ソーラーフロンティアが太陽電池生産から撤退、事業構造転換へ
出光興産は2021年10月12日、100%子会社であるソーラーフロンティアがCIS薄膜太陽電池生産から徹底すると発表した。撤退後、太陽光発電所のEPCやO&M事業に注力する方針。また、結晶シリコン太陽電池をOEM調達し、自家消費システムの提案の他、太陽光発電と電気自動車(EV)や蓄電池を組み合わせたシステム開発などにも注力すると。
出光興産は2021年10月12日、100%子会社であるソーラーフロンティアがCIS薄膜太陽電池生産から徹底すると発表した。撤退後、太陽光発電所のEPCやO&M事業に注力する方針。また、結晶シリコン太陽電池をOEM調達し、自家消費システムの提案の他、太陽光発電と電気自動車(EV)や蓄電池を組み合わせたシステム開発などにも注力すると。
※ CIS薄膜太陽電池は、発電層に銅(Cu)、インジウム(In)、セレン(Se)という3つの元素を主に用いる太陽電池で、シリコンと比較して光を吸収する能力が高いため、発電層の厚さを約100分の1程度にできる特徴がある。
※ パナソニックも太陽電池生産から撤退、国内外でのパネル販売は継続