MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

行く秋(写真俳句)

2009年12月14日 | 写真俳句
紅葉が美しいとあちこち歩いていたが、雨や寒さが続きさらに風邪を引いたために出不精に・・・・暫くぶりにフィールドに出てみると錦秋の秋は終わっていた。

晩秋とも初冬とも取れる曖昧なこの時期、場所によっては菜の花が咲いていたり、タンポポの花なども見られる。しかし菜の花を見ても春先ほどの感動は無い。

普段は里山にいるはずのヒヨドリが、我が家のベランダの小松菜を啄ばみにやってくるのは決まって冬なのである。私の食い分は減るが人は買って済ますことができるのだ。

人も様々な動植物も「冬ざれ」の厳冬期には生命さえ奪い取られかねないほどだが、このような厳冬期があればこその春の喜びなのである。
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