MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

枯葉(写真俳句)

2008年11月25日 | 写真俳句
蜘蛛の巣に枯葉がかかっている。落ち葉と成ってもまだ彩りを残した楓は、間と間を計ったかのように配置され、灯火のような明るさで蜘蛛の糸に絡まっている。

蜘蛛の巣の主は女郎蜘蛛の雌である。毎年9月ごろには巣の周りに小さな数匹の雄の女郎蜘蛛がやってきて恋の季節を迎える。オスは雌に気づかれないように寄って行って交尾をするのだが失敗すれば雌の餌食となる。

下の写真が交尾直前の姿。小さいのが雄(2005.9.18撮影)
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