生物学的製剤製造業を営むKMバイオロジクスが進めるのは「不活化ワクチン」だ。
不活化ワクチンは感染性や増殖性を消失させたウイルスそのものを体内に注入して、免疫反応を誘導します。最も古いタイプのワクチンの1つで、製造工程はそれほど難しくない。これまで多くのワクチンが作られた技術なのでコロナで未知の副反応が現れることは考えにくく、最も安全性が高いワクチンといえる。
KMバイオ永里社長 開発中のコロナワクチンは<strong>最終段階の治験</strong>では、すでに実用化されているワクチンと比較する形で数千人規模で実施する方針で、10月に開始する方針だと。
明治グループの製薬会社KMバイオロジクスは、新型コロナウイルスのワクチンについて、従来からある技術で、インフルエンザのワクチンにも用いられている「<strong>不活化ワクチン</strong>」で、2回接種するタイプの開発を進めていると。
明治グループの製薬会社KMバイオロジクスは、新型コロナウイルスのワクチンについて、従来からある技術で、インフルエンザのワクチンにも用いられている「<strong>不活化ワクチン</strong>」で、2回接種するタイプの開発を進めていると。
そして、今年3月から国内で行った初期の臨床試験の結果を9月22日、公表しました。結果は安全性と十分な量の中和抗体が確認でき、一定の有効性が期待できると明らかにしました。
また、感染が広がっている変異株(デルタ株)についても、第1/2相臨床試験で採取した臨床検体を用いて薬効評価を行う計画という。
KMバイオの菊池研究所生産設備が<strong>来春</strong>に稼働可能になることに触れ「これに合わせて早く承認を取って国民に供給できるようにしたい」と述べた。 また、永里社長は3回目のワクチン接種となるブースター接種についても治験を行う意欲を示しましたと。
今日からノーベル賞の発表が始まる。