6月14日以来、日中の湿度が30%を切るのは実に3ヶ月ぶりだった。そんな一日をフィールドに出た。
入梅以降は一時間も自転車を漕いていると体が汗ばんでくるのが普通だった。この日は、弱い北風が吹いていて、汗ばむことも無く実に快適だった。雲ひとつ無い快晴だったので風の無いところでの直射日光は真夏のようだったが、木陰に入ると盛春のような心地の良さだった。
公園内で涼風を受けながら野弁当を楽しみ、いつもの釣り場に向かった。しかし、釣り場は釣りが出来ないほどに水生植物が繁茂していた。長かった今年の暑い日々は水生植物の隆盛にも寄与したのかもしれない。
別の場所に行った。ここも同じように水生植物が繁茂していた。繁茂している割には自然の形態が保たれていて、水は澄み切っていた。小魚が泳いでいるのが確認できたし、誰かが放流したであろう金魚も泳いでいた。
澄み切った川では、魚から人の姿が見えるので釣れないというのが常識だが、繁茂した水草が隠れ家となるので釣れる筈と思い、ためし釣りをした。
最初はなかなか釣れなかったが、小魚が釣れだすと金魚まで釣れた。
水が澄み切っていたので泳いでいる魚が良く見え、釣り針についた練り餌(粉を練ったようなもの)も見えた。餌を食べ針にかかる瞬間も見ることができた。
あまり簡単に釣れると釣っていても詰まらないが、そこはうまく出来たもので、魚も餌の食べ方がうまいので中々釣れないのである。多くの魚は口先だけでちょっと餌を吸い込む程度なのが良く見える。つまり針まで飲み込まないのである。釣れるのはあわてて餌を一呑みしようとする魚であった。
写真説明。一枚目の写真赤いのが金魚で、黒いものが通称「クチボソ」と呼ばれるやや大型のモツゴである。釣り始めには2匹程度しか居なかった金魚も20匹近く集まってきた。そうなると彼らも生存競争が激しくなり、餌についている針に対しも油断するようになって来た。金魚数匹とあわせ十数匹が釣れたところで納竿した。
どんどん集まってきた金魚たち。写真だけ見ると大きな水槽のようです。
豊作のマテバシイの実。食用になるようです。
名前は不明だが真っ赤な実が沢山付いていた。上部は小鳥が食べたような後があったが、定かではない。調査中。
上記の赤い実のなる植物は、バラ科ストランベーシア属の「ストランベーシア・ダビディアナ(Stranvaesia davidiana Decne)」。中国西部原産の常緑小高木。昭和初期に渡来。庭園樹、盆栽用に栽培される。秋になると葉と実が共に深紅色に色づき、花は白色で散房花序。(以上北隆社「原色園芸大図鑑より」)
yahoo検索で1件、google検索でも3件しかヒットせず写真もないので、この記事は意外と記録的なものになったかもしれない。(以上9月12日06:00)
入梅以降は一時間も自転車を漕いていると体が汗ばんでくるのが普通だった。この日は、弱い北風が吹いていて、汗ばむことも無く実に快適だった。雲ひとつ無い快晴だったので風の無いところでの直射日光は真夏のようだったが、木陰に入ると盛春のような心地の良さだった。
公園内で涼風を受けながら野弁当を楽しみ、いつもの釣り場に向かった。しかし、釣り場は釣りが出来ないほどに水生植物が繁茂していた。長かった今年の暑い日々は水生植物の隆盛にも寄与したのかもしれない。
別の場所に行った。ここも同じように水生植物が繁茂していた。繁茂している割には自然の形態が保たれていて、水は澄み切っていた。小魚が泳いでいるのが確認できたし、誰かが放流したであろう金魚も泳いでいた。
澄み切った川では、魚から人の姿が見えるので釣れないというのが常識だが、繁茂した水草が隠れ家となるので釣れる筈と思い、ためし釣りをした。
最初はなかなか釣れなかったが、小魚が釣れだすと金魚まで釣れた。
水が澄み切っていたので泳いでいる魚が良く見え、釣り針についた練り餌(粉を練ったようなもの)も見えた。餌を食べ針にかかる瞬間も見ることができた。
あまり簡単に釣れると釣っていても詰まらないが、そこはうまく出来たもので、魚も餌の食べ方がうまいので中々釣れないのである。多くの魚は口先だけでちょっと餌を吸い込む程度なのが良く見える。つまり針まで飲み込まないのである。釣れるのはあわてて餌を一呑みしようとする魚であった。
写真説明。一枚目の写真赤いのが金魚で、黒いものが通称「クチボソ」と呼ばれるやや大型のモツゴである。釣り始めには2匹程度しか居なかった金魚も20匹近く集まってきた。そうなると彼らも生存競争が激しくなり、餌についている針に対しも油断するようになって来た。金魚数匹とあわせ十数匹が釣れたところで納竿した。
どんどん集まってきた金魚たち。写真だけ見ると大きな水槽のようです。
豊作のマテバシイの実。食用になるようです。
名前は不明だが真っ赤な実が沢山付いていた。上部は小鳥が食べたような後があったが、定かではない。調査中。
上記の赤い実のなる植物は、バラ科ストランベーシア属の「ストランベーシア・ダビディアナ(Stranvaesia davidiana Decne)」。中国西部原産の常緑小高木。昭和初期に渡来。庭園樹、盆栽用に栽培される。秋になると葉と実が共に深紅色に色づき、花は白色で散房花序。(以上北隆社「原色園芸大図鑑より」)
yahoo検索で1件、google検索でも3件しかヒットせず写真もないので、この記事は意外と記録的なものになったかもしれない。(以上9月12日06:00)