,000人に達したという。
明らかに異常な数字だと感じる。
他には、スペインの500人越えが目に付く。
なぜなのか、考えてみた。
イタリアは長い間にわたって、
ヨーロッパの繁栄を支えてきた中心地である。
また、その繁栄の初期には、
軍隊を使って、ユダヤ教徒たちを抑圧し虐げてきた。
それらの犠牲者は決して少なくないと思われる。
そのカルマの清算の一端が、
今回の形に出てきているように思える。
他には、中国が挙げられるが、
中国共産党による粛清者数は、
何千万にも上ると言われている。
ロシアも然り。
スターリンによる自国民の粛清は、
さらに中国を上回るようだ。
だから、これらの怨念の堆積は、
時が経ったからといって、忘れられるものではない。
それがアクエリアスという、
カルマの清算と浄化の時代を迎えて、
今、浮上してきたと思える。
過去の悪業を清算しないでは、
次の時代を迎えるのは難しいのだろう。
私達の解脱の行だって、
最後に、思いっきり痛い目に遭わせて、
過去の行いを忘れてやるという、
そういう清算現象があるのは、
そういうことなのだと思う。
これで済んだら、可笑しいぐらいの過去の破廉恥行為。
それらが人々の知られないままに、
歴史の中に隠されてきたのだから。
私たちも覚悟しなければいけない。
借りたお金を返さないで、
借金取りに追いかけられないようにと願うのは、
実に畜生の考え方であり、
とてもそんなお願いは、仏さまと言えども、
叶えてはくれないから。