MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

あきざくら(秋桜=コスモスの和名)

2008年09月16日 | あらかると
秋桜と言えば、やはり山口百恵が思い出される。
作詞作曲は、さだまさしで本人も歌うが、山口百恵が歌ったことによってより情感溢れるものになった。

この詩の流れをそのままに分けてみた。基本的には自由詩のようであるが、555と言う律詩的な言葉の流れが面白い。この555の多用は曲の成立過程を暗示しているようにも思われる。

薄紅の秋桜が秋の日の(555)
何気ない陽溜まりに揺れている(555)

この頃涙もろくなった母が(466)
庭先で一つ咳をする(535)

縁側でアルバムを開いては(555)
私の幼い日の思い出を(465)
何度も同じ話繰り返す(465)
独り言みたいに小さな声で(547)

こんな小春日和の穏やかな日は(377)
貴方の優しさが浸みてくる(455)

明日嫁ぐ私に苦労はしても(647)
笑い話に時が変えるよ心配いらないと笑った(7785)

あれこれと思い出をたどったら(555)
いつの日も一人ではなかったと(555)
今更乍ら我ままな私に唇噛んでいます(75446)

明日への荷造りに手を借りて(555)
しばらくは楽しげにいたけれど(555)
突然涙こぼし元気でと(465)
何度も何度も繰り返す母(447)

ありがとうの言葉をかみしめながら(647)
生きてみます私なりに(66)

こんな小春日和の穏やかな日は(377)
もう少しあなたの子供でいさせて下さい (5448) 

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