MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

刹那を捉える(松戸・21世紀の森公園にて)

2009年12月03日 | 写真
21世紀の森公園には大きな池があって、野鳥の楽園にもなっている。一昨年には一羽の白鳥が飛来し、昨年は2羽の白鳥が飛来していた。

今の時期は午後3時半ごろになると陽が傾き、湖面は逆光の中で輝きを増してくるので面白い写真を撮ることができる。
上の写真は水鳥(オオバン)が水中にもぐった瞬間、水面から火が上がったような光景を呈した。

下の写真は湖面が弓状に輝いているが、これは2羽の鴨が追いかけっこをしていた後の光跡である。恐らく縄張り争いのようなものだったのだろう。


カモ類のほとんどは迫り来る闇夜を前にのんびりとしていることが多い。2羽の鴨唐出ている波紋までもなんとなく穏やかに感じられる。


上の三枚の写真は、その日、その時間の刹那に現れた光景で、どんなに撮ろうとしても二度と撮ることのできない写真である。このような現場にいると面白く時の経つのを忘れるほどだった。

下の写真が池の近くの築山の紅葉の光景で、写真の左にある黄色に輝く枯真菰の奥にある観察路にて上の3枚を撮った。
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