MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

茄子のしぎやき

2008年09月13日 | たべもの・料理
茄子のしぎ焼を2年振り位に作った。東高円寺に住んでいたころの学生時代に、夕食として近所の蕎麦屋でよく食べたものである。近くには中華蕎麦屋もあり、そこでは「ラーメンライス」とか「餃子ライス」とかを食べていた。いまでこそこのような取り合わせの定食を食べることはなくなったが、茄子の鴫焼きは今でも作って食べることがある。

最初注文したとき「シギヤキって何ですか」と聞いた記憶がある。「茄子を薄く切って焼いて甘い味噌ダレをつけた物」・・・・一度食べて暫くは病み付きになっていた。
油を吸収して焼かれた茄子の美味しさと、蒟蒻おでんに付ける様な甘味噌ダレが美味しかった。その味は田舎で母が作る「茄子の油味噌炒め」の味に似て居て病み付きになったのである。甘辛いおかずがご飯によく合って食も進んだのである。

一個の茄子をタテに4等分程度に切り、フライパンに一枚一枚並べて焼き(茄子は油を多く吸収するので多目の油が必要)、火が通ったら皿に盛り甘味噌ダレを掛けて完成です。

甘味噌ダレは、八丁味噌などの赤味噌を味醂または水でで溶かし、砂糖を加えてとろみが出るまで煮詰めたもの。
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